
新卒秋採用とは?就活が厳しいといわれる理由や内定獲得のポイントを解説
そもそも秋採用がどういったものなのかわからない人は多いです。そこで、秋採用を上手く使うことができれば夏を過ぎて一個も内定が取れなくて焦っている方でも内定を獲得することが可能です。ここでは秋採用の時期や特徴について紹介していきます。
新卒就活の秋採用とは?
時期:夏休み明けから卒業直前まで
特徴:採用数に充足しなかった企業やより優秀な学生を確保したい企業が行う
秋採用とは春や夏では採用人数が達しなかった企業や元々採用する人数が多い企業が秋にもう一度採用を行うことを言います。
しかし、秋採用は採用予定人数が春・夏採用よりも少ないため倍率が高い傾向にあります
秋採用を実施している企業の特徴
- ・採用予定人数が多い企業
- ・通年採用活動をしている企業
実は秋採用をどこの企業も実施しているわけではありません。
実施している企業の特徴について紹介していきます。
採用予定人数が多い企業
秋採用を実施している企業の特徴の1つ目が、「採用予定人数が多い企業」です。
夏採用までに採用予定数に達していない、またはそもそも採用予定人数が多い企業などが秋も採用を行っていることがあります。
そのため、行きたい企業があったとしても絶対に秋採用をしているとは限らないので夏までに行きたい企業はエントリーしておきましょう。
通年採用活動をしている企業
秋採用を実施している企業の特徴の2つ目が、「通年採用活動をしている企業」です。
通年採用している企業は秋採用はもちろん1年を通して採用を実施しているので、秋採用に関係なくエントリーすることができます。
そのため、卒業間近で採用のない内定が一個もない学生でも内定を獲得するチャンスはあります。
企業としては、通年採用を利用することによって時期に関係なく優秀な人員を補充できるだけでなく、自社にあった人材をしっかり見極めることができます。
また、多くの企業は新卒の就活生が就活を始める時期に合わせて採用活動を行いますが、一部の企業では新卒採用の時期に合わせずに別のタイミングで行う企業も存在します。
ここでjobQに「4浪で海外大卒の25歳は就職活動に影響ありますか?」という質問が来ていたので紹介していきます。
4浪で海外大卒の25歳は就職活動に影響ありますか?
4浪で海外大卒は就職活動に影響ありますか?
私は現在海外の大学に在籍していて、来年の4月末に卒業する予定です。
今年で25歳になり、4年間の浪人扱いになります。
理由は、留学資金を集めるため、コロナの影響で再渡米が困難だった、入学時期と卒業時期が日本と違うためです。
また、卒業後1年間海外で働こうと思っています。卒業後1年間働く理由は、23年の4月末に卒業するため、24年の入社時期まで、何もすることがないためです。
※理系ではありません。
外資系企業だと秋入社の採用してたりしますよ。
日本企業は割とこのあたりのイレギュラーに対応できないイメージがあるので、しばらくキャリアを積むまでは海外企業を選ぶのがいいんじゃないでしょうか。
せっかく海外で勉強なさっているのですから、海外で就職するのも手かと思います。
日本で働きたいのであれば、前の方もおっしゃっているように、外資系では秋採用をしているところもあります(弊社も外資ですがやってます)。あるいはまだ少数ですが通年採用をしている会社もあります。
もし年齢を気にされているのであれば、それも外資の方がいいかもしれません。
私の会社でも例えばKorean系の方は兵役があるので就職時期が20代後半から30歳近くになる方がいますが、年齢を理由に不採用ということはしていません。
留学していたり何か特別な理由があったとしても秋採用や通年採用を実施している企業であれば大丈夫だという意見がありました。
また、外資系の企業、IT系企業、コンサルファームではイレギュラーなことでも対応してくれることが多いようです。
秋採用の就活で理解しておきたい注意点
- ・採用数が少ない
- ・急に募集が終了する可能性がある
- ・秋採用ならではの質問をされる
- ・
秋採用があるのであれば春、夏にそこまで就活を頑張らなくても大丈夫だと思っているのは危険です。
秋採用の就活で理解しておきたい注意点について紹介していきます。
採用数が少ない
秋採用の就活で理解しておきたい注意点の1つ目は、「採用数が少ない」です。
そもそも採用予定数が春や夏に比べると断然少ないため、応募者が多いと倍率が高くなり、内定の難易度が高くなる可能性があります。
春・夏採用で就活していない優秀な学生もライバルになり得ることがあるので倍率が高くなってしまうのです。
急に募集が終了する可能性がある
秋採用の就活で理解しておきたい注意点の2つ目は、「急に募集が終了する可能性がある」です。
予定採用数に達してしまうことで急に応募が打ち切られてしまうことがあるので、自分の受けたい企業は早めにエントリーしておきましょう。
秋採用ならではの質問をされる
秋採用の就活で理解しておきたい注意点の3つ目は、「秋採用ならではの質問をされる」です。
「なぜ秋採用で就活をしているのですか?」と質問をされることが多いので聞かれた時にスムーズに答えられるように前もって解答を考えておく必要があります。
ネガティブな内容だけ伝えるのではなく、改善点などと合わせて前向きに伝えることが大切です。
秋採用の就活を成功させるポイント
- ・業界や職種の幅を広げる
- ・今までの就活方法を見直す
- ・就職エージェント・サイトを利用する
- ・
秋採用では就職の幅を広げるとともに自分の視野を広げることが重要になります。
そこで、秋採用の就活を成功させるポイントについて紹介していきます。
