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面接 結婚予定

面接で結婚予定について聞かれた時の答え方のポイント

面接で結婚予定について聞かれた場合の対処法について紹介します。またそもそも面接で結婚予定について聞いてくるのは問題ないのか、面接で結婚予定の答え方のポイントも解説。面接で結婚予定を答える際の例文も見ていきましょう。

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面接で結婚予定について聞くのはNG

そもそも面接で結婚予定について聞くのは良いのでしょうか。

まずは、面接事情を確認していきましょう。
 

男女雇用機会均等法の趣旨に反している

面接で結婚予定や男女どちらかにだけ行われる限定的な質問を行うのは、男女雇用機会均等法の第5条・第6条の趣旨に反しています。

男女雇用機会均等法の第5条・第6条には次のことが書かれています。

募集・採用、配置(業務の配分及び権限の付与を含む)・昇進・降格・教育訓練、一定範囲の福利厚生、職種・雇用形態の変更、退職の勧奨・定年・解雇・労働契約の更新について、性別を理由とする差別を禁止しています。

引用:性別を理由とする差別の禁止

また、面接時の質疑応答だけでなく、アンケート用紙で結婚について記入させるさせるのもNGとされています。

 

結婚を理由に落とされることは基本的にない

結婚を理由に選考を落とされることは、基本的にありません。

男性と女性どちらにも同じ質問をした場合、どちらかの性の返答が選考の合否に関係した場合は、男女雇用機会均等法に違反する差別になります。

そのため、面接官が結婚の予定があると回答した女性の応募者を、結婚の予定を理由にして不採用にすることはできないようになっています。

参照:婚姻、妊娠・出産等を理由とする不利益取扱いの禁止等(第9条)

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面接で結婚予定について聞かれた場合の対応方法

前の章では、面接官が面接で結婚予定について聞くのは良くないことがわかりました。

では、実際に面接で結婚予定について聞かれた場合はどのように対応するのが良いのでしょうか。

順に確認していきます。

 

事実を正直に答える

面接で結婚予定について聞かれた場合は、事実を正直に答えましょう

先述したように、結婚予定の有無によって選考結果が変わることは基本的にありません。

また、面接で嘘を伝えてしまった場合、入社後に配属先や業務内容などについて認識のズレが生まれる可能性もあるかもしれません。

企業や入社後の自分の印象のためにも、結婚予定について聞かれた場合は正直に回答しましょう。

 

結婚後も就業に支障が出ないとアピールする

結婚予定について聞かれた場合、正直に答えた上で就業に前向きな姿勢を見せることが重要でしょう。

企業側の質問の意図として、結婚しても仕事に影響がないのか、長く働き続ける意欲があるのかを知りたいと考えられます。

そのため、結婚をする場合は、結婚のタイミングや結婚前後の日程計画などを伝え、結婚しても就業に支障がないことをアピールすると良いでしょう。

なお、企業によっては入社してから一定期間経過しないと、有給休暇や育児休暇を取得できない場合があります。

福利厚生を使えるようになる時期を事前に確認し、企業に迷惑がかからないような計画を立てることをおすすめします。

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面接で結婚予定の答え方の3つのポイント

続いて、面接で結婚予定の答え方のポイントを紹介します。

実際に答える際の参考にしてみてください。

 

結婚しても仕事を続けたい理由を話す

面接で結婚予定を答える場合は、結婚しても仕事を続けたい理由を話すと良いでしょう。

仕事を続けたい理由を話す際に、仕事に対する高い意欲をアピールできると選考を有利に進めることにつながるかもしれません。

下記のような理由を話せると、働く意欲が高いことを効果的に伝えられるでしょう。

  • 出産予定はまだないため、しっかり仕事を覚えて会社に貢献したい
  • 子供を産んでからは、子育てと業務の両立を目指したい
     

結婚後も仕事を続けることを家族と同意していると伝える

結婚予定があることを伝えた上で、結婚後も仕事を続けることに対して結婚相手から同意を得ていることを話しましょう。

長く働き続けたいことを明確に伝え、仕事を一番に考えていることをアピールすることが重要です。

会社での将来の目標やキャリアビジョンを話すことで、結婚してからも働く意欲があることを面接官に伝えることができるかもしれません。

 

出産後も続けられる見立てがあることを伝える

出産後も、仕事を続けられる見立てがあると伝えるのも重要です。

有給休暇や産前・産後休暇、育児休暇を取得できるタイミングを事前に調べ、無理なく働けるような計画を立てておくと良いでしょう。

面接時にできるだけ具体的なプランを話せると、出産後も働く意欲があるのだと面接官にアピールできるかもしれません。

結婚予定がある状態で面接に臨む場合は、事前にライフプランを明確に計画し、面接時に聞かれたら正直に話すのがおすすめです。

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面接で結婚予定を答える際の例文

最後に、面接で結婚予定を答える際の例文を紹介します。

どのように答えるか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
 

結婚する予定がある場合

結婚する予定がある場合の回答例は、以下のとおりです。

「私は結婚してからも、仕事を続けていきたいと考えています。

私は御社の〇〇な部分に惹かれ、この仕事に携わりたいと思っています。

今は妊娠や出産の予定はありませんが、子供を授かってからも御社で働き続けたいと考えています。」

結婚する予定がある場合は、結婚してからも働き続ける意欲があることをアピールすると良いでしょう。

長く働き続けたい明確な理由を話せると、結婚や出産してからも活躍してくれる人材という印象を面接官に与えられます。
 

結婚する予定がない場合

結婚する予定がない場合の回答例は、以下のとおりです。

「今の所結婚の予定はありませんが、将来的に結婚しても御社で長く働きたいと考えています。

私は〇〇を一生涯の仕事にしたいと考えており、御社でも長く働きたいと考えています。

今後結婚や出産の機会があっても、担当させていただく仕事は責任を持ってやり遂げます。」

将来的に結婚の機会があった場合でも継続して働きたい場合は、その意思をはっきり伝えることが重要です。

また、結婚後に仕事を続けるか迷っている場合は、迷っている現状の気持ちを正直に伝えるようにしましょう。

仕事を続けるか迷っている場合でも、与えられた仕事は責任を持ってやり通す意思をアピールしましょう。
 

結婚するかどうか曖昧な場合

結婚するかどうか曖昧な場合の回答例は、以下のとおりです。

「お付き合いしている方はいますが、結婚の予定については断言できません。

しかし、結婚した場合でも御社で働き続けたいと考えています。

結婚後も仕事を優先したいという意思は相手に伝えており、了承も得ています。

私は御社での仕事に責任を持ち、〇〇として長く活躍したいと考えています。」

結婚の予定が曖昧であっても、結婚後の仕事の取り組み方については明言するのがおすすめです。

「結婚後のことは結婚してからでないとわからない」などの、曖昧な回答は避けるの良いかもしれません。

結婚後のプランがある場合は、面接時に簡単なプランを話せるように、パートナーと結婚後のライフスタイルについて話し合っておくと良いでしょう。

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面接では答えられる範囲で結婚について答えるのがおすすめ

面接で結婚予定を聞かれた場合、結婚の予定や結婚後のライフスタイルについて正直に話すようにしましょう。

結婚予定について嘘をついてしまうと、入社してから自分が困ってしまう可能性があります。

結婚を理由に選考を落とされることは基本的にないため、話せる範囲で伝えてみるのがおすすめです。

ただし、自分が答えられる範囲で問題ないため、無理のない程度で話してみると良いでしょう。

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