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回答4件
今の日本社会で研究職は非常に不安定な職種です。東大京大早慶出身者でも正規の研究職につける人はほんの一握りです。下手したら40代後半を過ぎても任期付きの仕事です。安定を求めるなら研究職はおすすめしません。 理系の大学院博士課程まで行って一般企業に就職した方を何人か知っていますが、IT系やコンサルファーム、シンクタンクが多かった印象です。一人だけ研究に関連した装置製造メーカーに行った人もいました。大学での経験を活かせるかは就職先でどう振る舞うかが全てです。これが役に立つ、ということは現時点ではないと思います。 厳しい事を言いますが、研究職になるには博士課程まで大学に行く必要があり、最低でも9年間は必要です。周りからは5年程度遅れた状態で社会に出ることになりますし、その分だけ学費がかかります。それでも研究職につけず一般企業に行く人が多い世界です。下手したら一生を棒に振る可能性もあります。その覚悟を持っているか再度考えてみてください。
まず大前提として企業で働くには修士課程、大学や国立研究所で働くには博士課程が最低限必要です。 自分は博士号を取得後に企業で学生時代と同じ分野で研究してますが、全く同じ分野の研究を企業でできる人は限られています。(学生時代の研究をどこまで細分化するかにもよりますが) ただ分野にもよりますが、機械や情報、化学あたりならば研究職に就けないということはないですよ。(最低でも理科大や地方国立程度の学歴があれば)
安定して働くという考えが根本的に誤っています。 普通に論理的に考えれば研究者のような高度な知識が要求される仕事ほど、トップ1の天才一人だけがいればいいんです。なんで本気で研究職を目指すなら誰にも負けないレベルでがむしゃらに研究や勉強に取り組む必要がありますよ。それも国際レベルで。特に理系分野みたいなのは国が変われば物理法則が違うなんてことはないので世界中の若者がライバルになりうります。質問者様が安定できるかなと甘えてる間に途上国新興国の若者たちはまさに生きて勝ち抜くために勉強してますよ。まぁ漫画みたいにトップ1に立って、それも周りがどう逆立ちしても勝てないレベルの天才ならその人だけは安定でしょうね。現実としてはちょっとしたヘマでひっくり返るくらい競争は激しいです。
研究課題が具体的になってから考えた方がよろしいかと思います。その分野で右に出るものが無い程になれればいいですが。どんなに狭い分野か自覚の上で突き詰めて、一方視野は広く持たなければなりません。厳しいですが、頑張ってください。