
【宇宙航空研究開発機構(JAXA)に就職するには】難易度や採用大学・学歴フィルターを紹介
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では毎年、技術職、事務職の新卒採用を募集しています。理系の専門職というイメージが強いですが、文系学生の就職も可能です。この記事では宇宙航空研究開発機構(JAXA)の選考フローや面接、求める人物像を解説しています。他にも採用大学や初任給、就職後の年収なども紹介しているので、就職を考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の就職難易度や採用倍率
国内における宇宙分野の代表機関である宇宙航空研究開発機構(JAXA)の就職難易度は、客観的に見てどの程度なのでしょうか。採用倍率を職種ごとにそれぞれ確認していきましょう。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の就職難易度
JobQに寄せられたQ&Aでは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の就職難易度について以下のように述べられています。
現在15歳です。受験の時期に入りました。志望校を決定してもう変えることはできません、ですが最近夢が出来ました。それはJAXAで働くことです。JAXAで働いている偉大な方々と共に未来のために繋がる宇宙について研究を行いたいです。ですが私の行く高校は英語にとっかしており、理系ではありません。なのでJAXAで働くために大学で理系の大学を選ぼうと思っています。大学選びのアドバイスがあれば教えていただけるとありがたいです。
あと、1つ質問があります。JAXAで働くメリットとデメリットを教えてください
A.JAXAに入るのは死ぬほど難易度が高いので、とりあえず東大に入れるよう勉強するのが良いと思います。それができたら…続きを見る
宇宙航空研究開発機構(JAXA)に就職するのは、かなり難易度が高いとの回答がありました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、日本で宇宙開発を行う団体として筆頭に挙げられることからも、憧れる人が多く競争率も非常に高いと推測できます。
採用倍率は約20〜26倍(採用人数は約50人)
リクナビによると、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の採用人数(2024年度の実績)は、技術系 26~30名、事務系は6~10名です。
またあくまで試算ではありますが、プレエントリー候補リスト登録人数が839名(2024年5月24日現在)であることから、採用倍率は約20〜26倍になります。
東洋経済オンラインの「就職内定の競争倍率が高い」100社ランキング」 で100位にランクインしている企業の採用倍率は44倍です。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の採用倍率は約20〜26倍のため、同ランキングにランクインしている企業より競争倍率は低い可能性があります。
次に採用人数を確認していきましょう。
年度 | 合計 | 男性 | 女性 |
2023年度 | 39人 | 27人 | 12人 |
2022年度 | 31人 | 23人 | 8人 |
2021年度 | 36人 | 17人 | 19人 |
参照:
リクナビ
採用情報 | JAXA 新卒採用サイト
直近3年間の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の採用人数は上記の通りです。毎年30名くらいの採用実績があるようです。
2025卒の採用募集要項によると、採用人数は50名程度となっています。