
【IT業界の自己PR】経験者・未経験者別に例文8選を紹介します
IT業界経験者、あるいは未経験者は、IT企業の選考を受ける際に自己PRでどのように書けば好印象でしょうか?今回はIT業界での自己PRの書き方を経験者・未経験別にご紹介します。
IT業界の自己PRの書き方
下記のようなことを自己PRを書くときに意識すると、採用に結びつきやすくなります。
- スキルと資格をアピール
- 経験や実績をアピール
- 専門用語は多用しない
- 未経験者は学ぶ姿勢をアピール
IT経験者の場合は、スキル・資格・前職での経験・実績をアピールしましょう。特に実績は、数字をもって表すと具体的に伝わるのでおすすめです。
未経験者の場合、前職での経験などを強みとしてアピールしましょう。また、独学で勉強していること、ITスクールに通っていることなど、学ぶ姿勢をアピールすることで就職したいという意欲を伝えることができます。
【経験者の場合】IT業界の履歴書・職務経歴書の自己PR例文
IT企業で経験がある人の場合の、自己PRについて解説します。
履歴書の自己PRの例文
私の強みは、プログラミングの速さと正確性です。
プログラマーとして小規模な案件を4年間で100件ほど担当しました。
その中で、期日までに確実に作業を終わらせることを意識して業務を行いました。
そのおかげで、ミスで作業が遅くなるといったこともほぼありませんでした。
また、メンバーとも作業を行う際や引き継ぎなどのやりとりも密に行うことで、ミスを減らす工夫をチーム全体で意識して取り組みました。
この経験から貴社でも多くの案件を対応し、顧客へより良いサービスを提供できるように貢献したいと思います。
自己PR例文では、強みと根拠となるエピソードを簡潔に説明できています。
1文の長さも適切で、採用担当者に伝わりやすい自己PRであるといえます。
職務経歴書の自己PRの例文
私は〇〇会社で開発業務を6年間行っておりました。
開発において、主にサーバー構築、Webサイト作成そしてコーディング業務を行なっておりました。
またチームのリーダーとして顧客との交渉や調整も行なった経験もあります。
担当する案件を円滑に進行するため、案件の速さを意識し効率化に努めていました。
業務中に迷いやトラブルにならないようにメンバーと密にコミュニケーションをとり、業務を行なった結果、納期を遅らせたことはなく、納期より2週間近く速く仕上げることができました。
IT業界経験者の場合、即戦力として期待されているので、スキルや活躍できる領域を誤解なく伝えることが大切です。
採用側は「成果の再現性」があるかどうかを見ています。
そのため、ただ成果を伝えるのではなく、成果を出すに至った考え方や取り組み方まで伝えましょう。
【未経験者の場合】IT業界の履歴書・職務経歴書の自己PR例文
IT企業未経験者の、自己PRについて解説します。
履歴書の自己PRの例文
私の強みは学習意欲の高さです。
以前からシステムエンジニアやプログラマーに興味があり、独学ですが、本や動画などで勉強しています。
更にプログラミングスクールも通い始めました。現在通い始めて3カ月となります。
未経験ではありますが、この学習意欲を最大限に活かし、御社で仕事をして成長し、貢献できるようにしたいです。
未経験の場合、ポテンシャルと学習意欲をどれだけアピールできるかが勝負です。
どこのIT企業も、自主的に勉強してスキルや経験を身に付けられる人材を求めています。
そのため、指示待ち人間でないことは、しっかりと伝えておきましょう。
職務経歴書の自己PRの例文
前職では〇〇会社で経理を3年経験しました。
会計システムを一新することになり、プログラマーの方が実際にシステムを構築するのを間近に見ることができました。
その際に、打ち合わせなどに参加させていただく機会もあり、プログラミングに興味を持ちました。
自分もプログラミングしてみたいと思い、現在プログラミングスクールに通って勉強中です。
会計システムを開発している貴社に、経理での経験を活かせると思い貴社に応募いたしました。
未経験者の場合、「自走できる人材」であることをいかに上手に伝えるかで内定が決まります。
