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参事

【参事ってなに?】今さら聞けない!状況で違う参事の意味とは?

取引先との打ち合わせや会議をする際に名刺交換をすると、さまざまな肩書きの人に出会います。部長や部長補佐、課長、課長補佐などわかりやすい役職の人もいれば、参事など普段はなかなか聞くことのない肩書きの人もいます。ここでは、参事の概要から実際の使われ方について紹介していきます。

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参事について

参事の意味

参事は、もともとが国会や地方公共団体など、公務員の役職名として使用されているものです。

国会では、事務部門で働く公務員の人全般を指します。

都道府県や市役所の地方公共団体でも、部下がいない立場で働いている人に対し、参事という肩書きが利用されているところがあります。

また農業協同組合などの協同組合や、協同組合で運営している金融機関などで勤務する人に対しても、この呼称が利用されています。

民間法人でも、国会や地方公共団体、協同組合の組織と同様に、役職や職能を表す肩書きや地位として利用されるようになっています。

国家公務員総合職に就きたいのですが今から何をすればいいでしょうか。

2023年1月現在大学3年です。就職について質問があります。私は帝大法学部をストレートで入ったのですが、鬱病にかかり単位を1,2年の時に取得出来ず、今現在3年にして40単位を履修中です。

それが2月のはじめに取り終わったとしても、まだ4年の前期に20単位残っており、就活をどうしようか迷っています。

本当は国家公務員総合職につきたくて9月から勉強していたのですが、もう間に合わないと思い、再来年受けることとしています。

ですが、その間、就職浪人をすべきか、民間に今から修正するか、市役所を受けてそこから総合職の勉強を7月から注力すべきか迷っています。

なにが最善なのか分からなくなりました。総合職を7月から勉強したところで受かるかどうかも分からず、ニートになるのが怖いです。

そして今何を注力して勉強すべきなのかも分からなくなりました。留年をすべきか、このまま卒業すべきかも迷っています。

どなたかおしえていただけないでしょうか。まずは2月の単位を取るべきなのはわかるのですが、公務員試験の勉強や面接対策もすべきか、受ける企業をきめてもないのでそれもすべきなのでしょうか

選択肢がありすぎて混乱してますね。国家公務員総合職を目指しているとは志が高くてよい目標だと思います。

私が大学生当時、いまのあなたの状況だったらどうするかで考えてみました。

まず鬱病がまだ完治しておらず、カウンセリングや投薬が続いているなら...続きを見る

参事の仕事内容

参事の具体的な仕事内容ですが、特定の分野での豊富な知識や経験をもとにアドバイスをしたり自分自身で調査研究をする役割になります。

部長や課長から必要に応じて専門知識をいかしたアドバイスを求められたり、経験や人脈を生かして、取引先との会議や資料作成に参加するといった、個人の蓄えた知識を発揮するポジションです。

年齢的にも、部長クラスや課長クラスの年代の方が多いので、経験も豊富で何か疑問や相談などにのってもらうことがよくあります。
 

参事の役職について

参事は、会社によっては役職としている組織もあれば、そうでない組織もあり一概にいうことは困難です。

一般的には、国会や地方公共団体のような行政機関は役職と扱っている傾向があります。一方で、民間企業は職能資格レベルを表現する肩書きとして利用していることもあります。

職能資格とは、役職とは異なり給与を決める基準になる職能レベルです。例えば、職能資格は上位から、理事、参事、主事などと設定されていて、これで職能給を決まります。

これとは別に、部長、課長、係長にはそれぞれ役職手当が設定されていて、役職ごとに役職手当が加算される仕組みです。

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法人で参事を使う場合

会社で参事を使うときの例

参事は企業によって使われ方が異なります

管理職には該当する場合がほとんどですが、ポジションがなくライン部長を務める能力はあるものの、参事職として働く人もいます。

また、経験や専門知識は素晴らしいものの、部下とコミュニケーションをとることが得意でないため、部下を持たない参事職になる場合もあります。

取引先や顧客と名刺交換をする際も、「参与」という肩書きを見ただけでは普段どのような仕事をしているのかイメージが掴みにくいのが本音です。

こういう時は、雑談をしながら部下がいるのかどうか、参事が相手の会社で権限のあるポストであるかどうかを遠回しに聞き出しておくと良いでしょう。

後々その会社と仕事を進めていく上では大切なポイントになります。

参事は部長より偉いの?

