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小さな会社を経営しております。プログラマーです。 現在でも大企業には長期雇用を前提として年功序列の賃金体系とキャリアパスを用意しているところが多いのですが、全体的には流動性が高くなり、能力主義と同一労働同一賃金への方向に動いています。 簡単にいって同じ仕事を何年やっても、同じ給料しか貰えないということです。組織のスリム化と少子化で後から入ってくる人も減っているので、そんなに昇進とかも期待できません。 では、どうするのかというと、より高いお給料を得ようと思ったら、より高いお給料が貰える仕事をすればいい、ということなのですが、そういうお仕事は難易度も高かったりするので、だんだん難しい仕事にして行きましょう・・という考え方で転職をして仕事を変えて行くのが「キャリアアップ」かと思います。 IT業界だと「プログラマー」→「SE」→「ITコンサルタント」なんていう感じで(これもちょっと古くさいですけど)変えていったりします。 ただ・・ 良いプログラマーでないと転職出来ないが、良いプログラマーが良いコンサルであるとは限らない・・という問題がありまして、せっかく出来る人が、わざわざ苦手なことをすることになるという意味で、キャリアアップという考え方は、ちょっと微妙なところがあるのも事実です。
営業やってるということで、営業的な話を。 営業は物かサービスを売れる仕事です。 そして営業のキャリアとは、これはもう物として大きなものを売れるようになるか、金額として大きなものを売れるようになるかの二択です。 ネジを1兆個売るより、ジャンボジェット機1機売れる営業マンの方がキャリアがすごいです。 家電メーカーであれば冷蔵庫一個売れるより、ビル1棟全館空調を売る方がキャリアがあるでしょう。
世の中にはいろんな仕事があり、色んな人が働いています。 誰かに働いてもらうことにお金を出す人がいます。 あなたはそのどちらも経験済みです。 仕事をして給料をもらい、お店で買い物して相手にお金を払っています。 つまり、働くという事自体が「商品」なのです。 あなたが店で買い物をするとき、あなたは客として品物だけでなく店員の労働という商品を買っています。 あなたが仕事をするとき、会社はあなたの労働を商品として買い、内容や労働時間に応じてお金を払います。 そこで質問の回答になりますが、キャリアアップとはあなたの商品価値を高めることに他なりません。 誰かが貴方の労働力や能力に対して、より高いお金を払ってもいいと思えるようなスキルを身につけることです。 そうやって自分の商品価値を高め、同じ労働でより高い報酬を貰えるように動くのが、正しい意味での「社会人としての働き方」ということではないかと思います。