業界や職種の幅を広げる
秋採用の就活を成功させるポイント1つ目は、「業界や職種の幅を広げる」です。
企業の選択肢を増やすため、業界や職種の幅を広げることが大切であることが大切です。
自分が行きたいと思っている企業だけではなく、「自分に合っている企業」「成長できる企業」「少しでも興味のある企業」などさまざまな視点で企業を選ぶことが大切です。
しかし、「大手に行きたい」「誰もが知っているような企業に行きたい」と考えているのであれば、秋採用はさらに難易度が高くなるので採用されにくいと考えておきましょう。
以あ下に「なかなか採用が決まらない人の原因」について解説している記事があるので興味のある人はチェックしてみてください。
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▶︎就活で内定が決まらない原因やもらえない人の特徴を徹底解説
今までの就活方法を見直す
秋採用の就活を成功させるポイント2つ目は、「今までの就活方法を見直す」です。
今までの就活における面接や自己分析などの反省点を振り返り、今後の改善に生かすことが必要になります。
再度自己分析や他己分析を徹底して行うことや入念な面接の対策などをするようにしましょう。
また、機会があるのであればプロにアドバイスをもらうこともおすすめです。
ここでjobQに「4/27現在でどこからも内定をもらっていないのですがやばい?」という質問が来ていたので紹介していきます。
4/27現在でどこからも内定をもらっていないのですがやばい?
4/27現在、まだどこからも内定をもらっていないのですが、そろそろ1社はないとまずいでしょうか。
大手は就活は終わっているかもしれないが、秋採用とかあるので焦っても仕方ないです。
最終で落ちるとかであれば、何かが足りないとか。
情報ないのでなんとも。
「秋採用があるので焦らなくても大丈夫だ」という意見がありました。
また、何か自分なりに直さなければいけないところが面接をやっていく中で見つかったら改善しておきましょう。
就職エージェント・サイトを利用する
秋採用の就活を成功させるポイント3つ目は、「就職エージェント・サイトを利用する」です。
就職エージェントや就職サイトを活用することで、エントリーしたい企業を見つけることができます。
その中でも、自分から企業を選ぶのではなく、企業から直接スカウトを受けられるスカウト型求人サイトや担当者の支援が受けられるエージェントの利用がおすすめです。
ここでjobQに「就職活動に強いおすすめの就活エージェントはどこなのでしょうか?」という質問が来ていたので紹介していきます。
就職活動に強いおすすめの就活エージェントはどこなのでしょうか?
「やりたいことがない」「就職したい業界や企業が決まっていない」人でも、キャリアの相談や、求人紹介をしてくれる、利用するべきおすすめの就活エージェントは、どこになるのでしょうか。
就職エージェントneoやリクナビ就職エージェント、キャリアチケット、マイナビ新卒紹介、Conpiness就活エージェント、キャリアパークエージェント、Re就活、DYM就職など、いろいろな就活エージェントがあるようなのですが、どこを利用するべきかいまいち分かりません。
学歴もいたって普通の4年生大学に通い、職歴(インターンなど)もなく、留学経験もない人でも就職活動に助力してくれる就活エージェントを知っていましたら、教えていただきたいです。
ご回答よろしくお願い致します。
どこのエージェントも「やりたいことがない」「就職したい業界や企業が決まっていない」だから仕事を紹介しないことはないと思います。
それでエージェントの商売になりませんし、同じことを考える就活生は少なくないと思います。
自分はリクナビ、connect job agent、マイナビ、キャリアパーク4社を使ってみたのですが、続けて使ったのはリクナビとconnectのみで、私の担当のマイナビとキャリアパークのリクルーターはかなり失礼で大人げなく思えた大人たちでした。
ただ就職エージェントにも向き不向きであったり、担当者との相性にもよるので一概に言えることでは…続きを見る
まず、就職したい業界を決める。
ここの業界で仕事をしようと決断する。
悩むなら大手からエージェントを適当に選ぶ。
エージェントは看板じゃなくて担当者の質です。
担当者の熱量を感じなければ違うエージェントを頼る。
就職エージェントにも向き不向きがあり、担当者との相性にもよるので一概に言えることではないという回答がありました。
そのため、自分に合うと思う担当者を見つけるまで探すのも良いでしょう。
しかし、それが面倒なのであれば大手のリクナビ、connectがおすすめです。
秋採用の就活はスピードと入念な対策が大切
就活が全くうまくいかずに春、夏で内定が一個も取れなくて自分のことを責めて落ち込んでいる人は多いです。
しかし、秋採用や冬採用、通年採用を行なっている企業もあるので落ち込む必要はありません。
「自己分析をする」「一貫性のある話をする」「面接の技術を上げる」などもう一度見直してみると良いかもしれません。
また、他己分析を行うことで自分では気づかない問題点に気づけることがあるのでおすすめです。
就活が上手くいかなくてもあなた自体が否定されているわけではありません。
プロに相談したり、もう一度自分のやり方を見直す機会を設けましょう。
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。
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