企業理念は抽象的で、現場まで伝わっていない。結局KPIの数字を分解して下に割り振るのみで、現場は数値の達成のみに注力する。したがって投資や、長期的な育成、スキル獲得といったことは疎かにされている。安定志向人材が多いのもあいまって、休日に勉強しているような人は少数になっている。裏を返せば、ちょっと勉強していれば社内偏差値50は楽々越えられる。
社長がしっかりしてる。 今後は海外市場に対しての売上割合を増やしていこうとしており、高止まりな日本市場での商売からの脱却を図っている。数年前の大赤字からの脱却劇に見られる通り、失敗から学んで成功につなげると言う考えを社員全員に植え付けることで、長期的な成長が可能だと思われる。
基本と正道などと言っているが、現場ではその考えよりも目の前の業務をこなすのに必死になっている。余裕がある部門では恐らく考えは浸透しているのかと思う。