昨年からのジョブ型の導入で、今後はポジション、評価により個人差が拡大します。従来は旧日本企業的な給与体系で、役職と評価で基本給が上がることはあっても下がらない制度でした。今後はポジションダウンにより年収は下がります。制度導入したばかりで、上下幅は不明です。制度にブラックボックスが多く、どれ位上がるのか実感でしか掴めない。評価制度については、相対評価による不公平感が強い。一次評価は絶対評価だが、二次評価で相対評価になるので母集団による不公平感は否めない。ジョブ型である以上はジョブの定義が肝要であるが制度導入が先行され緻密に設計されていない。走りながら制度補正している状況である。若い世代の人たちのモチベーションアップのためにも公平公正はオープンにしたほうが良い。何をどこまで達成したら処遇がどれくらい良くなるのか明瞭になれば、ジョブ型導入のメリットが前面に出てくると思う。ワークライフバランスの実現には積極的に取り組んでおり、かなり定着している。