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院卒(商学・マーケ)でNRI入社後、ベンチャーへ経営企画として転職し、現在起業し経営をしている者です。 データサイエンティスト、という肩書に憧れているわけではないのであれば、質問を抽象化すると あなたの欲求は2つに分かれていますね。 「①大学院で学び直しで入学したいと考えていること」 「②大学院を卒業後、データサイエンティストとして未経験転職したいこと」 まずはこの2つを分けて考えると良いのではないでしょうか。 たとえば、前職で辛いことがあり、キャリアを傷つけない範囲でモラトリアムをしたいとかなら①もありだと思います。 今回は②に絞って回答しますと、データサイエンティストの未経験転職に大学院は有効な手段ではないと考えます。データサイエンティストという肩書きへの憧れっぽくも見えますが、統計や解析系を実務で役立てたいのであれば「KPI設定(KPI評価・分析)」などの職務は多くあるので、いち早くそこに飛び込むべきです。 理由は26才は若さが武器になりますし、まだ次の職場であなたをなんとか鍛えてくれる上司に恵まれたり、あなたの熱意に教育投資しよう、という人事とマッチングできる可能性がずっと高いためです。 逆に、29才院卒ですと必ず転職活動の際に「(研究をやりたいわけではなく)そこまでデータサイエンティストを志望するならなぜすぐにでもデータサイエンスの要素がありそうな、マーケ職などに転職しようとしなかったの?」は必ず転職面接で訊ねられると思いませんか。それくらい、キャリアに箔がつくかが不安定な選択ですし、研究テーマの設定や、入試のための準備や修士論文とこれらがあなたの人生と大きく関係のない負荷だと自覚したら、あなたは病むと思います。 なので、小さく「データ分析」に触れてみればいいんじゃないでしょうか。 「統計士」「多変量解析士」「統計検定」「Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)」などを調べてみて、肌に合うかどうかをよく見てはいかがでしょうか。 これで質問「①」「②」に対してもう少し本音で向き合えると思います。 それと、データサイエンティスト(定量分析)ばかりが脚光を浴びていますが、必ず定性分析(仮説立案)と定量分析(仮説検証)によってPDCAは回ります。企業の中でKPIやデータに関わる活動をされる場合、それはそれで泥臭い仕事になりますが耐えられそうでしょうか。 データサイエンスに基づく『ご意見』によって時に事業活動を動かす存在になります。なんとなく君はデータサイエンティストだから、従います・お金を出しますとはなりません。 最近はデジタライズ・DXが進み、行動のトラッキングができるようになったことから、勘に基づく仮説立案ではなく、ある程度の事実に基づいて企画自体の評価や、次の企画をしようね、という流れから、データサイエンスという横文字のポエムが生まれています。 結局、大量のデータと向き合うためには、どのデータを集め、見るべきか仮説を組み立てる能力も必要です。仮説の立案は観察調査や参入によって行うもので、現場感や業務知識が求められます。 従って、KPIと関わる職務は「現場を見て、企画する」「企画通りとなっているか評価のためデータを見る」「データを収集するために駆け回ったり(インタビュー)、そのための仕組みを作る(トラッキング)」といった泥臭い仕事の集合でもあります。
データサイエンティスト職を募集している会社の者です。中途採用になるか新卒採用になるかはケースバイケースだと思います。応募の際に各社の採用担当窓口と相談してみてください。年齢についてですが、弊社では新卒採用になったとしても年齢制限は撤廃していますので、年齢だけでお断りということはないはずです。本当は社名をここで言いたいのですが事情により今は控えさせてください。そのような会社もあると認識いただければと思います。それよりも、どこの会社でもDS職そのものが狭き門だと思いますので、しっかり研究されることを祈っています。
恐らく国内でデータサイエンスにトップクラスのお金を突っ込む一社の者です。ポテンシャル採用などの枠で上手く当りを引ければ採用はあるかと。 ただ気をつけて欲しいのが、この仕事は分かってない会社が圧倒的に多く、気がつくと情シスレベルのことをやっていたりただのsqlおじさんになってしまうことも…。大学院に行きながら企業にインターンするなど色々とパスを作っておくと良いですよ。ウチも優秀な子を受け入れてますが、ウチなりどこかのいいとこに行ってる子が多いです。