
最終面接のメールはどうやって送る?就活や転職の日程調整やお礼をする際の例文を解説
最終面接の返信メールをどのように送るのか、悩んだ方もいることでしょう。そのような方のために、就活や転職で送る最終面接の日程調整メールの返信ポイントや、最終面接への返信とお礼メールの例文をご紹介します。また、お礼メールを送る際のポイントを解説するので、ぜひご参考ください。
最終面接後にお礼メールを送るメリット
最終面接後にお礼メールは、送った方が良いでしょう。
お礼メールを出さないことによって、最終面接に落とされるということはまずありません。
必ずしもお礼メールを出す必要はないかもしれませんが、数分で書き上がるものですので、お礼メールは出すようにしましょう。
お礼メールが来るのを迷惑に思う企業の担当者は少ないため、書く方がメリットがあると言えます。
本章では、最終面接後にお礼メールを送るメリットについて以下の順にご紹介します。
- 意欲が高いことをアピールできる
- 面接担当者に感謝の気持ちを伝えられる
それぞれ詳しく解説します。
意欲が高いことをアピールできる
最終面接後にお礼メールを送ると、意欲が高いことをアピールできるでしょう。
面接を通して感じた企業の魅力や、入社したい気持ちをお礼メールに記載すると、面接担当者に「一緒に仕事がしたい」と思ってもらえる可能性が高まります。
面接担当者に感謝の気持ちを伝えられる
面接担当者に感謝の気持ちを伝えられることも、お礼メールを送るメリットの一つでしょう。
お礼メールを送ることで面接担当者に、「気配りができる」と良い印象を与えられると考えられます。
お礼メールを送る際のポイント
お礼メールを送る際のポイントは、以下の3つです。
- お礼メールは採用担当者宛に送る
- お礼メールは24時間以内に送ろう
- 時間帯も気にしよう
それぞれ詳しく解説します。
お礼メールは採用担当者宛に送る
お礼メールの宛先は、企業の採用担当者にします。
宛先には、会社名、部署名、タイトル、採用担当者の名前と過不足なく、正しく書きましょう。
お礼メールは24時間以内に送ろう
最終面接後のお礼メールは、面接直後に送付するのがベストです。
直後なら相手にとっても直後ですから、面接があったことを忘れられる心配はありません。
直後にメールを送信するのが難しい時でも、遅くとも24時間以内に送りましょう。
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時間帯も気にしよう
最終面接の連絡に対する返信をメールでする場合には、企業の業務時間内に行うべきです。
そして、企業の担当者がメールチェックをしそうなタイミングに送ると、タイムリーに読んでもらえるためおすすめです。
たとえば始業時間直後、ランチタイム直前あるいは直後、就業時間直前の時間帯です。
【例文】就活や転職の最終面接の返信とお礼メール
就活や転職の最終面接への返信の仕方に、悩まれた方もいることでしょう。
そのような方のために、最終面接に関するQAが寄せられていたためご紹介します。
最終面接の日程変更は落ちる?不採用の原因となりますか?
企業の人事・採用担当者の方々にご質問です。
役員面接の日程変更は不採用の原因となりますか?
現在、転職活動をしているものです。
先日、第一志望の企業から最終面接(役員面接)の案内が来たのですが、その日がたまたま現職で抜けられない仕事が入っている日だったため、人事の方に事情を説明し、日程変更のお願いをいたしました。
先方の人事からは「日程調整いたします」という返答が来て、それから2週間が経つのですが、まだ日程の連絡が来ていません。
(ちなみに1週間前に確認のメールを入れたときは「日程調整中です」との返答がありました)
日程変更の希望を出した後にインターネットでいろいろ調べるうちに知ったのですが、役員面接の日程変更をお願いすると先方から「志望意欲が低い」と思われ不利になることがあるとの情報がありました。
私としては第一志望の企業なので、どうにかして最終面接を受け内定を取れるようにしたいのですが、役員面接の日程変更は、そこまで選考に不利に働くものなのでしょうか?
