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USCPA 年収

【USCPAの年収】監査法人やアメリカでの給料事情もご紹介

USCPAについて詳しくご存知でしょうか。USCPAとは、米国公認会計士のことです。そこで今回は、USCPAの年収事情について紹介します。USCPAが監査法人で働いた場合の年収や、アメリカで就職した場合の年収などをそれぞれ解説します。USCPAの年収事情を知りたい方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

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USCPAとは

USCPAとは米国公認会計士資格

USCPAは、米国公認会計士のことです。United States Certified Public Accountantの略称で、全米各州が認定する公認会計士資格です。

USCPAの歴史は19世紀末まで遡ります。1896年にニューヨーク州で公認会計士制度が制定され、現在では日本国内でも認定資格試験が実施されています。

また、USCPAは米国の資格でありながら、世界中の老若男女が就職や転職、キャリアアップなどのさまざまな目的でUSCPAの資格を取得しています。

このように、USCPAは世界で最も広く認知されたビジネス資格と言えるでしょう。

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▶︎【USCPAの難易度】アメリカで就職するためにできること|高難易度でも諦めない

関連するQ&A

USCPAの年収

USCPAの年収についてでは、USCPAの資格を取得した人の年収はどれくらいなのでしょうか。

  • 監査法人のUSCPAの年収
  • 外資系企業のUSCPAの年収
  • アメリカでのUSCPAの年収

上記3つの年収事情を紹介します。

監査法人のUSCPAの年収は500〜1100万円

監査法人では、USCPAの資格などが求められるわけではなく、経験年数・実績を積むことで昇格していきます。

そのためここでは、JobQに投稿された体験談や、口コミを元に大手監査法人4社の年収事情を紹介します。

会社名 年収
EY新日本有限責任監査法人 500〜750万円
有限責任監査法人トーマツ 500〜1100万円
有限責任あずさ監査法人 550〜1100万円
PwCあらた有限責任監査法人 600〜1000万円


監査法人の年収は、500〜1100万円でした。

国税庁の調査結果によると平均年収は約441万円のため、監査法人の年収水準は高いと言えるでしょう。

監査法人の年収について、さらに詳しく知りたい方は「【監査法人で働く社員の年収は?】比較、ランキング別に説明します」を参考にしてみてください。

外資系企業のUSCPAの年収は400〜1000万円以上

続いて、外資系企業のUSCPAの年収事情についてです。

外資系企業のUSCPAの年収は、約400〜1000万円以上と言われています。

400万円は、初年度の年収で、うまく出世することができれば年収1000万円以上も可能です。

また、外資系企業に就職した場合、経理部門に配属されることが考えられます。

アメリカでのUSCPAの年収は500〜1200万円

最後にアメリカでのUSCPAの年収事情について見ていきましょう。

アメリカでは日本と違い、監査法人系の企業は人気が高いです。中でもアーンストアンドヤングは特に人気が高い企業で、初任給は日本円にして500万円を超えるそうです。

さらにシニアマネージャーになると1200万円前後に到達するとのことでした。

なお、海外で働く場合、日本企業に就職して海外に出向する方法と、現地で就職する方法があります。

USCPAの資格を取得していることは英語力が十分備わっている証明にもなるため、転勤希望を出せば日本企業からでもアメリカへ出向できるかもしれません。

関連するQ&A

USCPAの資格の取り方

USCPAの資格取得で年収は上がるのか

USCPAの受験資格

USCPAの受験資格は出願州(ワシントン州、グアム州など)によって変わります。

これは試験を受ける際に選択できますが、受験資格の優しい州を選ぶことをお勧めします。

例として、メイン州は4年制大学の学位と会計科目15単位を満たしていれば受験資格を得られます。アラスカ州もメイン州と同様の学歴要件です。
 

USCPA取得までの流れ

前項でも述べたようにまずは学歴要件を満たさなければなりません。そのため、自分の取得している学位と単位を調べ、条件を満たしている出願州を調べます。

また、出願州によって定められた機関の学歴評価を受ける必要があります。

学歴要件を満たすことができたら、願書を提出します。特に問題がなく、受験が認められると全米州政府会計委員会より受験票が発行されます。

最後に日本国内であれば東京もしくは大阪、アメリカであればPrometric Test Centerのいずれかから試験会場を希望し、予約します。

ここまでの過程が無事完了すれば、あとは試験に合格してUSCPAを取得するだけです。

日本のUSCPAの合格率は43.1%

では、USCPAの合格率はどのようになっているのでしょうか。

全体と科目ごとに見ていきましょう。
 

科目 合格率
平均合格率 53.3%
FAR (財務会計) 46.3%
BEC (企業経営環境・経営概念) 59.9%
AUD (監査論) 51.0%
REG (商法・税法) 56.3%
日本在住者の合格率 43.1%

参考:Abitus

科目ごとの合格率を紹介しました。合格率は、46.3〜59.9%とのことで、約半数が合格していることが分かります。

なお、日本に住んでいる方の合格率は43.1%です。

また、合格の目安は各科目75%となっており、USCPAの出題方針は、「浅く広く」が特徴とのことです。

USCPA取得に必要な勉強時間は1000時間

USCPAの合格までに必要な勉強時間は大体1000時間と言われますが、受験資格さえ満たせていれば他の検定や資格試験と変わりません。

独学で勉強する際は、過去問題集を繰り返し演習し、最低5回は実践することがおすすめです。

4科目すべてに合格しなければならないこと、会計の知識だけでなく英語力も問われることから、気を引き締めて勉強しなければ合格できないでしょう。

自分に合った参考書を見つけ、十分な知識が身に着くまで勉強するのみです。

USCPAの勉強時間に関して詳しく知りたい方は、「【USCPAの勉強時間はどのくらい?】合格するために必要な情報」の記事も見てみてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はUSCPAについてまとめました。

日本では監査という仕事があまり広く認知されておらず、USCPAも聞きなれない資格かもしれません。

USCPAは英語力や会計能力を会得でき、就職の選択肢も広がる資格です。

USCPAに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

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