半年に一回の自己評価とMBOから成る。 年功序列がまだ残っている雰囲気はあり、当たり障りのない評価をされる場合が多い。 相対評価であるため、同時期に他部署で大きな案件が動いていると、その部署に高評価が集まる分他の部署の評価を下げられることがある。 MBOに関しては数字目標を立てやすい営業の方がSEよりも評価が高くなりがち。
よくも悪くもない印象。 住宅ローンの金利補助はあるが、家賃補助はない。 副業は最近可能になっており、テレワークはかなり浸透している。 ただし、部署の方針次第では週1出社を義務づけられたりするため現場の判断に任せている部分がある。
近年女性採用者は増やしているが、辞職者は女性の方が多い。 女性管理職はかなり希少で、今後しばらくはその傾向だろうと思われる。 産休は比較的取りやすいと聞く。
給与水準については業界の中でも高い方だと思います。ここ数年は業績が右肩上がりだったため、賞与の比率が高い特徴もありましたが、基本給と賞与のバランスについては改定されたことで、業績によって影響を受ける幅も減ることになりました。
ワークライフバランスは比較的自由に設計することができる制度が整っています。活用できるかどうかは、本人の業務管理能力や周囲との関係性によるとも思います。
評価制度は、評価(管理職)側のスキルに依存してしまうような設計でしたが、これも改定されたため、新評価制度についてはまだ不透明です。 自己啓発の環境や機会は多く、教育研修には理解ある上司の方も多いと感じます。
認可制ですが副業は可能です。在宅勤務の従業員も多く、サテライトオフィスも充実しています。企業版DCもあり、基本的な福利厚生は揃っている印象です。細かい制度やベネフィット・ワンなどのサービスもうまく活用すれば、それなりの恩恵を受けられると思います。
女性だけでなく、男性向けの産休育休制度も整備されており、会社独自の有給制度も存在しています。女性管理者や役員を増やそうとする取り組みは積極的ですが、現実的には時短勤務でキャリアアップをしたり、育児をしながら上昇志向を持ち続けることが容易ではないので、社会的にも道半ばという感じがします。
スローガンは浸透していますが、日々の行動指針や将来への事業ビジョンについて従業員が経営層とイメージを共有できている部分が少なく、価値観については統一感がありません。 裏を返せば、現場判断でボトムアップの取り組みも多い会社ですが、圧倒的にスピード感にかけるため、課題意識を持っていると思います。
システムインテグレーターはもともと複合的なビジネスモデルで、ここ数年は市場全体も拡張しているため売り上げは順調に伸びています。逆に収益力をあげる取り組みや、受託開発以外のビジネスモデルを開発することにおろそかになっていると感じます。