事業基盤である複写機は今後落ちていくのはわかっているので、次の事業基盤となる製品などの開発に投資をしています。 複写機産業は物凄く儲かる業界なので、 会社の方針としてはできる限り複写機事業の利益率を高くし、その他事業に投資する戦略をとっています。
人事が人事の仕事をしていないとよく言われる。 通常の企業だと計画的なローテーションや優秀な人材を重要な部署に配置するなどの計画をしていると思うが、人事が働かないため一切人の流動性がない。 人事の言い訳は「社内公募をしているから、異動したければ自由に応募してくれ」というものだが、社内公募で異動すると、異動された部署に人の保証は全く無いので、元の部署に多大な迷惑をかけることとなる。 よって、社会人として同僚に配慮できる常識人には使いづらい制度である。 よっぽど現状に不満がある人か周りの迷惑を考えないひと、上司の理解がある人、もしくは出ていっても問題無い人しか使えない。 上記の理由から優秀な人ほど部署が手放さないので、キャリア形成ができない。にも関わらず、一度でないと上にあがれないような、よくわからないルール?があり。 ポンコツが出世し、子飼いにされている優秀な人が出世しないという状態もよくある。 「公平・正当な評価」とは真逆であり、「運と上司の心象」が昇進の一番の要因である。
院卒入社4年目程度で、基本給+残業が30~35万円/月。ボーナスが約100万円/年(約50万円×2回)。 その他に、30歳までは自己負担2~3割で借り上げ寮を利用できることから、家賃補助が約5万円/月もらえることに相当。 上記の合算から、入社3~4年では、トータル500~600万円程度。 入社5年目くらいから、昇格スピードが所属部門/個人によって差が生まれ始める傾向があり、年収面でも差がついてくる。
設計開発職では、製品トラブル有無により業務の繁閑の波があるが、極端な繁忙期を除き、有給は好きなタイミングでとれる環境だった。残業時間は36協定を順守する範囲内にとどめられており、忙しくない時期では10時間/月程度であった。 他の大手日系メーカーと比較しても、ワークライフバランスは非常に良い方だと思う。
社内外から、女性が働きやすい環境であることは耳にしていた。産休・育休取得後の復職率も、他社と比べて非常に高かった印象。
シフト勤務やちょっとだけ早く帰宅する時間休など、多彩な勤務ができるため、子育て世代や介護中の人たちには便利ない制度が用意されている。 ダラダラ残業をしないように注意喚起されており、メリハリのある勤務時間マネジメントを進めている。 ICT活用を図りながら、テレワーク環境整備はかなり前から始めていた。 そのため、コロナ禍でのテレワークにもスムーズに移行出来た。 総務省のテレワーク100選にも選ばれている。
女性管理職を増やす必要性を強く認識しており、子育て中のママさん社員でも管理職登用が進んでいる。 産休、育児休暇明けの女性社員たちからは「リコーはメチャ働きやすいですね!」という声を、個人面談時によく聞かされる。 元々は男性優位の会社だったけれど、そこから脱皮しようとする企業としての意思を強く感じる。 女性役員や女性管理職もこれからますます増えていくはずです。 人事本部長も女性が担っている。