
年末調整の提出書類の期限はいつまで?【記入例も詳しくご紹介】
皆さん、年末調整の提出書類について詳しくご存知でしょうか。この記事では、年末調整の提出書類一覧や、年末調整書類の提出期限などご紹介致します。また、年末調整の書き方や、アルバイトに必要な年末調整の書類についても解説致しますので是非参考にしてみてください。
年末調整で税務署に必要な提出書類とは?
12月になると、1年間の収入を計算する「年末調整」が行われるようになり、必要な書類の用意など慌しくなります。
また、年末調整を行う際に、税務署に提出すべき書類と提出しないで良い書類があり、慣れていないと、複雑に感じてしまいます。
年末調整を行う際に税務署に提出すべき書類は
- 給与所得の源泉徴収票の法定調書合計票
- 支払調書
- 源泉徴収票(給与所得の源泉徴収票と退職所得の源泉徴収票)
上記3つになります。
年末調整の提出書類一覧
年末調整を行う際に提出が必要な書類一覧表を作成しました。
必要な書類を従業員に書いて貰い提出してもらう必要があります。
税務署に提出が必要な書類 | 市町村に提出する書類 |
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年末調整の提出先はどこ?
年末調整の書類を提出する場合「税務署」と「各市町村」に提出する必要があります。
また、税務署と各市町村に提出する書類は違うので確認をして提出するようにして下さい。
従業員の方は、会社から受け取った書類を記入して会社に提出すると、会社が必要な手続きを行ってくれます。
年末調整書類の提出期限はいつまで?
年末調整の期限は、税法で定められており「翌年の1月31日」までとなっています。
そのため、ほとんどの会社では12月から翌年の1月にかけて年末調整を行い、所得税の返金もしくは、追加徴収を行います。
万が一、税法で定められている期限に間に合わなかった場合は、従業員の方が直接、確定申告に行く必要があるので、会社側も従業員側もミスを減らしながら余裕を持って手続きを行わないといけません。
年末調整で会社に提出する書類とは?
会社員の方は、年末調整の時期になると会社から年末調整に必要な書類を渡されます。
例えば「給与所得者の保険料控除申告書」など地震保険や生命保険の保険料を控除してもらうための書類などです。
他にも
- 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
- 給与所得者の配偶者控除申告書 など
上記のようなものがあります。
年末調整は会社にいつまでに提出するの?
従業員が提出する書類の期限は、会社によって異なります。
また、年末調整を行う会社は12月から行う会社がほとんどですが、明確な時期は会社の方針によって違うので、転職をして初めての年末調整の場合は、提出期限などをしっかりと確認しておかないといけません。
年末調整の還付金の計算方法
年末調整の還付金が貰ってくるのか否かを計算する場合
- 年調所得税額×税率=年調年税額(還付される金額)
上記の計算を行うことで、還付金の金額を知ることができます。
年末調整はいつもらえるの?
年末調整を行い、払いすぎていた場合は還付金として返金されますが、不足している場合は追加徴収として給料から引かれることになります。
また、年末調整の還付金は、会社によって異なるのでは「○月○日にもらえます」というように断言はできません。
会社の方針で異なるため還付金が戻ってくる時期は、12月~翌年の2月の間で還付金がある場合はもらえます。
公務員の年末調整はいつ返ってくる?
公務員と一言でいっても様々な職業があります。
民間の企業と同じで、給与やボーナス時期が一律になっているわけではありません。
そのため、民間企業と同様に、12月~翌年の2月の間で還付金がある場合は返金されます。
個人事業主の年末調整はいつ還付金はいつ戻るの?
年末調整は、会社が従業員が納税した税金を調整(計算)することです。
そのため、個人事業主は会社員ではなく、経営者の立場となるため、基本的に年末調整を行う必要はありません。
しかし、従業員(アルバイトも含む)を雇っている場合は年末調整を行う必要があります。
その場合も個人事業主の方が「いつ年末調整を行ってくれるのか」で還付される時期が変わるので、民間・公務員同様、時期は個人事業主によって異なります。
年末調整の振り込まれる金額がわかる方法
事前に還付金があるか確認するためには、「年末調整の還付金の計算方法」で紹介した計算を行う必要があります。
その他は、年末調整が終わり還付金が振り込まれる時期になると「通知書」が手元に届くはずです。
通知書に振り込まれる還付金額が記載されているので、振込金額を確認することができます。
アルバイトは年末調整は必要なの?
