
【大学面接で使える】長所と短所の正しい答え方|一覧表・例文あり
大学受験で面接が試験内容にある場合、長所と短所を聞かれることは多いのではないでしょうか。この記事では大学面接における長所と短所の答え方をわかりやすく解説します。この記事を読めば、面接官に伝わりやすい答えができるようになります。ぜひ参考にしてみてください。
正しい「長所」の答え方を例文からみる
長所を答えるためのポイントは3つあります。
長所といえば「真面目」「責任感がある」「協調性がある」「集中力がある」「慎重である」などを思い浮かぶ人が多いと想いますが、長所が多すぎるのも良くありません。
また、ただ長所を並べるだけではなく、その長所を企業でどう活かすのかについて話すことが重要です。
「長所」を3つ選ぶ
まず、長所は3つほどに絞りましょう。
人は良いところがたくさんあるので、長所を言い出せばキリがありません。
面接でそれぞれにエピソードを用意して話せる長所だけを選ぶのです。
アピールするものを1つに絞る
3つに絞ったあとは、さらに最もアピールできる長所1つに絞りましょう。
長所に優先順位をつけて選んでもいいですし、職種や企業に合わせて選んで変えても構いません。
企業が求める人材に近い長所であればあるほど評価の高い長所といえるので、よく考えてみてください。
伝え方は「長所をどう活かすか」
最も重要なのは、あなたの長所をどのように面接で伝えるかです。
できれば、その長所を象徴するようなエピソードを添えて話し、転職先で長所をどのように活かしていきたいのかを伝えられるといいでしょう。
長所だけを伝えるのではなく、企業でどのように活かしていきたいのかを伝えるのです。
「長所」の5つの回答例
では、どのようなことを長所としているのか、どのように表現すればいいのかを具体的にご紹介しましょう。
ここでは長所の伝え方にのみ焦点を当てて載せています。よって、先ほどの「長所をどう活かすか」という部分は改めて自分らしい答えを見つけてください。
<例1>
私の長所は真面目であることです。例えば、私はクライアントとの納期は必ず守ります。
関係部署とのスケジュールを綿密に行い、余裕をもってスケジュールを組みます。
そのため、クライアントの都合により納期が短縮された際も、うまく間に合わせることができたので、クライアントから信用を得ることができました。
<例2>
私の長所はコミュニケーション力です。この長所を活かし、前職では専門的な内容をわかりやすくお客さまに説明をすることで多くの契約を獲得してきました。
なかでもAIを用いた業務プロセスについては、「これまで聞いた説明の中で1番わかりやすかった」というクライアントの評価をいただきました。
<例3>
私の長所は責任感があることです。困難な問題が起こっても、決して投げ出したりはしません。
他部署のミスによりクライアントからクレームがあった場合にも、営業担当者としての責任を果たそうと、一生懸命にお客さまと向き合いました。
何日にも渡って先方に謝罪に伺い、最終的にご理解をいただいき、新たな契約までいただいたという経験があります。
<例4>
私の長所は協調性があるところです。
前職では、交代勤務のある職場に努めていたため、引き継ぎ作業があったのですが、引き継ぎ内容の書き方が人によって異なり、非常にわかりにくい状態でした。
そこで、上司に相談をしたうえで、引き継ぎ方法の書き方を統一し、わかりやすいかたちに整えたところ、引き継ぎの不備によるミスが激減しました。
また、上司からも、「○○さんがみんなの意見を聞いて引き継ぎ体制を整えてくれたおかげだ」というお言葉をいただくこともできました。
<例5>
私の長所は柔軟性です。
前職ではマニュアルがあり、その通りに仕事をこなすことが通例だったのですが、お客さまに合わせて打ち合わせを進めたいと思い、上司に相談のうえ実行しました。
マニュアルにないことであっても、臨機応変に対応し、お客さまにご満足いただける結果を残すことができ、予定よりも大きなご契約をしていただけた経験があります。
これらに併せて、希望企業でどのように活かしていきたいのかを伝えるようにしましょう。
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