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私が所属していた期間は2006年から2013年であり、HDとして上場前であることとご理解ください。 また私は採用メディア、育成コンサルティングなどの事業部(現在はリクルートキャリア。エージェントではありません。) に携わっていたことも前提としてご理解ください。 他カンパニー(現在のリクルートHD傘下の各社)に関してはなんとも言えません。同期から聞いた話や感想程度です。 一旦、自由 という言葉が社会においては、曖昧で定義づけが難しいという認識のもと、実体験をベースにお答えします。 ベンチャー気質 という言葉も得てして何を指すか不明瞭(捉え方、受け方で、相当ずれがある気がします)なので、 私が約8年感じたことを記載します。 まず自由度と裁量権に関して ⇒もちろん会社なので、従業員規則はあります。 が、営業職としてであれば、四半期ごとの営業目標、行動目標、個人として実現したい目標やレベルなどを 上司とすり合わせて、自分はそのゴールにそってこのように取り組みたい と、戦略戦術のmtgや面談を重ねてではありますが、自分のwill、意思を込めて仕事はできました。 また上司は互いに合意した目線や目標を決めて取り組むことを全力で応援してくれ、叱咤激励してくれました。 人として全力で向き合ってくれる人が多かったです。 先輩も同様。 おそらく、そもそも入社のタイミングで、リクルートを通じてこんなことを学びたい、こんなことを実現したいから、こんな力を付けたいと思っている人材が多いからだと思いますが。 裁量権は、二律背反ですが、評価制度と人事考課制度が綿密に設計されているので、 裁量権は取りに行けます。そもそもある、ないの話ではないのかな?と思います。 自分がしっかり準備をし、そのゴールに向けての仕事のプロセスを設計し、 そのホウレンソウを上司とどうするか、仲間にどう伝えるかを決めることで、 信頼を得て、裁量権を取る と考えたほうが良いと思います。 大事な何かを信頼できない人に頼むでしょうか? 信頼さえしてくれれば、そういう関係性をもっておけば、 裁量権は比較的取れる会社だと思います。僕は自分の描いた計画で取り組まさせてもらえることが多かったですし、 ただ、失敗やミスの事前のチェックや、あえて失敗させてくれて、学ばせてくれた上司もいました。 自由度の捉え方ですが、 そもそもwill、意思の強い人材が多いので、結果自由な風土に見えるのだと思います。 好き勝手働いてマネジメントされない というのは会社としてまた少し違う気がしませんか? 責任を持ち、全力で仕事に取り組む風土だと感じていました。 責任を持つからこそ、自分のやりたい方向や意思で取り組める。 そういう人が多いので、信頼関係がベースにあり、世の中一般(これは僕の所感)から比べると、 自由に見えるのだと思います。 では、 ベンチャー気質に関して 何を定義ずけするか、によりますが、私が感じた部分は、 従業員の人数、売上規模、部署の数 に反して、 現場からの意見の吸い上げ、現場主導での経営決定への助言、プロジェクト立ち上げ、 新サービス開始 は多いと思いますし、スピード感はあります。 ただ、スタートアップに比べては遅いでしょうし、当然部署、役職が多いので、 決済や承認や根回し(ポジティブな意味ですよ。しっかり情報を伝えるために、オンオフで人の心を動かす取組)は 必要だと思います。関わる人が多いので。 でも他社、同規模や異業種に比べて、落ち着いた土台があるものの、スピードは速いです。 綿密に調査、下調べして、GOとなれば最速になる印象があります。 あと、今もなお若い社員が多いのでは?と思います。
リクルートの元社員、通称元リクです。 リクルートキャリアで丸3年勤め、その後ベンチャー企業へと転職しました。 リクルートの社風は体育会系です。 確かに、自由で最良権はありますが、労働集約型のビジネスモデルの会社が多いので(もちろんリクルートキャリアもです。)営業主体の体育会系な雰囲気になってしまうのはしょうがないかと思います。 その中で新規事業もいくつも立ち上がっていますし、チャレンジを許容するベンチャー企業的な文化がある、若いうちからチャレンジできるという点は他の日系大手企業の社風とは異なる点かもしれません。 ご参考にしていただけると幸いです。
中途で入った元社員です。 >自由で裁量権あるか →自分のミッション(主に売上)を達成できていればぶっちゃけ自由です。達成していないとグレードが下がるので給料も下がります。なので営業の時間が増え、自由が無くなります。 ベンチャー気質はたしかにあります。 リクにはセルフモチベートできる人が非常に多く 本来の仕事と新規ビジネスを両立している人も多数います。Venturesという新規ビジネス提案制度があり毎月応募が可能です。ある程度選考に残ると、本来のミッションの中の数%に、このビジネスの項目が正式につくので両立することになります。 新規のテストマーケがうまく行けば、ミッションの中の割合が増えていき、社内起業することになります。 あと、日々現場から新しいアイデアが生まれて実際に営業メニューができたり、制度が変わったりもあるので他の大企業ではありえないスピード感と、柔軟性を感じることができます。 >>中途社員でも馴染めるか リクルートの社風は独特なので、外の業界から来ると最初戸惑うかもしれません。 お節介で人懐っこい人が多く、 ある意味宗教的で、皆が仕事と遊びに真剣です。 会社のビジョンや、担当メディアのビジョンに共感し、愚直に頑張れば、自然と皆が認めてくれますよ あと、22時過ぎてから飲みに行くことも多かったです。もちろん断れますけど、純粋に好きで行く人が多いです。同じ志を持った仲間たちと酒を飲み、語る、楽しいことも辛いことも共にする。 私にとっては最高の会社でしたよ。 参考まで。