
退職する前に離職票を発行しよう!手続きの方法や届かない場合の対処法
退職時には、失業保険を受給するためや次の転職先に提出するために離職票や退職証明書が必要です。できれば、退職前に発行の準備を済ませておきましょう。会社の手続きが遅いと、退職後もすぐに届かない場合があり、その後の手続きが遅れてしまうからです。今回は退職前の離職票の発行の方法についてご紹介します。
退職するには離職票が必要?
会社は、原則全ての退職者に離職票を発行する義務があります(59歳未満かつ離職票の発行を望まない人をのぞく)。
そのため、退職時には離職票を受け取るようにしましょう。
離職票は、2種類あります。
正式には、
- 雇用保険被保険者離職票
といいます。
そして、
- 雇用保険被保険者離職票−1
- 雇用保険被保険者離職票−2
に分かれています。
離職票は、会社がハローワークに対して手続きを行い取得するものです。離職票がなければ、失業手当を受け取ることができません。
離職票を発行してもらおう
離職票は、退職時に会社に発行してもらえるように事前に連絡をしておきましょう。
会社は、社員が退職する際に、ハローワークに離職証明書を提出します。
これにより、社員の雇用保険の資格喪失手続きになります。その後、離職票が交付されます。
離職票を受け取った会社は、必要事項を記入した後に退職者に送付するという流れです。
JobQでも離職票の発行について関連した質問回答があります。併せて見てみましょう。
中小企業勤務ですが離職票はどうすればもらうことができますか?
中小企業に勤務している25歳です。新卒で入社した会社ですが、会社を退職することを検討しています。
はじめての退職となるのですが、離職票ってどうしたらもらうことができるのでしょうか。
大きな企業となると、人事の方等に話をするって聞いたのですが、人事部が無い会社の場合はどうしたらいいのでしょうか。教えてください。
人事労務部でまさに離職票を作成しています。
うちの会社は建設トップダウンのゴリゴリ男尊女卑企業のため、本人から申請が漏れたり、伝達がうまくいかないと離職票の発行が退職から2ヶ月もたってるぞ!なんてこともザラです。←お恥ずかしい話ですが。
もしまだ主さんが上席に退職の意思を伝えていないのであれば、退職意思を話す時に、…続きを見る
離職票の提出について
失業手当をもらうには、退職者は離職票をハローワークに提出する必要があります。
会社から受け取った離職票は、記載内容を確認し、内容に相違や意義があればハローワークにも相談することができます。
離職票は、退職後10日以内に会社から郵送されるパターンがほとんどです。受け取ったらすぐにハローワークに出向き離職票を提出し、受給申請の手続きや求職の申し込みを行います。
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