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私大情報専攻学部卒(早慶よりランクは下です。)、30代前半、東証一部上場の有名大手企業やBig4でITコンサルを経験している30代前半の者です。現在4社目。 悩ましい問題ですね。キャリア志向によって院卒か学部卒の戦略が変わってくるかと思います。まず、現在の日本の会社の人事制度の一般論は下記の通りです。 ・製造業系大企業の場合、院卒は学部卒より初任給は高く設定されているおり、しかも最初の昇進時期は、学部卒より2年早い。つまり、浪人等無しでストレートで入社した場合、同じ年齢に到達した際に昇進する仕組みとなっている。 入社同期という意味では、院卒の方が2年先に昇進する。 ■例 院卒入社3年目、27歳の年に最初の昇進 学卒入社5年目、27歳の年に最初の昇進 ・コンサル系の場合(外資の日本法人含む)、初任給は院卒の方が高いが、昇進は入社後の年数+能力で決まる。非常に優秀な場合、飛び級で昇進も可能。(学部卒も院卒も関係ないため、年齢的に最速でマネジャーになるのは、学部卒の人になる。) 実際に仕事をしていると、院卒も学卒も意識はしないですが、情報系でも、研究開発系の仕事をする場合は院卒の方が採用&配属可能性が高いです。また、海外では技術職は最低でも院卒、博士もたくさんいる世界なので、経済状況(就職状況)によらず院卒の方が良い気がします。 一方、業務コンサル、ITコンサル、社内SE、プロジェクトマネジャー、Webサービス等の仕事であれば、採用&配属時に院卒学卒の違いによる影響は少ないと思います。 就職が学生不利の状況になったとしても、慶應でしたら、影響は少ないと思います。(影響を受けるのは最上位グループの大学未満の方になります。)
理系職種に着く予定でしょうか? 私の主観ですが、もしそうなら長期的に考えた場合、院卒の方がキャリアとしてはいいことしかなくて損はほぼないと思います。スキル的にも社会人とは違う良い経験ができると思います。 (場合によっては大学院の数年間は地獄のように感じるかもしれませんが) 技術職なら確実に院卒の方が人気企業に入りやすいですし、情報系なら転職する可能性も大きいので毎回の転職時に企業によっては見栄えも良くなりますよ。