【圧迫面接はパワハラになる？】乗り切るための対処法などご紹介

圧迫面接をする企業は、パワハラ体質である可能性が非常に高いです。

社外の人に対して行う面接で、相手にプレッシャーをかける企業の人間関係が良好だと考えられますか。

そもそも圧迫面接とはどのような面接なのか、入社後の対応などについて順番に説明してきます。
 

圧迫面接とは？その３つの特徴

圧迫面接は、次のような特徴がある面接です。

• 面接者のこれまでの経歴や人間性を否定する
• 面接者の回答を執拗に深掘りする
• 面接官の態度が非常に悪い

企業は、面接者のストレス耐性の実態を確認するための方法として圧迫面接をします。

採用後にストレスに耐え切れずに辞められるのは、企業にとって大きな損失です。

時間や事件品を割いて採用したのに水の泡になってしまうからです。

これを防止するために、企業は面接時点で面接者のストレス耐性を把握する必要があります。

よって、企業は紹介した3つの特徴に該当する圧迫面接をあえて行っています。
 

圧迫面接をする企業では入社後のパワハラが待っている

圧迫面接をする企業に入社するとパワハラが待っている可能性が非常に高いです。

面接以上のストレスを絶えず感じる生活になります。

度を超えた叱責が横行しているに違いありません。

景気が回復して現在は売り手市場なので、わざわざその企業に就職しなくても他にいい企業で働くチャンスがあります。

面接の時点で圧迫感を感じたなら、自分はその企業に適していないということです。

あえてリスクをとる必要はありません。

せっかくの就職・転職活動なので、自分に適した企業を正しく選択しましょう。

パワハラまがいの圧迫面接は一体どのような面接でしょうか。

具体的な例を交えて、圧迫面接によくあるケースを2つ紹介します。
 

ヤル気あるの？

面接官の質問に対する回答に詰まった場合に言われることが多いです。

面接で回答に詰まるのは、ヤル気がないからではありません。

誰しも経験することで、質問に対して誠実に答えようとするからこそ答えに詰まります。

この質問はストレス耐性を見るのに適した質問ではありません。

面接で言われるくらいなので、入社すれば毎日のように言われるのが目に見えます。
 

入社できない

こちらも答えに詰まったり、相手が求める答えと相違していた場合に言われることが多いです。

面接官の言い方にもよりますが、明らかに侮辱する態度で言い放ったなら、その会社ではパワハラが横行していることでしょう。

そんな会社には入社できない方がいい生活が送れるので安心してください。

パワハラという言葉世の中に浸透したことで、パワハラを受けた場合に訴えられるようになります。

では、圧迫面接はパワハラに当たるのでしょうか。

パワハラの定義や具体的な行動に触れながら解説します。
 

継続的行為ではないが

パワハラの定義として代表的なのが、そのいやがらせが「継続的行為」であることです。

この定義を考慮すると、圧迫面接で受けた精神的苦痛はパワハラに該当しません。

しかし、パワハラは被害者がひどい苦痛を強いられたと感じた時点で訴えられます。

パワハラをした当人の医師は反映されず、あくまでも被害者がどう感じたかに焦点を置きます。

よって、圧迫面接はパワハラの定義には該当しませんが、パワハラと捉えられる可能性があります。
 

パワハラの具体的な行為が問題

パワハラ自体を取り締まる法律はないので、パワハラに該当する行為が刑事や民事の諸法律に違反するなら訴えられます。

例えば、刑事であれば名誉棄損や侮辱罪、民事であれば損害賠償などです。

圧迫面接で具体的に受けた行為が法律に違反すれば、パワハラを起訴できます。

就職・転職活動をしていると圧迫面接に合うことがあります。

心の準備をせずに圧迫面接に合い、精神的ダメージを引きづる人も多いです。

圧迫面接におけるおすすめの応答例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
 

志望動機での追及質問

インターネットで調べた情報を基にした志望動機だと、嫌な深掘りをされる可能性が高いです。

例えば、「弊社のどこに将来性があるの」、「弊社の発展性はどこなの」といった追及質問です。

こうした質問に対しては、一度面接官の意見を受けとめてから自信を持って自分の意見を述べましょう。

「たしかに〇〇〇ですが、私は〇〇〇と考えます」のように返答すればあっさりと終わることが多いです。
 

自己PRでの追及質問

自己PRのエピソードが浅いと追及されます。

自己PRで大切なのは、PRしたポイントを仕事でどのように生かせるかを面接官にきちんと伝えることです。

エピソードと仕事との共通点を述べて自分を採用した場合の企業のメリットを伝えられるとなおいいです。

「たしかに〇〇〇ですが、仕事では〇〇〇に繋げられます」と具体的に話すように心がけましょう。
 

前職の退職理由や実績についての追及質問

前職について聞かれるのが嫌な人は多いです。

人間関係や労働環境が悪くて辞めるケースが多いと思いますが、あまりいい印象は与えられません。

圧迫面接をする会社に正直にこのような理由を述べると嫌な返しをされる可能性が高いです。

退職理由は「キャリアアップに繋げたいから」と伝えるのが転職時の面接の基本です。

最後に圧迫面接を乗り切るための対策を3つ紹介します。

今回は、プレイだと思い受け流す、面接官は普通のオッサン、深堀されても答えられるように準備するの3つについて順番に説明します。
 

プレイだと思い受け流す

圧迫面接は面接形式の一つなので、うまく答えられなかったり、面接官の機嫌が悪かったりしても自己嫌悪に陥る必要はありません。

プレッシャーをかけて反応を見ているだけの面接です。

焦ってうろたえるのではなく、プレイだと思い受け流しましょう。
 

面接官は普通のオッサン

面接中で忘れているかもしれませんが、面接官は普通のオッサンです。

ただの面接担当になっただけの人なので、恐縮する必要はありません。

自分が面接しているところを客観的に捉えれば怖さから抜け出せるので試してください。
 

深堀されても答えられるように準備

深掘をする圧迫面接が非常に多いですが、十分に準備しておけば必ず対処できます。

準備がおろそかだと自信が持てず答えに詰まりますが、面接前に自分自身で深掘りをしておけば大丈夫です。

プレッシャーに負けず自分の意見をしっかりと伝えましょう。

圧迫面接をする企業に入社すれば、パワハラの被害者になる可能性が非常に高いです。

そうした企業に就職する必要はないので、うまく切り抜ける方が無難です。

就職・転職活動をする中で圧迫面接に当たることがあると思いますが、今回紹介した方法を参考にしてください。