参事は、一般的に経験豊富な年齢の高めの人が就く傾向です

部下がいないこともありますが、専門知識と豊富な経験を持っており、部長相当あるいは課長相当の位置付けになります。

部付や局付となり、ラインの部長や課長とともに働きますが、その仕事とは別に自分自身のプロジェクトを扱っている場合もよくあります。
 

参事の給与

参事の給与は高い傾向があります。

部長もしくは課長相当額ですが、役職として会社が扱わない場合は役職手当が上乗せされず、通常の役職者より10~20%は低くなってしまうかもしれません。

それでも大企業であれば、1,000万円はいかないまでも、それに近い700万円~800万円のレベルは給与としてもらえるでしょう。

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公的機関で参事を使う場合

国会での参事の使われ方について

国会では、事務を取り扱う職員を参事と呼んでいます。

国会の参事は、課長級から係長、担当者などひとくくりの総称となります。

多くの人が参事という肩書きのもとで働いているわけです。もちろん組織のトップに事務総長や法制局長という役職もあります。

なお、国の行政機関では、担当者を参事官と呼んでいます。
 

地方公共団体での参事の使われ方について

地方公共団体で使われる場合は、企業で使われている役職の部長や課長と同等レベルの役職として扱われていることが多いですが、部下をもたず働いていることが通常です。

部付や局付の参事という立場で仕事をする形になります。

各都道府県や市町村によって、この参事の使い方が異なり、企業のように職能レベルを肩書きとして使用しているときもあります。ある地方公共団体では、局長級を理事、部長級を参事、課長級を副参事、課長代理級を主査として利用しています。
 

参事官とは

参事官とは、各省庁の行政機関で利用しています。

例えば文部科学省や財務省に参事官という立場の人がいて、この人たちは企画書や提案書を作成したり、部や局からの業務を進めるなど、ラインの局長、部長、課長をサポートする役割があります。

部付、局付になることが多いので、同じ肩書きの人が複数存在することがあります。

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参事と参与の違いとは

参事と参与の違い

参事と参与の違いは仕事内容になります。参事は実務部隊に近い仕事をしています。

部下のいない中で、ラインの部長や課長に日常業務のサポートやライン部長や課長が多忙で取り組めないプロジェクトの推進役を進めます。

参与は特殊な分野の専門家という立場です。一般社員では持っていない特別な技術や知識を皆に共有したり取引先に提案するアドバイザー的な役割です。

特殊技能に秀でた方を外部から登用したり、退職した人を再雇用して確保したりします。
 

参事と主事の違い

参事は、参与同様、経験のある年齢の高めの人がなります。

ライン部長のように部下がいる場合は少ないですが、経験の豊富な人がなりますので部長相当の位置付けになります。

一般的には、参事の次が主事になるので、参事が部長職相当であれば、主事は副部長、もしくは課長相当になるでしょう。

主事について、JobQにて質問がありましたので見てみましょう。

京セラの課長や主事以上の役職の割合はどれくらいですか?

課長級、主事以上の割合てどれくらいですか?半分くらいは主事以上ですか?

半年前まで京セラで部長でした。

年々平均年齢があがっているので、主事以上は増えていると思います。基本的に年功序列制度なので。

ただ、…続きを見る

参事と主査はどっちが偉い?

主査は、自分自身の部下やチームは持たないものの、参事、主事よりも事務的な実務業務が多くなります。

業務内容としては課長と同様の業務をサポートする立場なので、主査を担当課長として役職をつける会社もあります。

参事、主事に比べると、主査は実務担当者を管理、指導する立場になります。

よって参事の方が役職としては上位になることが多いです。

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実際に参事はどのくらい偉い?

最後に、参事の役職としての順位は実際どのくらいなのかを見ていきます。

協同組合や労働金庫での参事の立ち位置

理事会で選任されて、支配人かそれと同等の権限を持ちます。
 

公的機関での参事の立ち位置

  • 理事の下の順位
  • 部長や課長を補佐する立ち位置
  • 国立国会図書館などの機関ではジムを取り仕切る立ち位置
  • 国会では事務作業をする職員
  • 地方公共団体や独立行政法人では部長・課長ランクの立ち位置
     

企業や組織での参事の立ち位置

  • 課長と同等かそれより上の立ち位置
  • そもそも資格や能力を持っている人全員を指し、参事の中から課長などの役職が選任される
  • 係長や主任より権限がある
  • 研究機関では役職がなく、参事の中で階級分けされている

簡単にまとめてみましたが、参事という存在に厳密に立ち位置はなく組織や会社によって立ち位置は変わります。

あくまで上の情報は一つの例として参考にしていただければ幸いです。

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まとめ

役職や肩書きは数多くあります。

今回はその中の1つである参事についてご紹介しました。

役職や肩書きは、会社によって使い方が異なるので、どのような立場の人なのかすぐに掴むことは難しいです。

参事の役職の方に会った場合は、その方の同僚か会社の人事ににどのような立場の方なのか確認することをおすすめします。

「参事」の関連記事を以下にご紹介しますので、チェックしてみてください。

【参事の役割について】仕事内容や年収について徹底解説
【副参事について】意味や階級・給料について詳しくご紹介
【参事と主事】意味や役割について詳しくご紹介致します

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