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回答4件
脳科学の研究と人口知能の開発に携わっている者です。 人工知能が「完全に」事務系の仕事を取って代われるかというと…それは難しいと考えます。 勿論、一般事務を含む様々な仕事の中で、AIが代わりに担う作業は今後どんどん増えていくと考えられます(定型的な仕事は自動化したい、人口知能を活用して業務効率化したいという企業からの要望が年々増えてきている為)。 しかし、AIは人の要望を「人間のように」理解する事はできません。 人の表情や話し方、言い回しから瞬時に相手のニーズを繊細に読み取れるのは人間しかいないのです(そもそも心のプロセスは現代の科学的にも解明しきれていないので、人の心を読むのはAIには到底難しいです)。 ですので、将来的にはAIと共存する形でお仕事をされる可能性が高いと思いますよ。人のニーズを汲み取って、実際の作業はAIに指示を出す事になると思います。ちょうど、現在あなたがPCを使われているのと同じような感じで。 将来的に仕事を確保したいと考えるなら、きっと鍵は「コミュニケーション能力」になると考えます。ご参考までに。
単純作業のような仕事は無くなると思います。 ただし費用対効果としてAIより人の方が安いです。 タクシーやトラックは24時間休まずに動かしたいのでAIは進むと思います。 雑務はいずれなくなりますがあなたが定年までは人がやってますよ。 雑務をするAIを開発する前に、危険な仕事とかして欲しいですからね。
私はシステムの仕事を10年やっています。 ご質問の回答としては、仕事の内容によります。例えば、Excel等の数値の照合作業などのように何かのデータのチェックをする、仕訳伝票を登録する等の仕事は想像以上に早く、人がしなくてもよくなると思います(私見では少なくとも10年以内には・・・)。AIの他に、最近の流行としては「RPA(Robotics Process Automation)」という言葉が出てきておりますが、これは、上記のような形式的な作業を自動化する技術(サービス)の総称です。 但し、形式的な仕事以外は、コンピュータは苦手なので、すぐには自動化されないです。また、質問者さんのお勤めの会社の資金力によっては、自動化する仕組みを導入するためのコストを払うより、人手の人件費の方が安く上がるので、人手で対応する選択を取る可能性もあります。
小さな会社を経営しております。プログラマーです。 質問者様が「雑務」とおっしゃる作業内容は、30年前は全く違うことで、電話番をしたり、職場の人にお茶をいれたり、はがきに住所を書いたり、銀行に入金確認に行ったり・・ということだったわけですけど、たぶん今はそんなことしないですよね。たぶん今後30年でも、雑務の内容は変わってゆくでしょうけど、そんなになくなったりしないかと思います。 一方で個々人にとって仕事がなくなることは、別にAIとか技術革新でなくても、30年とか40年とかのスパンでは、会社が倒産したり地震が起きたり戦争が起きたりといったことは、普通にあることですので、どうにもならないです。