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メーカーに就職するには

【メーカーへ就職するために】文系・理系に求められることとは

メーカー業界への就職は難しいと言われています。ですが、文系・理系によって差はあるものの、しっかりとした知識や対策を持って就職活動に臨めば、決して難しくはありません。そこで、今回は、メーカー業界の今後を踏まえた上で、文系・理系に分けて必要な資格などをご紹介していきたいと思います!

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メーカー業界の今後の見通しや将来性

日本のメーカー業界に就職しようという場合には全体としてどのような見通しになっているのか非常に気になるところではないでしょうか。

もちろん、海外での現地マーケティング、現地生産、現地販売といった完結型のビジネスが広がる一方、やはり日本国内での開発、アライアンスを検討していく構造、仕事の進め方は変わらないところだと思います。
 

日本のメーカー業界の将来性

メーカーは将来性の高い業界です。 メーカーの中でも化学メーカー、機械メーカー、電機メーカー、食品メーカーは、高い将来性があります。


メーカーの中でも、企業を相手として事業や商取引を行うBtoBメーカーの将来性はとても高いです。
 

 BtoBメーカーは「部品の供給者」ではなく「その会社が良い理由」が必ずあります。 何より、「必要なものがはっきりとした法人」を相手にした商売ですから、 技術力に優れた日本のメーカーは有利です。また、化学や機械は特許権があり、自社技術が守られます。
 

実際に、海外売り上げ比率が50パーセント以上が海外のメーカーであっても、先行開発投資などは日本国内が中心ということも間々ありうることです。

今後もこの傾向は大きく変わることなく続いていくことになるでしょう。

そして、メーカー業界の発展のためにはこうした国内の仕事、そして海外にゆだねていく仕事をうまくわけることが大きな成功のポイントになってきます。

就職する際には自分自身はどういった位置づけでがんばるかをイメージしておいたほうがよかろうと思います。

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日本のメーカー業界は人材をどう考えているか

メーカー業界の人材の捉え方

現在、メーカー業界が抱えている問題として、以下のようなものが挙げられます。
 

  • スキル不足
    しがらみもなく、自由な発想で新たなビジネスやスキームを考えることのできる人材の獲得が優先となっています。例え、どれだけ工場を抱えていても、旧態依然としたビジネスに固執しているようではまず生き残っていくことは難しいのではないかと思います。製造現場、マーケティングなどすべての職能でブレークスルーしなければ世界で戦っていくことができないということになります。
     
  • 人材不足
    そして、少子高齢化による人口の不足が進んでいます。数少なくなっていく若者をいかに確保していくのか、メーカーとしても非常に由々しき問題ですから、就職に当たってはまだまだ売り手市場でしょう。

 では、こうした問題をメーカー業界が抱える中で、メーカー業界に見合った人材になるためにはどうしたら良いのでしょうか。

次に、文系・理系に分けて必要な資格などをご紹介していきたいと思います。

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メーカーに就職するには【文系編】

文系の業種は?

  • 営業
  • 商品企画
  • マーケティング
  • 経営企画
  • 製造
  • 生産管理
  • 調達・購買
  • 経理・財務
  • 法務
  • 人事
  • 総務
  • 広報
  • 物流

 メーカーというと、技術職などの理系の職業だと思われがちですが、こうしてみると文系の業種もたくさんあることがわかります。

自分が、メーカーに就職して「何がしたいのか」を明確にしておくことが必要です。

 

必要な資格

 文系学生が持っておきたい資格は以下に挙げられます。

  • ITパスポート
    ITの知識を、客観的に証明することができる資格です。どの業界、職種を目指すにしても持っていて損はありません。
     
  • MOS
    Microsoft Office(Word・Excel・PowerPointなど)のスキルを証明できる資格です。ソフトごとの試験があります。授業等で学んでいる学生にとっては、比較的とりやすい資格と言えます。
     
  • 簿記
    簿記は有名な資格ですね。簿記で身につけたスキルは、経理のみではなく事務などにも生きてきます。また、会計の情報を読み取ることができるため、自分の会社の財政状況を把握するという点においても生かすことができます。
     
  • TOEIC
    募集要件として、TOIECのスコアを設定している企業が多いため、TOEICは受けておいてください。現在では、楽天などのように、社内公用語を英語に設定している会社もありますので、TOEICに関わらず、英語の資格はとっておいた方が良いでしょう。
     
  • 秘書検定
    ビジネスマナー対応を身につく資格です。この資格を持っていることによって、他の面接者とマナー面で差をつけることができます。社会人とし手のマナーが身についていることを、企業側にアピールすることができます。

 

求められる力

  • 商品マーケティング力
    具体的には、消費者のニーズを調査して分析する力や、商品のコンセプト作りをする力、販売戦略(価格など)ができる力です。
     
  • コミュニケーション能力
    社外の人間とコミュニケーションを取る上で、コミュニケーション能力は欠かせません。営業などの職に就けば、基本的に社外の人間とコミュニケーションを取ることが多いので、身につけておきましょう。
     
  • 商品への理解・愛着
    営業職に就職した場合、商品への理解や愛着は必須です。営業職は、自社の商品の良さをどう伝えるかが勝負です。営業を勝ち取るためにも、ぜひ徹底して勉強してください。
     
  • 語学力
    現代の文系には、欠かせないものです。就職時の条件としている企業も多くあります。また、企業によっては、社内公用語を英語としているところもありますので、身につけておいて損はありません。

関連するQ&A

メーカーに就職するには【理系編】

必要な資格

  • ITパスポート
  • MOS
  • 簿記
  • TOEIC

理系で持っておいて欲しい資格は以下に挙げられます。

  • 基本情報技術者
    高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身に付けた人が持つ資格です。ITパスポートと同じ種類の資格ですが、ITパスポートよりも、レベルの高い資格です。
     
