技術者の場合、入社3年目までは残業代がでる。法令遵守の意識が非常に高く、私が所属する部門ではサービス残業などは発生しなかった。 ただし、3年目になる年に、課題研究論文というものをやらされるが、それは業務中に作業することは許されない。つまり、仕事が終わったあと、もしくは、休日を返上して論文を完成させる必要がある。論文を提出したあとは、発表資料の作成や発表練習で休日が潰れる。晴れてこれをクリアすると昇格するが、裁量労働制となり見なし残業時間30時間分の残業代しか支払われなくなる。 裁量労働制と言うわりには、8時45分から17時半まできっちり勤務させられる。 また、ほぼ病欠以外で休むことは許されない。仕事が暇になったとしても休むことはできない。
年収は残業が多い年と少ない年で差があるので残業で稼ぐような感じ。そのため不必要に残業のために残っている人も見受けられる
部署によると思いますが、休みは取りづらく年休は消えて無くなっています。 残業も過渡期は夜中まで仕事するのは当たり前で技術は裁量性なので残業代は出ません。
毎月100~120時間残業をしていたが、残業は毎月3~4時間しかもつけさせてもらえなかった。 組合役員(時間外の活動)をしているときは更に悲惨だった。 私のいた工場は、8時始業であったが毎朝7時には席に座っていないと、上司の機嫌が悪くなることがあった。
有給の制度として、年休(5日連続)と多目的休暇(3日間)がある。 年休は、会社自体の有給消化率が悪すぎたため、社員に強制的に有給消化させるため始まった制度であり、これは私のいた部署でも取れた。 多目的休暇は、休暇の目的を上司に言わずに年間3日間取得できるものである。 しかし、私のいた部署では、使用者がほとんどいなかった。 私は親戚の結婚式の関係で一度使おうと考えたが、上司に理由を聞かれ、使用できなかったことがある。 私は京セラに5年半在籍したが、毎年1日も使ったことはない。
部署にもよるが、ワークライフバランスはある程度充実している。しかし、各種会社イベントや組合行事が発生し、土日を潰されることもある。特に、10月に行われる運動会は、会社の名物行事であり、全員参加を義務付けられている上に、若手社員は応援団を結成させられ、連日連夜、練習をさせられる。
名誉会長の稲盛和夫氏は日本を代表する経営者と言っていい。その企業理念、いわゆるフィロソフィーは、会社経営の根幹であり、社員一人ひとりにもその考え方を求められる
大企業にしては給与は低いのではないかと思います。 ボーナスの査定についても不透明な部分が多く、 平均何ヶ月というボーナスのでかたで、若手は平均まではもらえないことが多いと思います。