上記の例文のように、現在進行形で足りないスキルや経験を補う努力をしている旨を伝えましょう。
【経験者の場合】IT業界の面接の自己PR例文
では、実際に面接での自己PRはどのようにすればいいのかと疑問に思いますよね。
ここでは、IT業界経験者の方の場合、どんな自己PRが良いのか、例文をいくつかご紹介します。
Q.あなたの経歴と自己PRを話してください
私はプログラマーとして5年間勤務して参りました。
担当した案件は、100件以上です。
その中で1番大きな案件はスマートフォンのアプリの開発です。
現在そのアプリは、月間ユーザー数〇〇人を突破しました。
それ以外にも、担当した案件のシステムバグやエラーを対応する経験を積むことができました。
また、サブリーダーとしてチームのメンバーと業務をいかに早く納期に間に合わせられるかを考え、コミュニケーション不足などによるミスをなくす工夫をすることで、業務のやり直しを防ぎ、納期を早めることができました。
この経験から、緊急の対応を臨機応変に対処できる自信がつきました。
案件を早く正確に行う工程やチームとのコミュニケーションの大事さを活かして、更にもっと大きな案件を対応したいと考え御社に応募いたしました。
Q.前職ではどんな実績を出せましたか
私はプログラマーとして、5年間勤務しておりました。
プログラミング言語はC言語、PHPやJavaなどを習得しております。
2年前に大手企業〇〇のWebサイト構築に携わり、サイト作成を行なってきました。
また、チームのリーダーとしてプロジェクトの進捗状況の把握や、メンバーのサポートなどを行い、業務内容や工程の見直しをすることで、業務する時間を大幅に短縮することに成功いたしました。
この経験を活かし、より高度なプロジェクトに携わり成長したいと思い貴社に応募いたしました。
【未経験者の場合】面接の自己PR例文
では次に、IT業界未経験者の面接のときに使える自己PRの例文をご紹介します。
Q.あなたの経歴と自己PRを話してください
私は、〇〇会社で経理を3年ほど経験しておりました。
ちょうど1年前に会計システムを一新することになり、プログラマーの方との打ち合わせに参加する機会がありました。
その際に、プログラマーが実際にシステムを構築するのを間近で見ることができ、プログラマーという職業に興味が湧きました。
現在は、プログラミングスクールに通いプログラミング言語を勉強中です。
御社では、主に会計システムを開発しており、未経験ではありますが、経理を担当した経験を活かせると思い志望いたしました。
Q.前職ではどんな実績を出せましたか
前職では経理として、売上など会計システムを使用し管理していました。
経理の仕事で月次処理の工程を見直すことで、以前より締め日を早めることができました。
また、経済状況をもとに数字を自分なりに分析し関連部署に改善の提案をしてまいりました。
このことから未経験ではありますが、御社が開発している会計システムを経理の立場から考えることができ、より良い会計システムを提供できる力になれると思います。
まとめ
今回は、IT業界での自己PRの書き方について簡単にご紹介しました。
まとめると、IT業界の自己PRで大切なポイントは以下の2つです。
- IT業界経験者:実績や経験を交えてアピール
- IT業界未経験者:前職での経験を強みにして自分でも学んでいることをアピール
IT業務での自己PRの書き方に限らずですが、自己PRは採用する側にとって必ず聞かれることでもあります。
いくつか用意してアピールしたいことがブレずに一貫していることを忘れずに自己PR文を作成していくことを心がけましょう。
最後に、JobQに投稿された、自己PRに関連した質問回答も見てみましょう。
就職活動の自己PRに旅行は使えるのですか?
就職活動が不安な大学生2年生ですが、ガクチカに旅行は使えるでしょうか。
就職活動は何か大きな試練のような重みがあって、漠然とした不安を感じてしまいますよね。
ご質問に答えていきますね。旅行も使い方によっては自己PRに有効になると私は思います。
ポイントは下記を意識してみてください。…続きを見る
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。