
【40代の転職成功率】6%って本当なの?考えるべきことって?
皆さん、40代の転職成功率が6%である事をご存知でしょうか。この記事では、40代の転職で考えるべきことや、40代前半と40代後半での転職成功率などご紹介致します。また、40代での転職成功率を高めるためにはどうしたら良いかについても解説致しますので是非参考にしてみてください。
40代の転職について
40代になると、出世コースから外れると勤めている会社で再起するのは容易ではありません。
技術職で役職や業績を得られなかった場合、営業職などに異動となることもあります。
そのような状況に置かれた場合、転職をすることで再起を図ることも選択肢の1つとなります。
40代転職の成功率
40~44歳の入職率は10.3%、離職率は8.4%であり、45~49歳の入職率は6.8%、離職率は6.7%です。
ちなみに入職率とは、既存の労働者に対して新たに就業した労働者の割合であり、離職率とは既存の労働者に対して職を離れた労働者の割合です。
40代の人は離職する人よりも新たに就職する人の割合が高く、転職の成功率も高いと推測できます。
ただし、この数値にはアルバイトやパートも含まれています。
2018年の統計によると、35~44歳の就業者は1436万人、45~55歳の就業者は1535万人で合計すると約3000万人です。
この数値から40代の就業者を半数の約1500万人と仮定します。
40代の転職率は6%弱ですので、40代の転職者は90万人と推測できます。
転職率とは労働者に対する転職者の割合です。
40代で転職するのは厳しい?
上記の統計と推測から、40代で転職する人数が一定以上います。
そのため、転職は不可能ではありません。
しかし、20~24歳の転職率が14.9%、25~29歳の転職率が13.6%であることと比較すると厳しいのは事実です。
そもそも、日本において新卒採用の割合が約7割、中途採用の割合が約3割であることからも若い人材を求める傾向であると言わざるを得ません。
また、40代の転職では家庭を持っていることが多いため、転職に対して不利な要素も含まれていることも考慮する必要があります。
40代の転職で考えるべきこと
まず、若手の時と同じ就職活動、転職活動は通用しないことを念頭におきましょう。
会社から求められる要素が40代では異なっているからです。
40代転職の現実を見極める
40代における転職は、即戦力やリーダーシップが求められます。
40代は管理職を要望されるため、30代のようにキャリアを積んでいる以上のことを要望されます。
求められるハードルが、高く若手のように企業が積極的に採用していない現実を把握しておきましょう。
人手不足の業界であれば、ハードルを下げることができ転職の成功率を高めることができます。
ただし、仕事内容や待遇などは望む形にならない可能性が高くなるため、慎重に検討することをお勧めします。
転職するなら業界未経験なのか同業他社なのか
40代で転職をする場合、同業他社が優位です。
理由は、転職先の会社がリーダーシップを持つ人材を求めている場合、業界経験者と業界未経験者のどちらかを取るかは明白です。
30代であるならば可能性は低くありませんが、40代で業界未経験はスタートラインに立った時に抱えるディスアドバンテージが大きいです。
同業他社であれば、ある程度のキャリアを持っていると判断され、スタートラインでディスアドバンテージを抱える可能性は低くなります。
ただし、必ずしも有利とはなりません。
会社としても、同業他社の中途採用を取るのであれば30代から取る可能性が高いです。
さらに述べるのであれば、統計的には30代よりも20代の方が中途採用する数は多いです。
一方で、業種経験者は可能性が残されています。
営業で高い業績を積み上げてきた人、品質管理や品質保証に長年携わってきた人は、キャリアとスキルを重宝される可能性があります。技術職で優秀な人が、営業職で優秀であるとは限らないからです。
業界未経験であろうと、同業他社であろうと、活躍できるスキルやキャリアを持っているかが重要なポイントとなります。
40代前半と40代後半での転職成功率
40代の転職成功率は低いです。
求められる人材のレベルの高さと、募集している枠の少なさが障害となっているためです。
40代前半の転職
40代前半の転職は、若手と比較すると厳しいです。
