
履歴書の本人希望欄への勤務時間の書き方やポイントを解説!
履歴書に希望の勤務時間を書きたい場合、どこに書けばいいのでしょうか?本記事では、履歴書に書く勤務時間の書き方やポイント、書き方のコツについて解説します。アルバイトやパートの方向けにも解説しているため、履歴書に勤務時間をどのように書けばいいか迷った方は、ぜひご参考ください。
履歴書へ勤務時間を書く際の5つのポイント
履歴書に希望の勤務時間を書く場合、採用担当者が納得しやすいポイントがあります。
本章では、履歴書に勤務時間を書く際のポイントを5つ紹介いたします。
履歴書に勤務時間を記載できる項目がある場合も
履歴書の種類によっては、希望勤務時間を記載できる項目があります。
希望の勤務時間がある場合、その項目内に記載するようにしましょう。
入り切らない場合は本人希望欄に記載
項目内に書きたいことが収まらない場合は、履歴書の一番下の「本人希望欄」に書くようにしましょう。
たとえば、勤務時間を書きたくても、所定の箇所に全て入り切らない場合もあります。また、用意した履歴書に勤務時間に関しての項目がない場合もあるでしょう。
項目に書ききれない場合、または項目がない場合は、本人希望欄に記載するようにしてください。
基本的には転職先の勤務時間の規定に従う
勤務時間の希望がない場合は、「貴社の規定に従います」と記載すればOKです。
希望の勤務時間は、基本的に介護・子育て・通院・ダブルワークのシフトと重なっているなど、やむを得ない事情がある場合のみ記載するのがおすすめです。
上記に挙げたような事情がない場合は、基本的には「貴社の規定に従います」と書くといいでしょう。
なぜ勤務時間を希望するのかを説明する
勤務時間を希望する際は、明確な理由を書くようにしましょう。理由があれば、面接官も勤務時間を配慮しやすくなります。
履歴書に記載する際は、以下の例文の通りに書きましょう。
・毎週火曜日と金曜は、家族の看病があるため18時までに退社させていただくことを希望いたします。
箇条書きで簡潔に記載する
履歴書へ勤務時間を書く際、箇条書きで簡潔に記載すると読みやすいレイアウトになります。
レイアウトを考慮せず、自分の書きたいことだけを記載してしまうと、読みやすさに欠ける文章になります。読みにくい履歴書は、結果的に採用担当者に悪い印象を与える可能性があります。
もしも、希望する勤務時間が複数ある場合は、箇条書きで記載するとわかりやすくなるでしょう。
履歴書における勤務時間の書き方6選
履歴書への勤務時間の書き方や例文を、状況別にご紹介します。
希望する勤務時間帯がある場合
希望する勤務時間帯がある場合は、一般的には以下のように記載します。
・家族の介護のため、毎週月曜と水曜は17時に退社させていただくことを希望します。
なぜこの時間を希望するか説明文も、希望する勤務時間と一緒に書きましょう。
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持病や通院で休みたい希望がある場合
体調不良が理由で休みの希望がある時の例文です。
・業務に支障はありませんが、持病の定期健診があるため2ヵ月に1回の休暇を希望いたします。
体調不良の原因も記載するようにしましょう。
入社可能日が決まっている場合
入社可能日が決まっている場合の例文です。
・2023年1月31日に退職する予定のため、2023年2月1日より入社可能です。
・当日は規定の始業〜退社時間まで勤務可能です。
また入社日が不明確な場合は、その理由を説明しましょう。
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連絡のとれる時間帯を記載する場合
連絡のつく時間帯を記載する場合の例文は、以下の通りです。
・就業中のため、17時以降のご連絡を希望します。
連絡のつく時間帯を記載することで、採用担当者も連絡しやすくなると考えられます。
曜日ごとに違う場合
アルバイトやパートなど、日によって勤務できる時間帯が異なる場合があります。
その場合は、以下のように記載するといいでしょう。
・月曜:14時〜 勤務可能
・火曜・水曜:終日勤務可能
・木曜:授業が全日入っているため勤務不可
・金曜:16時〜 勤務可能
・土曜・日曜:終日勤務可能
学校の授業や家庭の事情などを、履歴書提出の段階で事情を伝えておきましょう。勤務時間を考慮してシフトを入れてもらいやすくなります。
面接に受かりたい理由で、無理して全日シフトに入れるように記載するのは避けましょう。採用側としては、全日シフトに入れる期待値で採用することになります。そのため採用後とギャップが生じてしまうのです。
事情があることは仕方がないことです。事情を理解してくれる職場に出会うためにも、正直に記載するのが望ましいと言えます。
いつでもいい場合
勤務時間がいつでもいい場合は、「貴社の規定に従います」と記載しましょう。
出勤できる曜日が明確でない場合は、「週に3日〜4日」と記載しておくこともおすすめです。
JobQに勤務時間の希望の伝え方についての質問が寄せられていたため、ご紹介します。
Q.転職活動中ですが、勤務時間の希望の伝え方はどうしたら良いでしょうか?
転職活動をしている独身女です。
気になっている会社があるのですが、勤務時間の希望の伝え方で悩んでいます。
サイトに掲載されている時間帯が2つあり、片方が1時間半早く上がれるようになっています。
朝は7時半に家を出て、帰宅は19時頃になりそうです…。
私は、家でゆっくりしたいので短時間勤務の方を希望したいのですが、特に理由もなく短時間を希望するのは、働く意欲がないと思われるでしょうか。
他の人より先に上がるのにも気を使います。
仕事内容は魅力的に感じているだけに悩んでいます。
皆さんのご意見お聞かせください。
そのサイトの掲載内容が分からないので、的外れな回答となるかもしれませんが、恐らく一時間半早く上がれる募集の方がもう片方の募集よりも給料が低い条件なのではないでしょうか。
質問者さんが、…続きをみる
しっかりと理由を伝えれば、希望している勤務時間帯に応募しても問題ないようです。
履歴書の勤務時間でよくある質問
最後に、履歴書に書く勤務時間でよくある質問をご紹介します。
いつでも可能な場合は白紙で出しても問題ない?
勤務時間の希望がなくても、白紙のまま提出するのはおすすめできません。希望がない場合は、「勤務時間帯・曜日はいつでも問題ありません」と記載しましょう。
シフトに入れる候補日が多い旨を履歴書に記載することで、書類選考で好印象に映る可能性があります。
「わからない」と書いても問題ない?
勤務時間がわからなくても、そのまま記載するのは避けましょう。面接官が対応に困ってしまいます。
学校の授業でシフトが変動する場合は「学校の授業によっては入れるシフトが変動する可能性があります」というように記載しておくことをおすすめします。
実際にシフトを作成する際に、入れる日が変動することを考慮してもらえるでしょう。
履歴書の勤務時間のまとめ
勤務時間の希望がある場合、その旨を履歴書に記載しましょう。
履歴書に項目がなくても、本人希望欄に希望の勤務時間や曜日について記載するようにすると、採用後の勤務時間のギャップを防ぐことができます。
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