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新聞業界自体が古い体質であるが、産経は割と新しい制度を取り入れている会社です。たとえば、目標面接など他紙では導入されていない目標設定を半期ごとに設定して、評価や賞与に反映させることで、賞与の原資を効率的に分配するようにしました。個々人で設定するものと、所属する部署が設定する目標があるので、一匹狼になりがちな記者の活動が、チームワークでの活動にもなって、会社全体の利益につながるようになりました。 よくも悪くも人数が少ないことおかげで自由闊達な環境。よい点は好きな方向で取材や記事を書くことができること。悪い点は先輩からの適切な指導もなく基本的に放って置かれるため入ったばかりでは何をしていいかわからないことが大きいです。一応、社論は保守主義ではあるが、現場レベルでは政治部などを除き言論は自由で、よほど社の主張に反することでない限り好きにものは書けます。組織体制は完全に上司や先輩に依存しています。よい上司に恵まれれば天国だが、悪い上司になれば地獄。ただ、どうしても耐えられない場合、本社に連絡などをすることで配置転換などをしてもらうことは可能です。また、これは新聞社全体にいえることだが、新人には先輩の意見に逆らうことはできないです。理不尽な命令にも従い、時には業務に関係のない先輩の手伝いをさせられることもあります。入社3年以上経ち後輩ができると多少楽はできるが、新人時代は面とりなど誰もが嫌がる取材を真っ先にやらされます。