インターンシップで適切な髪型は？男女別でポイントを解説

そもそもインターンシップは「就労体験」です。学生が企業に勤めることで他企業の従業員と関わる機会もあるため、インターンシップといえども「企業に勤めている人」として扱われます。

そのため、言動や振る舞いはもちろん、身だしなみにも気を付ける必要があります。その中でも髪型は、あなたの第一印象と企業イメージを左右する重要な部分になります。

インターンシップ先の企業で勤める場合は、職場の雰囲気や社風などに応じて最適な髪にすることが大切です。企業の社風によって適切な髪型が異なるため、まずはそれぞれの企業でマナー違反にならない髪型はどのようなものか、理解する必要があります。

他にも、JobQよりインターンに参加する髪型について質問の投稿があったので、見ていきましょう。

インターンシップや選考の際に髪色はどの程度影響を及ぼしますか？

インターンシップや本選考において髪色はどのような影響を与えるでしょうか。

最近まで就職活動をしていましたが、最近は働く環境や働き方が柔軟に変化したこともあり、髪を染めて働かれている方も多いのではないかと感じました。

しかし、周りを見渡すと「黒色で直毛」という就活生がほとんどです。

地毛が元々、少し明るい髪色をしていたり、パーマがかかっている人も多いと思います。

そういった方は髪色を黒に染め直し、縮毛をするべきなのでしょうか？

また、就職活動において髪色は選考にどの程度影響を及ぼすのでしょうか？

詳しい方がおられましたら、是非お聞きしたいです。

よろしくお願い致します。

まず回答としては「会社や業界によるところが大きい。気になるなら...続きを見る

就職活動において髪色がどの程度影響を及ぼすか...続きを見る

業界によりますね。無難に...続きを見る

私、かなりの茶髪で就活しましたが、見た目で...続きを見る

まずは、髪型の基本的なポイントについて、次の章で解説していきます。

インターンシップ参加時の髪型として、男女共通で気を付けるべきポイントは、以下の6点です。

• 顔がしっかり見える髪型にする
• 清潔感を大切にする
• 企業に適した髪型を意識する
• 髪色は基本黒にする
• 前髪の長さも大事

上記は社会人としての基本マナーであり、基本こそが最も大切なので、ひとつずつ確認していきましょう。

顔がしっかり見える髪型にする

インターンシップ時は、顔がしっかり見えるヘアスタイルにするのが基本です。

過度なパーマで顔のほうまで髪がかかってしまっていたり、顔周りに後れ毛を残したりするのは避けましょう。顔が見えづらいうえ、だらしない印象を与えてしまいます。

業界や社風にもよりますが、男性であればフレッシュで真面目な印象の短髪のほうが好まれる傾向です。

女性の場合は髪の長さに男性ほど制限はありませんが、ミディアム～ロングヘアの場合は髪を結ぶ、ピンで留めるなどして、顔がしっかり見えるようにしましょう。

清潔感を大切にする

髪型においては「清潔感」も重要です。ボサボサで寝癖が付いていたり、髪を整えることなくだらしなくしていたりすると、あなたのイメージがマイナスにしかなりません。

髪型ひとつで印象は良くなります。企業に好印象を持ってもらえるように清潔感のある髪を目指しましょう。

清潔感とは、整っていてスッキリした髪型のことです。まずは鏡の前に立ち、ブラッシングをして、前髪が目にかかっていないか、寝癖はないかなどを確認しましょう。

企業に適した髪型を意識する

適した身だしなみのマナーは企業の社風によって異なります。服装にしても、私服で勤務可能な企業や、スーツの着用が義務付けられている企業があるように、企業の雰囲気に合わせることが大切です。

例えば、普段着が可能な企業だと、髪型もラフな状態でインターンに参加できる場合があります。反対に、スーツの着用が義務付けられている企業であれば、ワックスで髪を整えたり、女性であれば髪をまとめたりする必要があります。

このように、業界の傾向や企業の社風に合わせた髪型にすることをおすすめします。社風や雰囲気などは、ホームページを見たり、インターン選考時に面接官を見たりすることで確認可能です。

髪色は基本黒にする

髪色は黒にしておくと無難です。色で迷ったら、とりあえず黒色にしておけば、どこの企業へ行っても悪い印象を与えません。

一方で、明るすぎる髪色はインターンシップだけではなく就活においても不適切です。

染めるのは控えたほうがいいですが、どうしても染めたい場合は色のトーンを5以下にすることをおすすめします。

前髪の長さも大事

前髪が眉毛にかかるほど長いと、表情がよく見えないだけでなく、顔に影ができてしまい暗い印象を与えてしまうかもしれません。逆に前髪がすっきりしていると、顔全体がはっきり見えて明るい印象になります。

女性の場合は、眉毛の丁度上あたりに前髪がくることを意識してみましょう。少し長めの前髪の場合は、斜めに流してピンで留めたり、センターで分けておでこを見せたりする髪型もあるので、自分に合ったスタイルを試してみてください。

