
Webデザイナー検定に合格する勉強方法!確実に合格しよう
Webデザイナー検定とはどのような検定なのでしょうか?Webデザイナー検定はWebデザイナーの登竜門としてよく取得される資格ですが難易度や合格率はどの程度のものなのでしょうか?また独学でも合格できるのでしょうか?ここでは詳しく書いていきます。
Webデザイナーとは?
Webデザイナーとは、ウェブサイトをデザインする仕事です。
Webデザイナーの仕事の目的は2つあります。
1つ目は「このサイトを見てみたいな」と思ってもらえるようなウェブサイトをデザインすること、2つ目はウェブサイト作成を依頼したクライアントの意見をしっかり反映させたサイトを構築することです。
Webデザイナー検定とは
Webデザイナー検定は「ウェブサイトの構築から運用まで、Web制作の知識習得を評価する」ものです。
参照:CG-ARTS Webデザイナー検定
Webデザイナー検定にはベーシックとエキスパートという2つのレベルがあります。
名前の通り、ベーシックはWeb制作の基本的な知識を問われるもの、エキスパートはベーシックよりもより専門的な知識を問われるものです。
Web検定・ウェブデザイン技能検定との違い
「Webデザイナー検定」と検索すると、「Web検定」「ウェブデザイン技能検定」という試験名も出てきます。
名前はよく似ていますが、3つの試験は全くの別物ですので、注意が必要です。
それぞれの内容を簡単に見ていきましょう。
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Web検定とはどのようなものか
Web検定は社団法人 全日本能率連盟の登録資格です。
Webアソシエイト、Webデザイナー、Webディレクター、Webプロディーサーという4つの認定資格から成り立っています。
参照:Web検とは?
「エクスプローラーといわれたから、インターネットエクスプローラーについて話しているのだと思っていた」など、Web用語の理解度が違うために会話に齟齬が生じてしまうということは、会社に勤めていると良くあることです。
様々な立場からWebに関する基本的な知識を標準的に理解しているかどうかを図るもので、新入社員研修等に利用されています。
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ウェブデザイン技能検定とはどういうものか
ウェブデザイン技能検定はWebデザイン業界で唯一の国家試験で3級から1級までにレベル分けされています。
参照:Webデザイン技能検定とは?
「ウェブの作成や運営に関する業務に従事している者および従事しようとしている者」というのが3級の受験資格となっており、2級以上は実務経験が必要です。
そのため、Webデザイナーとしてすでに活躍している人が、自分のスキルアップやレベルの確認のために受験していることが多いようです。
難易度と合格率から見るWebデザイナー検定
Webデザイナー検定に興味がある人は、やはり難易度や合格率、どんな問題が出題されるのかなども気になりますよね。
ベーシックとエキスパートでは難易度、合格率共に異なりますので、それぞれ見ていきましょう。
Webデザイナー検定の難易度と合格率は?
ベーシックの合格率は概ね60~70%を推移しています。
2017年度に行われた2回の試験の合格率を見てみると前期が69%、後期が64.8%でした。
しっかりと基礎知識を頭に入れておけば難しい試験ではないようですよ。
そして受験者数も600人前後と、比較的たくさんの人が受験していることがわかります。
エキスパートの合格率は30~40%程度と考えてください。
というのは、2017年度に行われた2回の試験では、前期が38.2%、後期が55.4%と10%以上の開きがあります。
さらに2017年以前の結果を見てみると、2016年前期24.8%、後期27.2%、2015年前期58.3%、後期47.9%、2014年前期76.8%、後期45.6%と、20%代と低い時もあれば、70%を超えてベーシックの合格率よりも高い年もあり合格率がが非常にばらついています。
このばらつきの多さには受験者数が300~400人程度と少ないことも関係しているかもしれませんね。
Webデザイナー検定は独学でも受かる?
Webでザーナー試験は難関ではなく、かといって誰でも通るような容易すぎるものではないということが分かりました。
Webデザイナー検定を受けたいと思ったら、どのような試験勉強をしたらよいのでしょうか。
独学でも受かるのでしょうか?
ベーシックは独学でも受かる
ベーシックは基本的な知識を問われるものです。
しっかりと参考書で勉強すれば、合格することが難しくない試験ですから、独学でも合格を目指すことができますよ。
Webデザイナー検定を主宰している公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS)が推奨している入門Webデザイン[改訂第三版]はベーシックの試験にぴったりの参考書です。
また、Webデザインに関しては全然知識がないけれどベーシックの試験を受けたいという人には、自宅のパソコンを使ってプログラムがどう動くかの確認をすることもおすすめします。
エキスパートは過去問でしっかり対策が必要
エキスパートはより専門的な知識を問われます。
ベーシック同様、協会が推奨する「Webデザイン -コンセプトメイキングから運用まで- [改訂第五版]」はエキスパートの試験に対応した参考書です。
また、エキスパートの試験では試験の内容や雰囲気、時間配分を確認しておくことも大切です。
そのためにWebデザイナー検定エキスパート・ベーシック公式問題集 改訂第二版が協会からお勧めされています。
これには過去3回分のベーシックとエキスパートの試験が掲載されています。
経費を削減したいからといって古本屋で過去問を購入することはお勧めしません。
というのは、Webデザイン業界は発展目覚しくそのスピードには目を見張るものがあります。
あまり古いものを解いても、その年代には該当技術が開発されていなかったということもありますから注意しましょう。
まとめ
Webデザイナーへの登竜門ともいえるこの資格は、Webデザインを仕事として行うにあたって必要な知識や技術が詰め込まれています。
勉強方法さえ間違わなければ、独学でも合格することは十分にできますから、安心氏で勉学に励みましょう。
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