強固な顧客基盤があるとはいえ、国内市場は今後飽和していくことから海外で顧客を獲得しようと必死。コネクション作りに次々海外の企業をM&Aしているが、末端社員には買収によるシナジー効果などは一切感じられない。
SIerというビジネスモデルではもはや最大近く成長しているので、これ以上成長するには、何か他のビジネスでスケールを目指すしかない。日本経済が悪くなれば、連動して規模が縮小する可能性はあるが、公共系や金融系のインフラをがっつり握っているので、潰れることはほぼありえない。高学歴で安定志向なら良い選択肢かもしれない。
既存のSIビジネスに限界が見えているので、日本市場でパイを増やすのは厳しくなってきている。以前はインフラもセットで提供していたが、最近はインフラはクラウドやSaaSベンダーに直販で取られてきている。SI以外の強みの領域を作っていく必要がある。
・国内では業界最大手であり、事業規模の大きさそのものが信頼性を高めていたりと、強みになっている。また、仕事の範囲が広いため、社内ノウハウも豊富である。 ・ただし業界全体に言えることだが、近年では外資系のクラウド企業の台頭により、既存のビジネスモデル自体に将来性がなくなってきている。今後どのようなビジネスモデルの方針で舵を切るかで会社の将来は変動すると思われる。
どの企業もそうだと思うが、将来性なんて占えない。 風が吹けば飛ぶような企業ではない確率が高い。
上位層が語る理想と現場の状況が乖離しているため、結局大きな変化もないままこのまま進んでいくのではないかな、と思ってしまいました。
SIerの未来は危ういと思っている。今後生き残れるとしたら、技術力があるか無いか、というポータブルスキルを持つ人材をいかに確保できるかと思う。そのため、優秀な若手をいかに引き留めるために、優秀でない非若手の評価をいかに下げるor切るか、というようなことが重要になってくると思われる。