金融・証券業界は年々改革されているが、それに順応していこうという姿勢を非常に強く感じることができる。
年収に関しては証券業界全体が高いこともあり、高い方かと思う。業界内ではあまり高くはないかと思う。ボーナスに関しては個人よりも支店の成績重視される傾向で支店の出来不出来に左右されるので運要素もあるかと思う。
有給は多いと思う。支店によって取りやすさ、ルールが異なるが基本的に絶対に取らないといけない休みが7日あるのである程度は確保されてるかと思う。しかし数字ができていないと取りにくさはある。残業に関しては少ない方だと思うが時間内に業務をしないといけないのでかなり忙しいと思う。休日出勤などもない。
経営者やお金持ちの方が顧客なので刺激を受けることは多々ある。一方で数字を意識しないといけない環境なので圧は感じるかと思う。精神的にも自分本意の営業にならざる得ない局面は多々あるのでメンタル的にはきついと思う。数字に関しては1ヶ月単位で目標があるので毎月数字を上げ続けられないと厳しい。担当顧客によって数字の出来不出来はあるので運要素はかなりある。
大手なだけありかなり充実している。
いわゆる専門職としての人事体系に乗れれば、日系金融の中では比較的よい収入になると思われる。過去は渋い時期もあったが人材流出を受けて随分改善しているようである。ただし個人・チームでいくら稼いだところで、会社全体・部門全体の収益が悪ければ賞与部分は削られることになる点はデメリット。投資銀行部門に関しては、労働量だけみれば外資と大して変わらない割に給与水準は低いため、能力が高い・プレッシャーに強い・案件を取れる人間は転職した方がハッピーなケースが多い。一方で日系・銀行系ならではの緩さもあるため、収入にこだわらない人間にとっては悪い勤務先ではないと思われる。(もっとも金銭に執着のない人間は、そもそも当業界には向いていないように思う)
部署次第ではあるが投資銀行部門においては長時間労働が常態化していた。ただし近年は働き方改革等の影響で、特にジュニアのワークライフバランスは改善していると聞く(逆に中堅以上の社員の負担は高まっているとも)
専門職として認められれば、特別職務給として残業代が出ない代わりに、ベース給与とボーナスが大幅に上がる。マーケットに関わるものは、ボーナスが収入に占める割合が大きい一方、プライマリーサイドは残業代によるベース給与が大きな割合を占める。 年収の体系は銀行出向組と証券プロパーで異なり、不透明。
ワークライフバランスは部署、上長によって大きく異なる。マーケットはプライマリー対比残業が短いところが多いが、上長次第で残業が多い部署も存在する。プライマリーは言わずもがな残業は多いが、昨今の働き方改革によって、従来よりワークライフバランスはかなり改善された模様。
銀行出向組と証券プロパーで評価体系が異なる。証券では純粋な収益目標の達成率が見られるのに対し、銀行では前期と比較して成長したかどうかが見られる。従って収益がいまいちだったとしても、前期より成長した点をアピールできればよい。 昇進についても銀行出向組が優遇されているのは、明らか。