今さらながら、大変後悔しております。
もし良いリカバリ方法があれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いいたします。
過去似たような質問をされていると思いますが、役員のスケジュールって一般社員が想像付かないぐらいギッシリ詰まってますよ。
私も仕事で取引先の役員との商談を調整しますが、…続きをみる
役員の方は予定が埋まっているため、なかなか調整がつかないのは当たり前のようです。
指定の面接日時で参加できる場合
企業指定の面接日時で参加できる場合の例文は、以下の通りです。
件名:「Re:
最終面接のご案内」
xxx株式会社
人事部採用マネージャー xx xx様
お世話になっております。
○○と申します。
この度は選考結果のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
日程に関してですが、ご提示いただいた日時○月○日○時で、最終面接を受けさせていただきたく存じます。
当日は何卒よろしくお願い申し上げます。
転職 一郎(氏名)
携帯電話:xxx-xxxx-xxxx
メールアドレス:xxx@xxx.jp
最終面接のメール送信では、担当者に余計な手間をとらせないためにも、件名は変更しない方がいいでしょう。
件名の前に、返信を表すRe:をつけて返信すれば、担当者が受信メールの整理に楽です。
また、企業からのメールの本文は引用することで、担当者が自分が送った本文を見ながら候補者のコメントを確認できるので効率的だと考えられます。
指定の面接日時で参加できない場合
企業指定の面接日時で参加できない場合の例文は、以下の通りです。
件名:「Re:
最終面接のご案内」
xxx株式会社
人事部採用マネージャー xx xx様
お世話になっております。
○○と申します。
この度は選考結果のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
大変申し訳ないのですが、現職の都度でどうしてもご提示いただいた日程が合わないため、下記の日程の中から、再度日程をご調整いただくことは可能でしょうか。
・○月○日(曜日)12:00〜17:00
・○月○日(曜日)10:00〜18:00
・○月○日(曜日)終日可能
お忙しいところ、お手数をお掛けしてしまい申し訳ございません。
何卒よろしくお願い申し上げます。
転職 一郎(氏名)
携帯電話:xxx-xxxx-xxxx
メールアドレス:xxx@xxx.jp
できる限り指定された日時に、最終面接を受けたいものですが、変更できない用事もあるでしょう。
身内の不幸や、学校に関わることが理由であれば、正直に理由をメールに書いてもよいですが、個人的な理由で、日程調整をお願いするのは避けましょう。
最終面接の可能な日程を、例えば来週の月曜日(xx月xx日)以降の13:00-17:00など、具体的なタイミングをメールで知らせることをおすすめします。
お礼メールの例文
ここで最終面接後のお礼メールの例を、ご紹介します。
件名:最終面接のお礼
xxx株式会社
人事部採用マネージャー xx xx様
昨日、御社の最終面接に伺いました○○です。
この度はお忙しい中、貴重な時間をいただき、誠にありがとうございました。
面接では面接官の皆様に、御社の企業理念の「xxxxxxxx」について詳しく説明していただき、私の質問に親身になって答えていただいて大変感謝しています。
最終面接を経て、御社で働きたいという思いが一層強くなりました。
是非、私も御社の一員として、仕事を通じて会社と自身の成長を実現できれば幸せです。
面接のお礼を申し上げますとともに、末筆になりますが、御社の今後の益々のご発展をお祈り申し上げます。
転職 一郎(氏名)
携帯電話:xxx-xxxx-xxxx
メールアドレス:xxx@xxx.jp
メールの文書はシンプルがものが良しとされているので、時候の挨拶などは入れなくて大丈夫です。
お礼の言葉とともに、最終面接で印象に残ったことや自分の熱意も伝えましょう。
そうすることで、印象が残りやすくなります。
一つ注意していただきたいのが、「内定をください」「内定通知をお待ちしています」といった記載はしないようにしましょう。
最終面接のメールはすぐに返信しよう
本記事では、以下についてご紹介しました。
- 最終面接後にお礼メールを送るメリット
- お礼メールを送る際のポイント
- 【例文】就活や転職の最終面接への返信とお礼メール
最終面接後にお礼メールを送ることで、意欲をアピールできます。
また面接担当者に対して、感謝の気持ちを伝えることもできるため、お礼メールは送った方が良いと考えられます。
お礼メールをする際は、すぐに返信することを意識すると良いでしょう。
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