現在の事業の方向性は、クラウドへのシフトおよび広い意味でのコグニティブ技術の活用である。CloudのIaaSではAWSとAzureに大きく差をつけられた状況にあり、現在多く保有するメインフレームIBMユーザーでマーケットを今後どれだけ確保できるか、また膨大な投資で手に入れたRed Hatのアセットを活かしていけるか? さらにコグニティブはAI化の熱が静まる中で、再度どうビジネスを大きく伸ばしていけるか? この辺りの成果の是非に将来性がかかっていると思われる。
技術力、変革力、変革の実績。 技術に基づいた変革のビジョンが明確であり、社会をリードしていくという気概が明確である。これまでにもさまざまなサービスを生み出してきた。 上流から下流までこれだけの推進力を持ってプロジェクトをリードできる企業は他にはないと思う。 全世界に10数箇所のリサーチ拠点を有し、毎年数多くの最先端特許技術を生み出してきた。近年では量子コンピューターにも力を入れている。 クラウドを社会全体のインフラにしていくための推進技術にも力を入れている。 レガシーと新テクノロジーとその両方の在り方、両立、移行など広い目で物事を見ていると感じる
・競合に勝てていないし、勝てないと思う。AWSやGCPに絶対勝てないIBMCloudを持ち続けなければいけない悲しさ。
会社の注力しようとしているクラウド領域で全く存在感を発揮できていない。 AI分野もかつてほどの競争力はなく、先行きは暗いと感じる インフラ部門の切り離しにより、顧客とのトラブルも頻発しそうである
将来性が危ぶまれると大きな変革を巻きおこすので、ただただ落ちていく会社ではない。ただ必ずしも好転するかは不明。 加えて変革は長期的なしやで行われているのかが気になる点ではある。このまま何を事業の強みとして打ち出していくのかは現場レベルでは誰も理解できていないのが現状。
ここ10年くらい右肩下がり。ワトソン(AI)やクラウドで先行できず苦戦中。 収益改善に向けて分社化などの施策を打ち出して実行しているが、どうなっていくのか予想がつかない。
インフラ事業部が本体から切り離され分社化することが決まっている。自社製品だけでは勝てないので、他社製品も柔軟に取り扱えるようにスピンアウトする。分社側のモチベーションは低いと思う。切り離されたのだから。
他社が成功する為に活用した多くのソリューションをIBMは持っていた。にもかかわらず、かつて利益率の高いホストやソフトウェアを脱却できず今の状況になっているのではと思う。分社化をしているが今後どうなるか不透明。インフラを分社化したが、ビジネスコンサルから保守運用、ハードウェアに至るまで一貫したサービスを提供できるのは大きな強み。