
転職2回目の20代や30代必見!転職のコツを体験談を元にご紹介
第二新卒と呼ばれる時期に初めての転職を経験し、社会人として自信がついてきた20代後半から30代前半で2回目の転職を考える方は多いと思います。1回目の転職は若さとやる気のアピールで乗り切れた方かもしれませんが、2回目は同じ方法が使えません。2回目の転職では、それまでの社会人経験を活かし、より戦略的に企業にアプローチしていく力が必要になります。今回は2回目の転職理由について例とともにご紹介します。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか?
転職2回目は厳しい?1回目との違いは?
「転職したけど失敗した…」「異なる会社でもっとスキルアップしたい!」など様々な理由で、2回目の転職を考えている人は人は少なくないでしょう。
また2回目の転職を考えていると同時に「2回も転職することはあまりよくないこと」と思っている方も多いのではないでしょうか。
2回目になるほど不利になってしまうのか、また転職1回目と2回目の違いはあるのか解説していきます。
転職回数が2回目でも不利にはなりにくい
転職回数が2回でも、転職で不利に働くことはあまりないでしょう。
多くの企業は常に人材不足に悩まされています。
業務の拡大に人員が追い付かない、優秀な人が辞めてしまった等、理由は様々ですが、採用担当者の元には社内から多くの相談が寄せられていると考えられます。
そのため、多くの採用担当者は「いい人がいたら雇いたい」と考えており、ただ2回目の転職だからという理由で採用を見送るようなケースはほとんどの場合ありません。
むしろ即戦力の人材として、前向きに検討するケースの方が多いでしょう。
専門性が高い職業は転職回数が多いほど成功率が高い
2013年のdodaの調査によると、専門性の高い職業ほど転職回数を重ねても転職の成功率が高いということが分かりました。
専門性の高い職業であるクリエイティブ系の職業は、転職1回目よりも複数回重ねたほうが成功率が上がっていることが分かります。
参考:doda 「転職は何回まで許される?転職回数と成功率の関係性」
年齢層が上がるほど成功率が高い
2013年のdodaの調査では、以下の区分で年代別の転職成功率の調査も行われました。
- 24歳以下
- 25歳〜29歳
- 30歳〜34歳
- 35歳以上
調査によると、24歳以下から34歳までは2回目の転職になると成功率が下がったものの、35歳以上の転職は回数を重ねるごとに転職の成功率が上がった結果となっています。
グローバル化、ビジネスの複合化や新規事業の立ち上げが求められている企業が、経験豊富な人材を欲していることが要因になっているとのことです。
参考:doda 「転職は何回まで許される?転職回数と成功率の関係性」
転職2回目と1回目の違いはある?
転職2回目と1回目の違いは、転職の期間が短期間であればあるほど「またすぐに辞めてしまうのでは?」と懸念されてしまうことです。
企業は採用でお金や時間を費やして行っているため、短期間で転職を繰り返しすぎるといい印象を持たれにくいです。
そのため人材不足の時代とはいえ、特に20代で2回目の転職をする際は、前の会社を辞める妥当な退職理由が必要になります。
さらに、前職での成績などアピールできるポイントも用意する必要があるでしょう。
また30代になると、今後のことを見据えマネジメント経験が求められるため、マネジメント経験がない場合は多少、転職が不利になる可能性も想定されます。
会社としては、即戦力や使いやすい人材を中途採用で求めている場合が多いので、マネジメント経験などは必要になると言えるでしょう。
転職2回目で大手企業への入社は可能?
転職2回目で大手に入社できるかどうかは、人それぞれによる部分が大きいです。
ただし、大手に転職で入るためのコツはいくつかあります。
JobQに、大手に転職するためのコツを聞いている人からの質問が投稿されていたため、見てみましょう。
中小企業から大手企業へと転職を成功させるためのコツを教えてください
中小企業に10年ほどマーケティング職として勤めております。 この10年でマーケティング職に携わり、それなりの実績も残してきました。
ただ、大手企業へ転職をする際に、それだけでは転職を成功させるには厳しいと思っています。
何か大手企業へ転職する際にコツなどありましたら、教えていただきたいです。
大企業での募集人員があなたにぴったりマッチすれば特にコツなど必要ないですよ。
私もベンチャーから誰もが知ってる大企業へ転職できました。
どれだけマッチするか?そして、…続きを見る
質問の回答から、大手企業に転職するのは以下の点が重要だということが分かります。
- 大手企業が求めているスキルにマッチするスキルを持っているか
- 自分自身を自信持ってアピールできるか
もし転職2回まで大手企業への転職を考えている方は、参考にしてみてください。