  • 情報検定(J検)
    「情報」を扱う人材に必要とされるICT能力を客観的基準で評価する文部科学省後援の検定試験として、情報検定(J検)が誕生しました。(http://jken.sgec.or.jp/about/index.html より)

    化学メーカー
  • 危険物取扱者甲種
    消防法で定められている危険物を取り扱ったり、貯蔵したりするときに危険物取扱者の有資格者が求められます。
     
  • 毒物劇物取扱責任者
    この資格は、毒物及び劇物取扱法の定めに基づいて、毒物や劇物の製造・販売などを行う事業所で危害の防止に当たるために必要な資格です。

    食品メーカー
  • QC検定
    主に日本の製造業で利用されてきた製造管理と品質管理の手法に関する検定で、4級から1級まであります。
     
  • 食品表示検定
    食品業界ならではの資格の1つですが、その中でも最も広く認知され、また、取得・利用されている資格であると言えるでしょう。
     

求められる力

  • 技術力
    技術職に就く場合は、必須の資格と言えます。学生の間に高い専門性を身につけておくと、就職試験でも採用されやすくなります。
     
  • バランス感覚
    技術バカではいけません。文系の人材ではなくとも、世の中に耳を傾け、時代を読む力も必要です。
     
  • 様々な場面に順応する力
    今の時代、そしてこれからも自社だけですべてをまかなっていくことが非常に難しい時代です。そうなってくると他社との連携によって事業をすすめていくことになります。ですから、一技術者として与えられたタスクをこなすのではなく、様々な状況に順応する力が求められます。
     
  • 語学力
    就職時にTOEICのスコアが求められることがあります。また、社内外でのコミュニケーションに欠かせないことがあるので、語学力は身につけておきましょう。

メーカーランキング TOP10

順位 メーカー名:業種 点数(年収など)
1位 トヨタ:自動車メーカー 9.8
2位 ソニー:家電メーカー 9.6
3位 パナソニック:家電メーカー 9.3
4位 明治グループ:食品など 9.1
5位 三菱電機:総合電気メーカー 8.5
6位 日立製鉄所:製鉄メーカー 8.3
7位 資生堂:化粧品メーカー 8.0
8位 キリン:食品メーカー 7.8
9位 ホンダ:自動車メーカー 7.4
10位 味の素:食品メーカー 7.1


※このランキングは、他社サイトランキング、自社総合評価を元に、作成しています。

関連するQ&A

メーカーに就職するために今すべきこと

メーカーへの就職するためにすべきことは?

メーカーに就職する際にすべきことは、以下に挙げられます。

  • 業界・企業研究

 業界・企業研究は、どの企業に就職する際にも必須です。自分が就職を希望している企業の特徴や、商品への理解、企業の雰囲気や、年収などについて納得がいくまで調べておくと良いでしょう。
 

・自己分析を徹底的に行う。
 

 自己分析を徹底して行うことによって、自分の強みがわかります。また、自分が、その企業に向いているのかなど、自己分析を徹底して行うことによって、見えてくる情報はたくさんあります。自己分析をした上で、メーカーへの就職を考えてください。


・就活イベントや、企業インターンに参加する。

 就活イベントや、企業インターンに積極的に参加することによって、選考を有利に進めることができます。また、企業インターンに関しては、インターンの際に選考を兼ねていることがあるので、積極的に参加をしておきましょう。


ここでjobQ内でメーカーの就職に関して口コミがあったので、投稿された質問を見てみましょう。

中堅大学からの大手メーカーのグループ会社への就職は難しいですか?

来年就職活動を控えている者です。

出身大学のレベルも高くないので就職活動に対しての不安があります。

そこで質問なのですが、大手メーカーのグループ会社への就職はやはり厳しいでしょうか?

具体的には安川電機グループ、TOTOグループへの就職を目指しています。

また、安川電機やTOTOのグループ会社は福利厚生は本社と大体同じだと聞きますが年収などはどのくらいでしょうか?

よろしくお願いします。

はじめまして。

大手グループ会社で注意すべき点ですが、親会社で使い物にならないかたが行くことが多いのでその点を見きわめた方がいいです。

グループ会社が上場するとかそれだけの中核企業であるかがポイントです。

最初からグループ会社に行かずに親会社も受けてみるべきです。

私は人事の仕事をしてることもあり、その点はよくみるべきです。


との事でした。

大手グループでは業績などもしっかり確認する必要があるようですね。 

他の回答も見てみましょう。

某大手総合電機メーカーに勤務していました。

グループ会社として、並べて記載されている会社でも親会社との関係やグループの事業戦略との関係において、位置付けが変わります。

具体的には、所属する人のレベルや給料が異なります。給料に関しては戦略子会社であれば、親会社の1割減レベルですが、非戦略会社や孫会社扱いだと3割減になったりします。

他の方からも書き込みがありますが、親会社の使えない人が沢山いるような植民地となっている場合も多々あり、優秀な子会社プロパー社員が出世出来ないという弊害もあります。

新卒入社の場合、・・・続きを読む


との事でした。

親会社との関係や位置付けなど、企業研究を怠らない事が大切だと言えますね。 

自分に見合っているかどうかは別として、まずは挑戦してみることも大切でしょう。


いかがでしたでしょうか。

メーカー業界で働きたいと考えている方は年々増えています。

そんなメーカー業界で働くには、文系理系、学歴関係なく誰にでもチャンスがあります。

是非、メーカー業界に就職したい方は参考になったのであれば幸いです。

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