
【家庭裁判所調査官になるには】目指せる大学(学部)や資格・向いている人もご紹介!
家庭裁判所調査官になるには、裁判所職員採用総合職に合格する・2年間の研修を受ける必要があります。本記事では、学歴別の家庭裁判所調査官になる方法や、目指せる大学・学部・必要なスキル・向いている人の特徴や年収まで詳しくご紹介していきます。家庭裁判所調査官になりたい、なる方法が知りたいという方はぜひ本記事をご参考にしてください。
家庭裁判所調査官になるには
ここでは、家庭裁判所調査官になる方法について以下の順番でご紹介していきます。
- 裁判所職員採用総合職に合格する
- 2年間の研修を受ける
では、裁判所職員の採用総合職からご紹介していきます。
裁判所職員採用総合職に合格する
裁判所の公式HPによると、家庭裁判所調査官になるためには、下記いずれかの試験に合格する必要があります。
- 裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補、院卒区分)
- 裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補、大卒区分)
裁判所職員採用総合職試験の応募資格は以下の通りです。
【裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補、院卒区分)の応募資格】
- 1992年4月2日以降に生まれた方で下記項目に当てはまる方
- 大学院の修士課程または専門職大学院の課程を修了した方、および2023年3月までに大学院の修士課程または専門職大学院の課程を修了する予定の方
【裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補、大卒区分)の応募資格】
- 1992年4月2日~2001年4月1日までに生まれた方
- 2001年4月2日以降に生まれた方で下記項目に当てはまる方
- 大学を卒業した方および2023年3月までに大学を卒業する予定の方
裁判所職員採用総合職試験を受けるためには、30歳未満であり、大卒以上の学歴が必要となります。
参照:
裁判所 裁判所職員採用総合職試験
厚生労働省O-Net 家庭裁判所調査官
2年間の研修を受ける
裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補、院卒区分)または、裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補、大卒区分)に合格すると家庭裁判所調査官補として採用されます。
次に、家庭裁判所調査官補として、裁判所職員総合研修所と配属先家庭裁判所で研修を2年に渡り受けることで、家庭裁判所調査官として任官されます。
家庭裁判所調査官補の研修内容は以下の通りです。
- 憲法/民法/刑法などの法律に関する科目
- 臨床心理学/犯罪社会学/精神医学などの科学科目
- 調査事務/事例研究/心理テスト技法演習など家庭裁判所調査官になるうえで必要なスキル
研修では、法律や科学に関する科目について学ぶ座学をはじめ、事件の処理や調査全般にわたる実演演習など、家庭裁判所調査官として必要なスキルを幅広く学びます。
参照:
裁判所 裁判所職員採用総合職試験
厚生労働省O-Net 家庭裁判所調査官