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派遣から正社員を目指す方法とは?正社員になれる確率や転職のコツも紹介

「将来的には派遣から正社員を目指すべき?」「そもそも派遣から正社員になれる?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。本記事では派遣から正社員を目指す方法を紹介します。派遣から正社員になることを検討している方はぜひ最後までご覧ください。

派遣から正社員になる3つの方法

派遣から正社員になるためには主に以下の3つのルートがあります。

  • 派遣先で正社員登用される
  • 転職活動をして正社員を目指す
  • 紹介予定派遣の仕事を見つける

まずは派遣から正社員を目指す方法について紹介します。

派遣先で正社員登用される

派遣社員から正社員になるには、派遣先の正社員登用制度を活用すると良いでしょう。

正社員登用制度を活用すれば、一から転職活動をするよりもスムーズに正社員になれる可能性があります。

派遣社員から正社員を目指す場合は、まず派遣先に正社員登用制度があるか確認しておきましょう。

ただし、派遣社員から正社員になっても仕事内容がそれほど変わらない場合、企業が人件費を抑えるために雇用形態を変えない可能性があります。

派遣先に正社員になった前例がない場合は、他の職場への転職も検討したほうが良いでしょう。

転職活動をして正社員を目指す

転職活動をして正社員を目指す方法もあります。

今の職場に満足しておらず、働きたい業界や職場が決まっている場合は、このルートの方がより正社員になれる可能性が高いでしょう。

収入面に不安がある場合、派遣社員として働き続けながら転職活動を行う必要が出てくるかもしれません。

あまり転職活動を長引かせないためにも、自分のスキルや性格を分析した上で、早めに希望業界や業種の求人をチェックすることをおすすめします。

紹介予定派遣の仕事を見つける

派遣社員から正社員になるルートとして、紹介予定派遣の仕事を見つけるのもおすすめです。

紹介予定派遣とは、派遣先企業と直接雇用を結ぶことを前提に、事前に派遣期間を設ける雇用システムです。

しかし直接雇用といっても、正社員でなく契約社員として雇用される可能性もあるため注意しましょう。

また、正社員として雇用されるタイミングで給料の手取りが下がる場合もあります。

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派遣から正社員になれる確率は低い?

派遣社員から正社員になれる確率は、どのくらいなのか気になる人も多いでしょう。

ここからは派遣社員から正社員になれる確率や、派遣社員を正社員として採用する企業の割合を紹介します。

引き抜きで正社員になれる割合は約4割

独立行政法人 労働政策研究研究機構の調査によると、派遣社員から引き抜きで直接雇用になった人のうち、正社員になった割合は38.1%でした。

一方、引き抜きで派遣社員から契約社員になった割合は47.3%となっています。

派遣先企業から引き抜きの場合、必ずしも正社員になれるとは限らないのが現状です。

参考:独立行政法人 労働政策研究研究機構「人材派遣会社におけるキャリア管理に関する調査(派遣元調査)(P51)

派遣を正社員に採用する制度がある企業は少ない

厚生労働省のデータによれば、派遣社員を正社員に採用する制度がある事業所の割合は全体の13.0%しかないようです。

そのうち実際に正社員として採用した実績がある事業所は1.7%で、非常に少ない割合といえるでしょう。

よって派遣先からの引き抜きや、紹介予定派遣制度で正社員になれる確率は低い傾向があります。

参考:厚生労働省「6 派遣労働者を正社員にする制度

紹介予定派遣で正社員になれる割合は約6割

独立行政法人 労働政策研究研究機構の調査では、紹介予定派遣制度を利用して正社員になれたのは57.8%となっています。

紹介派遣制度は正社員ではなく契約社員として雇用されるケースも少なくありません。

紹介予定派遣制度を利用しても、必ず正社員になれるとは限らない点に注意が必要です。

参考:独立行政法人 労働政策研究研究機構「人材派遣会社におけるキャリア管理に関する調査(派遣元調査)(P51)

