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回答4件
企業で人事採用をしている者です。 中国の大学では工学学位を取得し、日本の大学で国際政治学を学ばれるとのことですが、ご自身は将来何になりたいと思われていますでしょうか。 まずは、人生の目的(とりあえずでもいいので)決めてから、就職するか進学するかを決められた方が良いと思います。 ちなみに私の現職は、中小IT企業ですが(社長が中国人)、昨年、東京大学大学院を卒業された中国人男性28歳の方が応募してくれました。 しかし、結果は不採用です。理由は、年齢に応じた実務経験がない、からです。 未経験は25歳、大見に見て26歳までしか通用しないと考えて戴いた方が良いです。 他の国はどうか知りませんが、いくら学歴が素晴らしくても、26歳以降に実務経験が無い場合は、企業は歯牙にもかけません。(他の国のことは知らないと書きましたが、多くの外資系も、26歳以降に転職する場合は実務経験が必須だと思います。) 学者になるのなら進学を考えても良いと思いますが、働くことを希望されるならば、年齢の若いうちに大手をねらって就職することをお勧めします。 よくよく検討されて、後悔のない選択ができますように、陰ながら応援しております。
ご質問の答えは、支障にはならないと思います。むしろ、日本語に中国語できて大学卒業は素晴らしいと思います。 ただ、日本の会社や働き方は特殊です。 日本では、一生同じ会社前提に、安い給料で始まり、転勤を繰り返して、役職につき昇給していきます。やる仕事も数年でコロコロ変わります。その結果、ほかの会社では通用しないスキルだけが残ります。また、上司や役員に気に入られないと出世の保証はありません。 世界的にみても日本は特殊です。中国は定年もだいぶ若いように思います。だいぶ中国と日本では考え方や働き方が違います。その辺りも自分に合うかチェックしたほうが良いと思いました。
大手は厳しいですが、中堅レベル(平均年収600万台ぐらい)の企業ならどこか拾ってくれると思います。 ただ日本の会社ではここ数十年はもう学歴や資格はほとんど見ておらず、 その人の性格や行動がその会社の標準的な社員に近いかどうかを面接で判断します。 外国籍であれば中国関係の仕事に対する適正(現地法人のリーダーとなれるような管理能力)と、日本人中心の職場の中で空気を壊さないような人間性が見られるでしょう。 中小企業になると最近は中国人経営の会社も増えているのでそういうところを目指すのもありかもしれません。
過去に人事にいました。ある程度の規模の企業になると2年までの回り道なら新卒扱いになるという基準でした。つまり年齢で言うと24歳(2年浪人、1浪1留、2年留年)までが学部新卒としての採用の基準となります。中途という枠組みであれば28歳でも雇ってもらえる企業はあると思います。その際には過去の職務経験や日本語+中国語の会話能力、理解能力がプラスになるケースもありうるかと思います。