
キオクシアの就職難易度は? 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査
キオクシアは、半導体メーカーということもあり、一見するだけではキオクシアの就職難易度が高そうに感じますよね。そこで今回の記事では、キオクシアの採用倍率や採用大学、学歴フィルターがあるのかなどの視点から、就職難易度について詳しく紹介していきます。実際に技術部門で働いている社員の口コミも、ぜひ参考にしてみてください。
キオクシアの就職難易度は? 人気度も併せて調査
キオクシアの就職難易度は高いのでしょうか?ここでは、東洋経済オンラインが発表している「入社が難しい有名企業ランキング」や「就職人気ランキング」、採用倍率を参考にしながら紹介していきます。
「入社が難しい有名企業ランキング」上位200社の対象外
東洋経済オンラインが発表している2023年の「入社が難しい有名企業ランキング」の上位200位には、キオクシアはランクインしていませんでした。
順位 | 企業名 | 就職難易度 |
54位 | ソニーグループ | 61.6 |
171位 | ニコン | 58.9 |
ランキング外 | ルネサスエレクトロニクス | ー |
ランキング外 | ローム | ー |
ランキング外 | キオクシア | ー |
同じ半導体メーカーの大手である、ルネサスエレクトロニクスやロームは、キオクシア同様に、このランキングでは上位200位以内に入っていませんでした。
しかし、半導体も手掛ける大企業のソニーグループやニコンは、今回のランキングで上位200位以内にランクインしました。
近年日本の半導体メーカーの業績はとてもいいとは言えない状況です。
その中で、キオクシアを含むルネサスエレクトロニクスやロームなどの半導体メーカーは、就職希望者の数もソニーやニコンなどの半導体以外も手掛ける大企業と比べると、多くの人材が集まりにくくなります。
それによって、採用倍率が低くなったり高学歴の就活生が集まりにくいなどの理由によって、競争率が高まらないことが、今回のランキングで上位200位以内に入らなかったひとつの要因と考えられます。
「就職人気ランキング」上位300社に入っていない
上記のランキングと同じように東洋経済オンラインが発表している2023年の「就職人気ランキング」では、キオクシアはランクインしていませんでした。
順位 | 企業名 |
42位 | ソニーグループ |
ランキング外 | ニコン |
ランキング外 | |
ランキング外 | ローム |
ランキング外 | キオクシア |
今回の「就職人気ランキング」では、ソニーを除く半導体メーカーの大手といわれる企業はどこもランクインしていませんでした。
これらの理由には、半導体事業の世界トップシェアを香港や米国などに奪われ、日本の半導体メーカーの力が弱くなってきていることが、人気企業のランキングに大きく関係していると考えられます。
以上のことから、半導体メーカーの企業人気はそれほど高くなく、採用倍率なども高くなりすぎないため、就職難易度は低いと予想できます。
採用倍率は60倍
リクナビによると、キオクシアの今年度の採用予定人数が301名〜、プレエントリー候補リストの登録者数が18304名であることから、採用倍率は約60倍となります。(2023年9月25日時点)
大手企業の多くは倍率が100倍を超える中で、60倍という数字はキオクシアの就職難易度は比較的低いことを表しているのではないでしょうか。
上記でも紹介した同業他社の採用倍率と比較してみましょう。
企業名 | 採用倍率 |
ソニーグループ | 255倍 |
キオクシア | 60倍 |
ローム | 40~54倍 |
ニコン | 21~41倍 |
ルネサスエレクトロニクス | 21~264倍 |
参照:リクナビ・キオクシア採用情報
キオクシアのプレエントリー数は18304名と、ロームなどの半導体メーカーと比べると比較的多いことがわかります。
採用人数が301名以上とあるので、他の大手企業と比べるとそこまで就職難易度は高くありませんが、半導体メーカーの中では採用倍率が高いことがわかります。