ユーザー名非公開
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就職活動ではなぜかユーザー系や独立系で分類分けされますが、あまり業界の商流とは関係ないんです。実際の仕事としては以下のように縦構造となっています。 ①社内SE(事業会社の情シス系部門):ITの案件を発注 ②ユーザー系SIer(内販):①と③の調整役 ③ベンダー(大手・中堅レベルのSIerや、ユーザー系SIerの外販):①や②の仕事を受託側として統括する。 ④特定派遣・SES(名もなき中小SIer):③の下請けとして実際の作業を行う おっしゃる内容から判断すると、質問者様は③の会社に内定し、将来的に②の会社に行きたいということでしょうか?そういう転職をする人も多くいますが、基本的に②と③は両者は向き不向き程度の違いであり、仕事内容は分業されておりますし求められるスキルも違うため、別に無理に段階を追って経験しなくても良いと思います。 1 ) 上流から下流の経験があるとはいえ流通業専門の知識で転職が可能なのか ->受託側が携われる上流って精々基本設計ぐらいからです。あくまでシステム開発の作業を受託するので顧客から求められてるのは業務要件よりもきちんと障害を出さずにリリースまで完了できるPMスキルです。なので流通業かどうかは関係ありませんし、第二新卒ぐらいならまだいいかもしれませんが、年次を追うごとに要件定義の経験がないためアピールするのが難しくなっていきます。 ベンダーから転職された方はシステム遂行のPMスキルが評価される場合が多いですね。 2 ) そもそも新卒カードを独立系SIerに使ってしまうのはもったいなくないのか ->独立系かどうかは関係なく、商流としてどの位置で仕事をしたいかによります。 3 ) 独立系からユーザー系への転職は難しいものなのか ->上でも述べましたが、ベンダー側とユーザー側は人間性がどちらに向いてるかどうかぐらいの違いしかありません。ベンダー側でもユーザー側でも大手企業に入れば給与は高くなります。 4 ) 中途入社と新卒入社で管理職につける難易度など差があるのか ->どの会社にも管理職はありますが。。。と言いたいところですが、第二新卒くらいなら変わらないでしょうね。年次を追うごとに採用時時点で求められる役割などが決まっているので、そこで実績を出せるかどうかが全てでしょう。