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派遣から正社員になるメリット・デメリット

ここからは派遣社員から正社員になるときのメリットやデメリットについて解説します。

メリット

派遣社員から正社員になると、以下のようなメリットがあります。

  • 安定する
  • 退職金がある
  • 福利厚生が充実している
  • 責任のある仕事を任せてもらえる

派遣社員から正社員になる最大のメリットは、雇用や収入が安定することです。

正社員には雇用期間の定めがなく、派遣社員のように契約期間終了後に更新できず、収入が途絶えるといった不安がなくなります。

さらに、退職金制度がある会社で長期間就業することで、まとまった退職金を受け取れる可能性があります。

派遣社員の仕事の範囲は限定的なケースが多いですが、正社員であれば任される仕事の範囲が広く、裁量を持って業務に取り組めるのもメリットといえるでしょう。

デメリット

派遣社員から正社員になった場合、以下のようなデメリットも考えられます。

  • 自分の時間が確保しにくい
  • 転職や退職のハードルが上がる
  • 異動や転勤が発生することがある

正社員は派遣社員よりも自由度が低く、残業や休日出勤が多くなるケースもあるでしょう。

そのため正社員になるとプライベートの時間が確保しにくくなるデメリットがあります。

また、正社員は長期間同じ企業で働くことを前提とした採用であることから、派遣社員よりも転職や退職のハードルは高いといえます。

部署異動や転勤で大きく環境が変わることもあるため、環境の変化が苦手な人にとってはデメリットになるかもしれません。

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派遣社員と正社員はどんな違いって何?【メリット/デメリット】

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派遣から正社員転職を成功させるポイント

「安定して働くために正社員になりたい」「派遣社員から正社員になるのは難しいの?」と考えている人もいるのではないでしょうか。

ここからは派遣社員から正社員転職を成功させるポイントを紹介します。

派遣社員から正社員転職を目指して行動を起こそうとしている人は参考にしてください。

業務で成果を残す

派遣社員から正社員を目指す際は、派遣先で真面目に業務に取り組み、成果を残すことが大切です。

派遣社員として積んだ経験は、正社員転職時にも役立つでしょう。

また、派遣先企業へ業務への姿勢をアピールできて、引き抜きにつながる可能性もあります。

キャリアアップにつながる資格やスキルを身につける

派遣社員から正社員になるときは、資格取得やスキルを身につけておくと転職時に有利です。

正社員として目指す職種に役立つ資格を取得すれば、転職の熱意をさらにアピールできるでしょう。

派遣社員は正社員と異なり、時間外の業務がが基本的に発生しないため、自分の時間を確保しやすいのがメリットです。

自己研鑽の時間を作って、キャリアアップを目指しましょう。

経歴や志望動機の書き方を工夫する

派遣社員から正社員を目指すときは書類の書き方にも注意が必要です。

派遣社員としての経歴は、採用担当者に分かりやすく伝えるためにも、派遣元と派遣先を明確に分けて記載する必要があります。

また志望動機は「安定して働きたいから」ではなく、自分を正社員として採用するメリットを相手の企業に伝えられるような内容を考えましょう。

面接対策を入念に行う

派遣社員から正社員を目指す際は、面接対策も入念に行いましょう。

面接試験は正社員転職において特に重要視される部分であり、自分の言葉で面接官にアピールすることが大切です。

派遣社員として働いていた理由や志望動機を前向きに伝えられるよう、事前に準備しておきましょう。

中には派遣社員であることを理由に、あえて突っ込んだ質問やこちらを困らせる質問をする面接官もいます。

面接時にあたふたしないよう、日頃から厳しい目線で面接練習を重ねると良いでしょう。

転職エージェントを利用してみる

派遣社員から正社員転職を成功させるには、転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントを利用すればプロのサポートを受けられるため、効率良く転職活動を進められます。

書類の書き方や面接もしっかり対策してもらえるので、一人で転職活動を行うよりも正社員になれる可能性を高められるでしょう。

また転職エージェントを活用することで、非公開求人の紹介が受けられる場合もあります。

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派遣から正社員を目指すときによくある質問

派遣社員から正社員を目指すときによくある質問をまとめました。

これから正社員を目指す人はぜひ参考にしてください。

派遣から正社員になるのは難しいでしょうか?

派遣社員から正社員になレル可能性は低めなのが現状ですが、それでも十分に対策すれば決して不可能ではありません。

JobQに30代女性が派遣社員から正社員を目指すことについて、質問が寄せられています。

30代女性ですが、派遣から正社員になるにはどうしたらいいですか?

