とにかく人手が足りておらず、残業でなんとかカバーしている。45~60時間の残業が常習化している。 21時になってもフロアの半分以上が残っている。 特に悲惨なのは、出世コースから外れた裁量労働制の課長代理で、家族を持ちながら毎日21時まで仕事をして残業代で稼ぐこともできない様は目も当てられない。
自社開発のパッケージシステムをカスタマイズして納品するだけの仕事。 経営層がとにかく利益率を気にしており、いかに高く売り、カスタマイズを減らして原価を抑えるか、ということにばかり注力しているのが実態。
仕事ができる社員より、目立つ社員のほうが評価される。また優秀な社員の方が残業が少なく、給料が低いのも実態。 その為優秀な社員は退職する傾向にあり、中途採用も行っていないため、今はとにかく残業することで膨大な仕事量をこなしているが、この状態を続けていけるのかは疑問が残る。
7年目まで住宅手当が5万円。 地方出身者は寮に光熱費家賃込みで数万円で住める。 それ以外は外部の福利厚生サービスが用意されているが、使っている人は見たことない。(プライベートに土日しか使えないため、使う機会も少ない)
数年前まで女性で課長以上はほぼいなかったが、近年主にバックオフィスで女性管理職を見始めた。 現場の女性管理職はプライベートを捨てて仕事に人生を捧げている人のみで、育休産休後の出世は見込めない。
人手不足をカバーするための過酷な労働環境にいつまで社員がついてこれるか次第。 大手企業をターゲットとする傾向にあるが現状の技術力では、大手企業が取引してる外資系コンサル及び日系大手SIerに勝ち続けることは厳しいように思える。
年々基本給のベースは上がっているものの新卒採用の初任給も年々上がっておりその上がり幅に達していないメンバーも少なくないのてはないかとは感じる。 中堅以上クラスを見る限り、有価証券報告書の平均年収は極々一部の極端な人達が押し上げているというのが感覚値である。
プロジェクトワークについては同時並行でいくつも掛け持ちするためにバランスは取りづらい。他人任せにせず主体的かつ自立的に仕事をコントロールする術を身に付ければ良いのだが、それが出来る人はあまりおらず追い込まれる人は年代問わず一定数存在する。 若手はコントロール難しい分、比較的気を遣ってもらいやすいと感じる。 会社からのきめ細やかなチェックや報告業務が多く中堅以上はそれにストレスを感じているメンバーも多いと感じる。
人事評価は事業部単位で査定をしてから調整をしているらしい。何が良くて何がダメなのかといった具体的なフィードバックはほぼなく、結局は上席や経営にどう思われているかである。
若手のうちは男女で差をつけているという事は全くないが、出産を機に子育てとのバランスで後方支援的な役割に回されがちではある。会社としては女性管理職を増やしてはいきたいと思っているようではある。