アルバイト・パートは正社員ではないから、年末調整の必要はないと思っている方も多いかもしれません。
しかし、アルバイト・パートでも年末調整の対象になる方もいるので、年末調整の対象者かしっかりと確認する必要があります。
年末調整が必要なアルバイト・パートは「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出している人で
- 1年を通じて勤務している人
- 年の途中に入社して、年末まで勤務している
- 死亡により退職した人
- 著しい心身の障害のため退職した人で、その退職の時期からみて、本年中に再就職が難しい人
- 12月中に支給期の到来する給与の支払いを受けた後に退職した人
- パートとして働いている人が退職した場合で、本年中に支払いを受ける給与の総額が103万円以下である人(退職後、本年中に他の勤務先から給与の支払いがある場合を除く)
- 年の途中で、海外の支店へ転勤したことなどの理由により、非移住者となった人
上記のような人は、年末調整の対象となります。
アルバイトに必要な年末調整の必要書類
アルバイト・パートの方で、年末調整が必要な場合も会社員が提出する書類と変わりはありません。
必要な書類は
- 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
- 給与所得者の配偶者控除等申告書
- 級所得者の保険料控除申告書
- 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書
上記の書類が必要になります。
アルバイトの年末調整は103万以下はいらない?
年収が103万円以下の人は「毎月の給与から所得税を引かないで良い」となっています。
しかし、会社によっては所得税を引いている場合もあるので、給与明細書を確認して引かれているようであれば、年末調整を行ってもらうか、ご自身で確定申告に行く必要があります。
年末調整でバイトの掛け持ちはばれる?
年末調整は「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出している会社のみで行うことができます。
また、上記書類はバイトを掛け持ちしている場合でも、1社にしか提出することができないため、1つの会社でしか年末調整を行う必要があります。
そのため、掛け持ちしている給与額(源泉徴収票)を提出する必要があるので、掛け持ちはわかります。
仮に掛け持ちをしていることを秘密にして、年末調整を受けた場合は、「脱税」となるので場合によっては税務署から「請求」の連絡がくる場合もあります。
年末調整の書き方をわかりやすく解説
この章では、年末調整の書き方について紹介します。
年末調整の見本・記入例
年末調整に必要な書類は、記入する欄が多く難しいことを書くイメージがありますが、記入することは
- 自分の住所・氏名
- 配偶者の情報
- 扶養家族(16歳以上)の情報
- 障害等の情報
- 他の所得者が親族の控除を受ける場合に書く部分
- 16歳未満の扶養家族の情報
上記6つです。
申告書をみると、非常に難しい手続きをする感じで身構えてしまいますが、ご自身の家族情報を記入するだけなので、あまり気負わずに書くとスムーズに記入を終えることができます。
年末調整の独身の書き方
独身の方が年末調整に必要な書類を記載する場合も、特に特別なことは必要ありません。
扶養家族や配偶者がいない場合は空欄で必要な情報のみを記載して提出するだけで良いです。
年末調整のアルバイト・パートの書き方
アルバイト・パートだからといって、年末調整の記入方法が変わるということはありません。
正社員同様に必要事項を記載して提出して下さい。
まとめ
今回の要点をまとめると
- 年末調整に必要な書類は、税務署と各市町村に提出する
- 年末調整の還付金は、会社によって振り込まれるタイミングが違う
- アルバイト・パートでも年末調整が必要な場合もある
- バイトの掛け持ちは年末調整でわかることが多い
上記4つです。
年末調整を面倒だと感じて行わない場合は「還付金が戻ってこない」、「受けられる控除を受けられない」など損をする場合もあります。
自分が損をしてしまう可能性もあるので、年末調整をしっかりと行うようにしましょう。
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