
Web-CABテストは難しい? 効果的な対策方法や問題例を紹介
Web-CABテストは数あるWebテストの中でも特に難しいと言われています。その理由は制限時間が短いのにも関わらず、特殊な問題が多いからです。そのため、入念な準備が必要になります。ここではWeb-CABの勉強方法や例題など解説していくのでぜひ参考にしてください。
Web-CABテストは難しい?
一般的にWeb-CABテストは難しいといわれています。
ある程度対策をしていたとしても、余裕を持って解けない様にされているため難しいと感じるのです。
実際に沢山の就活生が苦戦しています。
Web-CAB,GAB バカ難しい
簡単な問題は簡単なんだけど
難しい(面倒)な問題はとことんダルい...アートボードや白いサイコロ作るなり
自分なりの戦略考えないとダメだなこりゃ。
— ユウちゃん (@VarietyStudy) May 13, 2020WebCAB難しすぎて就活やめたい
— のぎ (@SuMiYoU_) November 15, 2022
Web-CABを「難しい」、「自分には向いていない」と感じ落ち込んでいる人は、難しすぎることを前提として対策を行う必要があります。
jobQにcabに関しての関連記事がありましたのでご紹介します。
関連記事
▶︎cabテストとは?対策方法を徹底解説
そもそもWeb-CABテストとは
- ・Web-CABテストの特徴の7つ
- ・Web-CABとCABの違いはほぼない
Web-CABテストのCABとは「Computer Aptitude Battery」の略称です。
IT企業で多く出題される傾向にあるので、志望している就活生は対策が必要になります。
また、Web-CABテストの特徴として、自宅で受けられる、制限時間が短い、などがあります。
ただ、合格の基準については正確な合格ラインが発表されていないため憶測になりますが、5〜6割の正答率で選考を通過できる様です。
つまり、他のテストよりも合格ラインが低いので、最後まで諦めずに問題を解き切りましょう。
Web-CABテストの特徴
Web-CABテストの特徴は、以下の7つです。
<Web-CABテストの特徴>
・IT企業で多く出題される
・自宅で受けられる
・制限時間が短い
・テストの項目ごとに分割受験が可能
・未回答では次に進むことが出来ない
・一度答えた問題は戻ることが出来ない
・制限時間が厳しい
CABに関しての質問・回答の投稿がJobQにありましたのでご紹介します。
ITエンジニアの適性検査、CABの検査の採点方法を教えてください
ITエンジニアの適性検査、CABについて質問です。
面接とセットで適性検査をするとこがあると思いますが、この検査の採点方法はどのようなものですか?
四則、法則性、命令表など内容がわかれていますが、それぞれ合格ラインを決めているのか、総合点で合格ラインを決めているのか教えていただきたいです。
どうしても苦手な分野が1つだけあり、得点をあまり見込めないため、他の分野で点を稼ぎたいのですが…、
もし各分野で合格ラインを決めている場合、いくら他のとこで頑張っても意味がないですよね?
もし、総合点で決められるのであれば、先に得意を伸ばす形にしたいのですが、どうなのでしょうか?…続きを読む
CABの受験結果そのものに合格不合格があるわけではありません。
結果を見て判断するのは企業側です。
よって、総合点を見るのか、各ジャンルの点数を加味するのかは、企業次第です。
そしてそれをどう評価するかはいずれの企業も公開していないと思います。
なので、悩んでも仕方ないので、不安があれば対策本がありますのでそれをやるしかないです。
一般的には5~6割くらい正解できれば十分とは言われていますね。
先述しましたが、企業側が採点方法を公開していないので、5〜6割くらい正解できるように頑張ってください。
Web-CABとCABの違いはほぼない
Web-CABはインターネット上で受けることができますが、CABはテストセンターなどに足を運び受けなければいけません。
また、出題内容は変わらないですが、時間に多少の違いがあります。
Web-CABテストの出題内容と制限時間
- ・Web-CABテストの特徴は、制限時間が短く・問題数が多い事
- ・Web-CABテストの出題分野は「法則性」・「命令表」・「暗号」・「パーソナリティ」
Web-CABテストの出題内容と制限時間は以下の図を参考にしてください。
分野 |
分野詳細 |
問題数 |
時間 |
---|---|---|---|
法則性 |
5つの図形がどのような法則性で並んでいるかを問う問題 |
30問 |
12分 |
命令表 |
命令によって、図形群が最終的にどのように変化するかを問う問題 |
36問 |
15分 |
暗号 |
図形の変化から暗号を解読する問題形式Web-CAB最難関の分野 |
30問 |
16分 |
パーソナリティ |
性格検査 |
68問 |
20分 |
制限時間が短いのに問題数が多い事がWeb-CABテストの特徴です。
あらかじめ過去問や問題集をやっておけば焦らずに問題を解くことができるでしょう。
Web-CABテストの問題例と解答
- ・暗算
- ・法則性
- ・命令表
- ・暗号
ここでは実際にWeb-CABテストの問題を解いてみましょう。
解説をつけてしっかり理解できるように紹介していくのでぜひ試してみてください。
Web-CABテストの問題例|暗算
102588+399854を計算せよ。
1.445992
2.475002
3.502442
4.502444
5.551882
回答:3番
解説