30代女性で派遣から正社員になるにはどのような努力をすればいいですか?
派遣社員から正社員に昇格した経験がある方にどのような取り組みをしていたかを伺いたいです。
現在、派遣社員としてはたらいています。大学卒業後は正社員として働いていたのですが、体を壊し退職して以降、派遣社員として働いています。
派遣社員歴は3年です。転職活動もしながら今勤めている会社で正社員の道を探しています。
仕事は事務関係の仕事です。何十社以上と面接を受けているのですが、未だに転職は決まっていません。
年齢的にも厳しいことがあるのは理解しているのですが、正社員になることは難しいのでしょうか。
事務関係の仕事はスキルも特にあるわけではないので、年齢的に20代と30代なら20代を採用する企業が多いようです。 私はもう正社員になることはできないのでしょうか。

会社 or 条件などを選ばなければ、恐らく正社員も可能ではないかと思います。
まずは何らかのスキルをPRする事や面接の印象を良くすることが最優先ですが、それでも難しければ、職種を少し変える、または何らかの条件を緩和するなどが良いと思います。
また仕事のスキルが特にない場合は、…続きを読む

質問への回答では、自分のスキルを志望先に伝えることが大切といった意見がありました。

年齢を重ねれば重ねるほど正社員になるハードルは高くなるため、派遣社員から正社員を目指すのであれば、早めに行動に移すことをおすすめします。

その上で自分の経歴や実績を面接でアピールしましょう。

派遣から正社員になるタイミングはいつがいいでしょうか?

派遣社員から正社員になる場合、どのタイミングで転職活動をするか迷う人も多いでしょう。

派遣社員は契約満了前の中途退職は原則認められていません。

そのため、派遣社員から正社員になる場合は、契約満了直前の面談で退職する意思を伝えるのがベストといえるでしょう。

関連記事
派遣の契約満了とは?自己都合で更新しない!社会保険についても解説

30代の派遣社員が今から正社員になるにはどうしたら良い?

「30代でも派遣から正社員になれる?」と疑問に思う方も多いかもしれません。

30代での派遣社員が正社員になるためには、今までのスキルや実績を活かして転職活動することが大切です。

JobQにも30代派遣社員から正社員を目指すことについて、質問が寄せられています。

30代の派遣社員ですが、今から正社員になるにはどうしたらいいですか?

IT特定派遣で働いてますが、今まで能力不足ですぐ契約終了になります。新卒から派遣で働いてます。
スキル低いのと数ヶ月単位で契約終了になってる職歴をみると採用する側の企業も不安になり採用されません。
年齢が30代のため、正社員にもなれず、派遣の仕事はすぐ契約終了になります。 この悪循環から抜け方を教えてください。

30代まで同じ業界で仕事をしてれば、そんなにダメではないと思います。
業界全体で未経験者も集めて掘り起こしてる現状なわけですから。 単純に転職サイトに登録したり人材エージェントの人に相談すれば、たくさんオファーが来ると思います。
その時自社サービスの開発・運営をしているところにいけば、…続きを読む

転職サイトや転職エージェントに相談して転職活動をするのも1つの選択肢です。

自分の経歴や得意分野に合った求人を見つけてみましょう。

ずっと派遣ではダメですか?

派遣社員として長く働いていると「ずっと派遣でもいいのでは?」「正社員にならなきゃだめなの?」と感じる人もいるでしょう。

派遣社員はプライベートとの両立がしやすく柔軟に働けるのがメリットであり、自分の生活に合っている人は派遣社員として働き続けてもいいのかもしれません。

しかし派遣社員は正社員と比べると給与水準が低く雇用も安定しないため、安定を求めるなら、できるだけ早めに正社員を目指すのがおすすめです。

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派遣から正社員を目指すなら転職エージェントを活用しよう

本記事では派遣社員から正社員を目指す方法や、派遣から正社員になれる確率、転職を成功させるポイントを紹介しました。

派遣社員から正社員になるためには、転職活動以外にも引き抜きや紹介予定派遣を狙う方法もあります。

しかし派遣社員から正社員になれる確率は4~6割と高くはないため、入念な対策が必要といえます。

派遣社員から正社員を目指すなら転職エージェントを活用し、納得のいく転職を成功させましょう。

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