
【社会人1年目の貯金】目安や上手な貯め方を詳しくご紹介
社会人1年目の貯金の目安ややりくりの仕方をご存知でしょうか。この記事では、社会人1年目の生活費や、社会人1年目の平均貯金額を詳しくご紹介致します。また、社会人1年目の初任給や、44月の一人暮らしの準備についても解説致しますので、ぜひ参考にしてください
社会人1年目はお金がないことについて
社会人の1年目はお金がなく貯金するのは大変だと言われています。
まずは社会人1年目の、お金事情について見ていきましょう。
4月の一人暮らしの準備について
社会人になると同時に一人暮らしをスタートする人は、たいへん多いです。
一人暮らしを始める際には、敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用が発生し、その額はおよそ家賃の5か月分になります。
初めて一人暮らしをする場合は、さらに家具や家電を揃えなければならず、平均20万円の費用が必要です。
加えて引っ越し費用も掛かりますので、大きな出費を覚悟しなければなりません。
社会人の1年面の生活費の支出について
社会人の生活費は、実家の場合は一人暮らしに比べて費用がかからないと言われています。
社会人1年目と言え、給料を稼いでいるのだから、実家暮らしでも生活費を入れるようにしましょう。
また、一人暮らしの場合は、生活レベルによりますが家賃を含めて平均14万円程度の生活費がかかります。
実家暮らしの場合は、生活費が節約できる分、貯金をする習慣を身につけるようにしましょう。
社会人1年目の初任給について
社会人1年目の月給は、高卒の場合は約17万円、大卒で約20万円が平均です。
しかし学生バイトと違い、社会人の給料からは税金や社会保険料が3万円程度引かれます。
2年目からは住民税が引かれるようになり、手取り額がさらに減る場合もありますので、1年目こそ貯金をするようにしましょう。
社会人の平均貯金額について
平均的な社会人は、一体どれくらいの金額を貯金しているのでしょうか。
社会人1年目、1年目、10年目の3パターンの貯金額についてまとめました。
社会人1年目の平均貯金額について
社会人が1年目で貯金した平均額は、約47万円と言われています。
しかし、これはあくまで平均であって、貯金額が0円の人が全体の約2割と最も多い一方で、50万以上の人も2割弱いるのです。
社会人1年目は貯金するのが難しいとはいえ、しっかり貯金できている人もいるので、やり方次第だと言えるでしょう。
社会人5年目の平均貯金額について
社会人5年目となると、貯金額も一年目よりもぐっと増え、約242万円が平均です。
個人差も1年目より大きくなり、5年目でも貯金額が0円の人もいれば、1000万円を超えるような猛者も現れます。
1年に100万円の貯金を達成する人が多いのがこの社会人5年目ですので、貯金のスピードは1年目に比べて速いです。
社会人10年目の平均貯金額について
中堅社員と呼ばれる社会人10年目の平均貯金額は、約400万円になります。
この頃になると、車やマンションなどの高額の買い物や結婚費用で出費も多く、貯金のスピードは落ちる傾向です。
貯金が1000万円以上ある人の割合が5%ほどであるものの、相変わらず貯金が0円の人もいます。
社会人1年目の財形貯蓄について
社会人一年目からしっかりと貯金をする癖をつけるのであれば、財形貯蓄が最適です。
そこで、社会人になったばかりの人には耳慣れない、財形貯蓄について解説します。
財形貯蓄とは?
財形貯蓄とは簡単に言うと、会社から支払われる給料から貯蓄額が天引きになる、貯金制度です。
福利厚生の一環として財形貯蓄を行っている会社が多く、一般の銀行での貯金よりも、財形貯蓄の方は利率が良いというメリットがあります。
ほかにも、一定額の財形貯蓄額があれば、住宅ローンを借りる際に利息が軽減される場合もあり、財形貯蓄の利用価値は高いです。
また、給料から天引きになり強制的に貯金ができるので、貯金が苦手な人は財形貯蓄を利用すると貯金がしやすくなるでしょう。
社会人1年目の目安について
財形貯蓄を始めるには、毎月の給料やボーナスから天引きにする金額を設定する必要があります。
社会人1年目の場合、毎月2~3万円を目安に設定額を決めると良いでしょう。
毎月2~3万円であれば、初任給が20万円でも手取り14~15万円が確保でき、一人暮らしでも生活ができます。
ボーナス時の財形貯蓄ついて
ボーナス時の財形貯蓄は、社会人1年目の場合10万円ずつに設定している人が多いです。
臨時収入であるボーナス時に財形貯蓄をしっかりすると、貯金がしやすくなるでしょう。
しかし社会人1年目の場合は、ボーナスが出ない会社も多いので、注意しなければなりません。
社会人一年目で貯金をしないことについて
社会人1年目からコツコツと貯金をすることに対して、無駄だと否定的に捉える人もいます。
貯金に否定的で、貯金をしないポリシーの人には、一体どんな理由があるのでしょうか。
貯金ができないのか
貯金をしないポリシーの人は、貯金ができないのではなく、貯金するくらいなら有意義に使った方が良いと考えています。
お金をあるだけ使うという考え方は日本古来の道徳に反していますが、それを将来への投資と考えれば、貯金をしない考えにも一理あるのです。
遊びに使うことについて
社会人1年目から貯金をすると、経済的にもカツカツで思いっきり遊ぶことは難しいでしょう。
社会人になれば、学生時代とは違った遊びができるのに、貯金のためにそれを我慢するのは少しもったいないと思う人もいます。
遊びを通して人脈が広がれば、その人脈が後にビジネスにつながり収入アップにつながるかもしれません。
貯金は歳をとってからでもできるけれど、若くて思いっきり遊べる体力があるのは今だけなのです。
自己投資に使うことについて
資格の学校や専門学校に通ったり、情報を得るための書籍を買ったり、自分の成長のためにお金を使う自己投資は、非常に有効なお金の使い方です。
社会人1年目で頑張って50万円貯金しても、今のご時世利息が付いても微々たるものですが、自己投資は使ったお金の何倍にもなって返ってくることもあります。
しかし、一方で使い方を間違うと無駄になってしまう場合もあるので、自己投資をする場合は慎重にならなければなりません。
まとめ
社会人1年目は、出費も多く貯金をするのは難しく、貯金の平均額は43万円ですが、貯金をしていない人も2割います。
社会人歴が長くなるにつれ貯金額の個人差も増えることから、財形貯蓄を利用するなどして1年目から少しずつ貯金をする癖をつける事が大切です。
一方で、社会人一年目に貯金をあえてせずに遊びや自己投資に使うのも、一つの方法と言えます。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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