【社員寮はストレスがたまりやすい？】プライベートが分けにくい

職場には社員寮が完備してあるところもたくさんあります。社員寮は２種類あります。

「社有型の社員寮」と「借り上げ社宅」です。ここではこの２つについて詳しくみていきましょう。

1.社有型の社員寮

社有型の社員寮とは会社が建物を持っており家賃を払いそれを借りることができるというものです。

会社側は会社の資産であるために社員寮を作る場合には相当な費用がかかります。場所や間取りなども変更はなかなかできません。

そのため社員であっても人気がありなかなか入れないという人もいます。また、長年利用している場合も多く建物が古いことも多いようです。

2.借り上げ社宅　

借り上げ社宅は自由度が高いのが魅力です。寮のように決まった場所に住むのではなく、自分たちが好きな場所に住むことが可能なところです。一軒家などの借り上げ社宅に住んでいるような人もいます。

しかし、会社によっては住む場所に条件がついていることも多いようです。

借り上げ社宅一応社宅とは呼ばれていますが寮などとはまったくの別物です。会社が家賃を何割か負担してもらえますので寮と呼ばれているのでしょう。

社員寮を作っている会社も多いのが現状です。

新生活などにおいて社員寮に入りたいという人も多いはずです。ここで社員寮のたくさんのメリットを紹介していきます。

1.家賃が安い

社員寮の最大のメリットはやはり家賃が賃貸のアパートやマンションよりも安いというところです。平均的な独身寮の相場は1,3000円程度です。はるかに一般的な家賃よりも安くなっています。

また、最近は社員寮ではなく借り上げ社宅を採用している会社も多くなっています。

借り上げ社宅も賃貸アパートやマンションよりも家賃相場は安くなっています。平均的な借り上げ社宅の相場は1,2000円程度です。社員寮よりは少しですが安い傾向にあるようです。

どちらも家賃は安いですが、もし選択することができれば借り上げ社宅を選んだ方が良いでしょう。

2.安心して暮らせる

安心して暮らすことができるのも社員寮のメリットの１つです。１人暮らしとなれば食事に困るといった人も多いのではないでしょうか。

１人暮らしをはじめ仕事も忙しいとなればやはり食生活は偏ってしまう傾向にあります。

しかし、社員寮の場合食堂がある場合が非常に多いです。安い費用で栄養の良いものを簡単に食べることが可能となっています。

そのため健康面で安心して過ごしていくことができるようです。

3.社員間交流がある

もし、就職により地元から離れていた場合には特にこの社員間の交流があるのは嬉しいことでしょう。

社員寮では同僚とプライベートの時間でも同じところで過ごしていくこととなります。常に行動を共にするので自然と仲は深まっていくようです。社内に早く馴染むこともできるでしょう。

また、友達感覚としてみれるようになるので仕事も楽しくすることができるようです。

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社員寮にはメリットがあることが分かったでしょう。しかしデメリットもあるのが事実です。

ここからは社員寮のデメリットについて見ていきましょう。

1.規則がある

社員寮では規則があります。

会社によっては規則が厳しいところ緩いところもあるでしょう。厳しいところでは門限があるようなところもあります。

また、友達や恋人を連れ込むことはほとんどの社員寮で禁止されています。

中には隠れてやろうというような人もいますがもしバレてしまうと会社の規則を破ることになるので相当面倒くさいことになるでしょう。

このように社員寮では規則により行動が限られてくるのがデメリットと言えます。

2.建物自体が古い場合もある

社員寮は建て直しなどは費用がかかるため非常に厳しいです。

そのため建物自体が古い場合もよくあります。中には修理などにお金をかけておらず汚いというような社員寮もあります。

今ある社員寮の多くはバブルの時代に建てられたものが多いためこのような状況になっていることが多いようです。

社員寮が汚いことによってストレスがたまることもあります。入居前には必ずどのようなものか確認しておくと良いでしょう。

3.プライベートがない

社員寮では仕事とプライベートが分けにくいというデメリットがあります。

住民はすべて同じ仕事場で働いている人たちです。常に気を使いながら生活を行わなければならないようです。また、休みの日においても会社の人と会う確率が非常に高いです。

社員寮に住んでいる限りはプライベートで仕事のことは常に考えておかないといけなくなってしまいます。

社員寮での生活は向いている人、向いていない人に分かれるようです。

ここでは社員寮に向いている人と向いていない人を紹介していきます。

集団生活に抵抗がなければ向いている

社員寮では集団生活を行わなければなりません。

中にはトイレやお風呂が共同のところもありプライベートの時間はあまりとれないようです。昔から集団生活に抵抗がないような人であれば社員寮は家賃も安いのでおすすめです。

神経質な人は向いていない

社員寮は築年数が立っており古い建物も比較的多いです。汚くても費用がかかるためメンテナンスをやってくれないような会社もあるくらいです。

そのため神経質な人は社員寮には向いていないでしょう。

いかがでしたでしょうか。
今回は社員寮について紹介をしていきました。

社員寮には借り上げ社宅と社有型の社員寮の2種類があるということが分かりました。社員寮には「家賃が安い」「安心して暮らせる」「社員間交流がある」などのメリットがあります。

デメリットは「規則がある」「建物自体が古い可能性がある」「プライベートがない」などがあげれました。社員寮にはメリットがたくさんありますがデメリットもあります。

自分に合っていると思えば制度を積極的に利用すると良いでしょう。

社員寮に向いていない人は集団生活が苦手な人、神経質な人です。このような人は入居してもストレスが貯まりますのでやめておいた方が良いでしょう。

社員寮に入りたいといった人でも一度入ると社員寮は出にくいのでいろいろな観点から社員寮について知識をつけておいた方が良いようです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。