男性も前髪を左右どちらかに流したり、もしくは上にあげたりするのもよいでしょう。そうすることで、スッキリと清潔感があふれる印象になります。また、落ちてくる前髪を何度も直すのは良くないため、ヘアスプレーで前髪の崩れ防止対策をするのがおすすめです。

インターンシップに参加するとき、男性は以下のポイントを把握しておきましょう。

• おでこを出す
• サイドと襟足を短めにする
• 整髪料やパーマはかけすぎない

上記3つのポイントについて、自分の髪型と照らし合わせながら考えてみてください。

おでこを出す

清潔感と知的な印象をインターンシップ先で与えたいなら、前髪を上げておでこを見せましょう。おでこを出すと顔に明るさが生まれ、知的なイメージを持ってもらえます。

反対に、前髪が長いと、暗くてマイナスなイメージに繋がります。清潔感と明るさ、そして知的さを演出するために前髪を上げておでこを出すことをおすすめします。

サイドと襟足を短めにする

企業側から好印象を持ってもらいたいなら、サイドの髪が耳へかからないようにして、袖足の髪はスッキリ短く、もみあげはきれいに整えておくと清潔感が生まれます。

もし、耳へ髪がかかっていたり首元の髪が長かったりすると、髪に対するお手入れを怠っているイメージを与えかねません。そのため、サイド・襟足・もみあげ部分の髪は短くカットしておくことをおすすめします。

整髪料やパーマはかけすぎない

整髪料やパーマのしすぎは、ファッション性が高いがゆえに清潔感から離れてしまう可能性があります。絶対にダメなものではありませんが、インターンシップではビジネスの場を意識して、整髪料やパーマを控えておくのが無難です。

そもそもインターンシップでは、オシャレにこだわるよりも職業体験の場であることを意識して、清潔感を優先させることが大切です。

女性がインターンシップに参加するときの髪型は、以下3つのポイントが大切になります。

• 与えたい印象に合わせて髪型を選ぶ
• 髪型によって注意する点は異なる
• ヘアアクセサリーは目立ちにくいものを選ぶ

女性の場合は、前髪や髪全体の長さによって、与える印象も大きく変わります。どのような印象を与えたいか、考えながら読み進めてみてください。

与えたい印象に合わせて選ぶ

自分が相手にどのような印象を与えたいのか、そのためにはどんな髪型にする必要があるのかで髪型を選ぶとよいでしょう。

例えば、目にかからない程度に前髪を作ることで、若々しいフレッシュさをアピールできます。一方で、知的さや落ち着きをアピールするなら、オールバックスタイルや前髪なしにするのがおすすめです。

以上のように、前髪だけでも企業に与える印象は大きく異なります。自分自身の長所やキャラクターなどから、自分らしい髪型を選んでみましょう。

髪型によって注意点は異なる

女性の髪型にはショートヘアやミディアムヘア、そしてセミロング・ロングなどがあるため、それぞれの髪型にするときの注意点を把握しておく必要があります。

ショートヘアの場合、髪を結べない場合、髪が顔にかかってしまうことがあるので、髪が落ちてこないようにサイドの髪は耳にかけるといった対策をおすすめします。また、髪が乱れないようにヘアスプレーを使ってセットするのもよいでしょう。

ミディアムヘアの場合、少しでも結べるのであれば、サイドとトップの髪を束ねるハーフアップがおすすめです。顔周りがスッキリするだけではなく、清潔感かつ女性らしさも与えられます。

セミロング・ロングの方へおすすめする髪型は、ひとつ結びかハーフアップです。サイドの髪をピンで留めて、まとめていない髪はアイロンで整えてみてください。顔周りが爽やかになり、活発かつ清潔感があふれるため好印象を与えられます。

ヘアアクセサリーは目立ちにくいものを選ぶ

ヘアピンやヘアゴムといったヘアアクセサリーが派手な場合、マイナスなイメージを与えてしまう可能性があります。企業に対して良い印象を与えたいなら、シンプルなヘアアクセサリーを使用しましょう。

例えばブラウンだと髪色に合いやすく、どんな服装でもしっくりきます。髪色や服装に馴染み、使いやすい色のヘアアクセサリーを選ぶと、清潔感が生まれ好印象に繋がります。

髪型は、あなたの第一印象を決めると言ってもいいほど、身だしなみの中では重要な部分です。そして、インターンシップ先の企業へ行く場合だと髪型の重要性はさらに増します。そのため、企業の社風や職場の雰囲気を把握し、適した髪型にしましょう。

また、髪型を選ぶ際はどのような印象を与えたいかで決めることをおすすめします。

男女共に、前髪を下ろしたり上げたりするだけでも、相手に与える印象が大きくことなります。自分自身を把握し、どんな印象を持ってもらいたいか今一度考えてみてください。