40代の転職率が6%弱であることからも判断できます。
40代前半はキャリアやスキルが当然求められますが、リーダーシップが求められます。
40代で中途採用した人材を役職もつけずに平社員として扱うことはまずありえません。
企業規模で考えると、40代前半で大企業に転職することは非常に困難です。
大企業は規則を守ることを重視するため、それに慣れていない人材を外部から雇い、役職につけることは稀です。
ただでさえ抱えている従業員が多く出世競争が激しいため割り込む隙は中々存在しません。
一方で中小企業への転職は可能性が残されています。
特に、離職率が激しい会社では社員の育成が不十分で常に人材を欲しているため、即戦力になるスキルとキャリアがあれば転職は十分可能です。
その場合、未経験業界であっても営業職や技術職などの職種が適しているならさらに可能性を高めることができます。
40代後半の転職
40代後半の転職は、上記と比較するとさらに厳しいです。
40代の転職率が6%弱であることから推測すると、40代後半の人は5%を下回っている可能性が高いです。
課長職以上の役職に就く年齢は40代後半以上となります。
つまり、40代後半の中途採用を会社がしているということは、課長職以上の働きを求めているということです。
40代で課長となることができる割合は3割と言われていますので、残りの7割の人はスタートラインで不利となります。
業界を選ばないのであれば、タクシードライバーや介護職、工場の作業者などの人手不足の業界を狙うという選択肢もあります。
自身が積み上げたスキルとキャリアを分析し、転職する方向を吟味することをお勧めします。
40代の転職活動は長期化する傾向にあり、多くの人が最後のチャンスと考える程度に後がありません。
40代での転職成功率を高めるには
40代の転職を成功させるためには「高いハードルを超える」か「自らハードルを下げて超える」かを視野に入れることをお勧めします。
マネジメントスキル
例えるなら、中間管理職のスキルです。
現場や若手を適切に管理しつつ、組織のトップの要求に対応できる力を持っているかが重要なポイントとなります。
現場や若手を適切に管理するためには、コミュニケーション能力の高さに加えて若手を指導できることが必要となります。
20代や30代のように、スキルの高さだけでは済まないのが40代です。
また、組織のトップや部長職と対応することも簡単ではありません。
何故なら、その役職の人は現場の詳細な情報が不足しているため、時には無理難題を要求されます。
その要求に対して、無理ですとは言えません。
部下と上司に挟まれつつ、両者に最低限納得できる形を示すスキルが必須となります。
上記の内容は、裏を返せば容易に取得できないスキルであるために示すことができれば競争相手に対して非常に大きなアドバンテージとなることを示しています。
気持ちの余裕
40代の転職では、妥協する、許容する気持ちを持つことが大事です。
40代となると、収入の高さ、地位の高さ、プライド、など若手にはないものを持つことになります。
転職をする場合、時には全てを捨てる必要があります。
全てを捨てられないのであれば、自ら転職のハードルを上げることになります。
上記のうち、どれか1つでも捨てることができれば転職先の候補を増やすことができます。
ただし、全てを捨ててしまうと転職後に後悔する可能性があります。
それぞれを捨てた転職後の自分を想像し、どれを捨てることができるかは念入りに吟味しましょう。
まとめ
40代の転職は厳しく、転職率は6%弱と低いです。
転職が厳しい理由は、リーダーシップや即戦力、マネジメントスキルなど会社から要望されるハードル自体が高いことと、転職前の収入や地位などを自ら望むことでハードルを高くしてしまうことです。
40代の転職は、課長職のような中間管理としての役割を求められことが多いです。
それに見合ったスキルとキャリアを持っているかを分析することが、転職を成功させるためのスタートラインとなります。
業界を問わず重宝される営業職などの「職種」の視点で転職活動を行うことも、アドバンテージを作りやすくなります。
ハードルが高いと感じた場合は、タクシードライバーや介護職などの人手不足の業界を狙うことも選択肢の1つです。
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。