この様な問題を素直に計算していたら時間が足りなくなります。
まずは大雑把にどのくらいの値なのかを求めましょう。
この問題の場合は、上2桁くらいのみを見て、残りを四捨五入すればあれば暗算で解くことができます。
↓
102588->100000
399854->400000
100000+400000=500000
選択肢に近い候補は3.4のどちらかになります。
そこで1の桁のみを考えると、102588+399854は1の桁が2となるため、3番が正解となります。
Web-CABテストの問題例|法則性
5つの図形がある法則性に従って並んでいる。空欄となっている図形にふさわしいものは選択肢A~Eのうちのどれか。
回答:B
解説
空欄は左寄りにあるため、右から順番に見て法則性を探します。
法則性は1つあり、三角形が右端から左端へ1つずつ移動するので、答えはBになります
引用・参考▶︎SPI無料学習サイト
Web-CABテストの問題例|命令表
命令表に記載された命令を上から順番に実施する。この結果として得られる図形群は選択肢A~Dのうちのどれか。
回答: D
解説
まず、上から2番目の「前の命令を取り消す」を行い、最初の2つの命令に斜線を引きます。(1番目の命令を無視できるので、時間が節約できる)
次に、上から4番目の「前の図形を消す」を行い、3番目の図形に斜線を引きます。
(3番目の「上下を逆にする」を無視できるので、時間が節約できる)
選択肢の図形群を上から順番に見ていきましょう。
メモと照らし合わせてミス防止していくことで正解がわかります。
引用・参考▶︎SPI無料学習サイト
Web-CABテストの問題例|暗号
正方形の中の図形が円形の暗号にしたがって、下図のように変化している。
(1)空欄となっている図形にふさわしいものは選択肢A~Eのうちのどれか。
回答:D
解説
この問題は、「≒ → Щ → ⊥ → Σ」の順に暗号の意味を解くと分かりやすいです。
初めに、下記①~②の順番で≒とЩが分かります。
次に、下記③~④の順番で⊥とΣが分かります。
暗号の意味を整理すると・・・
≒は「反時計回りに90°回転する」
Щは「中と外の図形を入れ替える」
⊥は「白黒反転する」
Σは「小さくする」
・・・になります。
この問題のように、CAB 暗号は3問1セットの組問題で出題されるが、各設問では問われる暗号の種類が変わるだけです。
そのため、最初に全て解読しておくと、素早く回答することができます。
では、各設問について考えてみましょう。
(1)設問のΣは「小さくする」であるため、図形が小さくなっている C が答えとなる。引用・参考▶︎SPI無料学習サイト
Web-CABテストの対策方法
- ・問題集やWebで練習問題を解く 出題される傾向を把握する
- ・制限時間を意識して解く
- ・苦手な問題を繰り返し解く
Web-CABテストは早めの対策によって試験を突破することが出来ます。
そこでここでは、Web-CABテストの詳しい対策方法について紹介していきます。
問題集やWebで練習問題を解く
Web-CABテストの対策方法の1つ目は「問題集やWebで練習問題を解く」です。
書籍の問題集や対策サイトなどで、練習問題を解き、問題を解くことに慣れておくことが重要です。
ただ、出題する問題の傾向が変わる可能性があるため、問題集は最新のもので勉強しましょう。
出題される傾向を把握する
Web-CABテストの対策方法の2つ目は「出題される傾向を把握する」です。
問題をたくさん解くことで、よく出題される問題などの出題傾向が分かるようになり、試験当日に時間をかけずに問題を解くことが出来ます。
日頃から問題に慣れている人と慣れていない人では回答のスピードにかなりの差が出ます。
また、毎年同じ様な内容の問題が出題されることもあるので、代表的な時高の問題は暗記してしまうのが良いでしょう。
GAB対策や勉強方法に関して詳しく書いてある関連記事がありましたのでご紹介します。
関連記事
▶︎GAB対策!勉強法からテスト問題の対策まで一挙公開!
制限時間を意識して解く
Web-CABテストの対策方法の3つ目は「制限時間を意識して解く」です。
Web-CABは制限時間が短いため、1問にかけられる時間は約10〜30秒程です。
そのため、回答に悩んだりじっくり考える時間はありません。
制限時間を意識して問題集を解くなど日頃からの対策が重要です。
苦手な問題を繰り返し解く
Web-CABテストの対策方法の4つ目は「苦手な問題を繰り返し解く」です。
よく間違える問題や苦手な問題は、繰り返し解くことで問題に慣れることができます。
得点をアップさせたいなら積極的に苦手の問題から対策することが重要です。
まずは自分が苦手と感じる問題を把握するところから始めましょう。
Web-CABテストを乗り切るには早めの対策がカギ
Web-CABは理系の学生やIT関連企業やコンピューター職を志望する就活生が受ける可能性があります。
そのため、上記の様な企業を志望している就活生はしっかりと対策しておきましょう。
また、四則逆算テスト、法則性テスト、命令表テスト、暗号テストと表示されていればWeb-CABが出題される可能性が高いです。
Web-CABの試験を突破するには検査項目ごとの念密な対策が必須です。
もし、受験しなければいけない状況になったら、志望企業の内定を勝ち取るためにもしっかり対策しておきましょう。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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