有休はとれるが休日でも連絡がきて結局家から仕事、なんてことも多かった。また残業も制限されず仕事量は増えていくばかりだったので派遣にして残業時間も多かったです。
大手広告会社ということで、やはり華やかさはありました。有名タレント起用でのCMや販促物の制作など、1つのプロモーション予算も大きいことが多いので扱う案件の規模は勉強や経験にはなると思う。
女性の新卒から入社している正社員は少ない。長時間残業が当たり前の体力仕事なゆえに、女性社員は役職もつきづらい傾向。派遣であれば産休、育休から戻る人は多い。
WEBなんかに間しては制作会社と企業が直で契約をし、仕事をしていくような流れがあり今後"代理店"という仲介する業者の存在意義は問われてくると思う。テレビ関係への出稿は無くならずとも、WEBのや紙媒体への影響力、またそこにプラスにお金を払おうとする企業は減っていく気がした。
若くから高い給与をもらえるがあまり伸びは大きくない。ボーナスは年一回。業績と評価で金額が変動。年俸制だが残業代は別途出ていた。
フリーバカンス制度で長期休暇を年2回取れる制度。ただ、現場で2回取れている人はほとんどいなかった印象。
仕事のやりがいは抜群にあった。いろいろなジャンル、業界のことを考え、そこに対してコミュニケーション提案ができる醍醐味は広告会社ならではのやりがい。働き方改革以前は、そのやりがいの中で自由に時間を使って働けていた反面、競合プレゼン前などは忙しさもそれなりにある感じだった。
家賃補助などは無いが、社内に診療所や歯医者、マッサージ室などが整っていた。キハチが社食として入っていて、メニューはオシャレだが値段は安く無い。
女性でもママになって働いてる人が多かったので、場所にもよるが、その点ではマスコミ業界の中でも進んでいる会社だと思った。
生活者発想はどの領域のコミュニケーションにも根差す考えで、そこを大切にしている博報堂には大変共感の持てる会社だった。