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カフェオーナー 資格

カフェオーナーに必須な資格と持っておくと役立つ資格を徹底解説

カフェを経営するにあたり、必須なものは食品衛生責任者や開業届だけではありません。この記事では、カフェオーナーに必要な資格や届出をすべてまとめました。また、コーヒーソムリエや栄養士など、カフェオーナーが持っておくと役立つ資格についても紹介していきます。

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カフェオーナーに必須な資格・届出

コーヒーを淹れるカフェオーナー

ここからは、カフェオーナーに必須な資格・届出について解説します。

1.食品衛生責任者

試験内容 ・衛生法規
・公衆衛生学
・食品衛生学
受験資格 特になし
(都道府県や保健所によって受講者を制限している場合もあります)
受験費用 約10,000円
(5,000~10,000円。地方自治体により差があります。)
合格率・難易度 講習で取得できます。合格率はほぼ100%です。


食品衛生責任者は、食品の製造や販売をおこなうお店に必要な資格です。

食品に関わる資格はたくさんありますが、最もメジャーな資格が食品衛生責任者です。

講習は自治体や保健所により、毎月開催されています。

また、栄養士や管理栄養士などの資格所有者や、大学で農芸化学の課程を修めて卒業した方は講習が免除されます。

そのため、申請すれば、食品衛生責任者になることができるのです。

2.飲食店営業許可申請

カフェを営業する際に提出しなければならない書類の1つです。

飲食店営業許可申請は、難しい書類ではありません。自身の住所氏名、お店の住所や面積、営業時間などの必要事項を記載します。

申請書は、カフェオープンの10日ほど前までに所轄の保健所に提出が必要となります。

3.防火管理者

試験内容

【乙種】基礎的な知識及び技能
【甲種】防火管理の意義及び制度、火気管理、施設・設備の維持管理、防火管理に係る訓練、防火管理に係る消防計画

受験資格 多くの自治体が「防火管理者として選任されていること」という制限をしています。
受験費用 乙種・・・・6,500円
甲種・・・・7,500円
(財団法人日本防火協会実施の講習の場合)
合格率・難易度 講習で取得できます。
合格率はほぼ100%です。


防火管理者は、消防法により多数の者が出入りする規模の建物において、防火管理や防火予防、消防活動などを行う責任者のことです。

防火管理者資格の取得は法律で義務付けられているため、大きい規模の建物を経営する場合、必要になる資格となります。

4.菓子製造業許可申請

食品衛生法に基づいて営業許可が必要な申請書の1つです。

手作りのお菓子やパンをカフェで販売、提供する場合には保健所で基準等の確認してもらい許可を得ます。

許可を得るためには、定められた施設や設備の基準に適合しなければならず、基準を満たした施設を準備できた状態で申請しなければなりません。

5.開業届

開業届とは、開業したことを税務署に申告するための書類です。

カフェ経営は、個人事業を開業したことになるため必要です。

所得税・消費税は国税として税務署に、個人事業税は地方税として各都道府県に、開業届を提出することで納める税金が決定します。

なお、開業届は原則として、開業開始から1ヶ月以内に提出しないといけません。
 

関連するQ&A

カフェオーナーが持っておくと役立つ資格

カフェを経営する二人組

ここでは、経営や食品に関する資格から、最もカフェオーナーに適した資格を紹介します。

どれも十分なお店の宣伝となる資格ばかりですので、ぜひ確認してみてください。

1.コーヒーソムリエ資格

試験内容 ・コーヒーの歴史
・コーヒー豆の産地・種類
・コーヒー豆の種類、生豆の選び方
・豆同士の相性
・コーヒーの淹れ方
・豆の焙煎
・コーヒーカップの種類
受験資格 特になし
受験費用 10,000円
合格率・難易度 合格の基準は70%以上の正解率です。


コーヒーソムリエ資格は認定試験ですが、カフェを開こうと考えている方にはぜひ取得いただきたい資格です。

「コーヒーソムリエが淹れるコーヒー」というのは、お店の大きな宣伝となりますし、お客さまの満足度も違います。

完全在宅の試験のため、専門書を購入して勉強し、落ち着いてゆっくり取組めば問題なく合格できます。

2.カフェオーナー経営士資格

試験内容 ・マーケティング基礎知識
・資金と費用
・店舗の内装
・スタッフのトレーニング
・顧客へのサービス
受験資格 特になし
受験費用 10,000円
合格率・難易度 合格の基準は70%以上の正解率です。


カフェオーナーを経営するにあたっての全技能が出題される認定資格です。

カフェオーナーとしての知識や技能を有していることを認定する資格ですので、経営者としてのノウハウが身に付きます。

また、スタッフを雇う場合に必要な採用基準、トレーニングについても資格勉強で得られます。必須ともいえる資格です。

3.日商簿記3級

試験内容 現金預金、固定資産、収益、税金、決算整理仕訳、決算作成など広範囲
受験資格 特になし
受験費用 2,850円 + 手数料550円 = 3400円
合格率・難易度 合格の基準は70%の正解率です。
簿記検定の中でも入門編となる簿記3級は、独学でも十分に合格が狙えます


日商簿記3級は、会計実務の経験がある方にはもってこいの資格です。

ビジネス全般の知識も身に付くため、職種にかかわらず重宝される資格といえるでしょう。

また、経理関連の基本知識が身に付くため、数字から経営状況を読めるようになります。

4.調理師

試験内容

・食文化概論
・衛生法規
・公衆衛生学
・栄養学
・食品学
・食品衛生学
・調理理論

受験資格 中学校卒業以上又は同等以上の学力があると認められる者
受験費用 5,000円~6,800円ほど
合格率・難易度 合格率は60%ほどです。
食品の基礎をしっかり勉強すれば、合格は十分に可能です。


調理師試験は全部で60問、4択のマークシート式です。

一般的になじみのある調理師免許は、開業時のキャリアで非常に有利となります。
 
また、調理師免許を持っていると、講習を受けなくても食品衛生責任者になれます。

5.栄養士

内容 食事の管理、栄養指導、特定保健指導
受験資格 厚生労働大臣の指定した栄養士養成学校を卒業することで栄養士になれます。
受験費用 国立大学であれば1年間で約100万円。
私立の大学・短大・専門学校では1年間で約150万円。
合格率・難易度 試験はなく、学校卒業と同時に資格取得できます。
学校にしっかりと通って講義や実習を受けていれば、卒業と同時に栄養士になることができます。

 
栄養士は、食事の管理と栄養指導に関するスペシャリストです。

調理師免許同様、講習を受けなくても食品衛生責任者になれます。

さらに、製菓衛生師や衛生管理責任者や作業衛生責任者の講習も免除されます。

学校や病院などで活躍するイメージのある資格ですが、食事提供やメニュー開発などに大いに役立つことでしょう。

栄養バランスや食品栄養も考えて食事提供できるため、唯一無二のこだわりのメニューを宣伝することもできます。

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まとめ

コーヒーを淹れるカフェオーナー

調理師免許や栄養士は必須ではありませんが、カフェオーナーに必要な資格「食品衛生責任者」や、食品に関する資格を免除できます。

いずれの資格も、講習を受ければほぼ確実に取得できる資格が多いです。

食品や経営に関する資格は、カフェ経営に大いに役立ちます。

将来カフェオーナーとして自身のお店を持とうと考えている方は、資格取得から始めてみてはいかがでしょうか。

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