休職中に転職できた？不利？バレる？内定取り消しにならない方法！

現職がつらくて休職をしてそこから転職ができるか悩んでいる方はいるのではないでしょうか。

今回は、休職中で悩んでいる人のために、転職するための方法を解説します。

休職中の転職活動はできる

休職中の転職はできますが、転職活動時に休職した事実を伝えるかは自己判断です。

基本的には休職の理由や、経緯などはプライバシーに関わることなので伝える必要はありません。

しかし休職理由が業務内容に関連する場合は、伝える方が後のトラブルを防げるでしょう。

休職の理由となる病気が完治していない場合や、面接の際に休職しているかを聞かれた場合は嘘をつくことになってしまうので事実を話すべきであると言えます。

実際に、休職を内定先に伝えるかどうかを問うQ＆AがJobQ内に寄せられています。

休職歴がバレたら内定取り消しになりますか？

休職歴がバレたら内定取り消しになるのでしょうか。

うつ病クローズのまま転職活動して内定が出ました。

医師からは社会復帰していいとの許可が出ています。

能力および適正選考に関係のない事項による選考は基本的にNGです。

また、機微情報である既往歴などは聞くこと自体がセンシティブな情報です。

よって、…続きを読む

業務内容と関連がなく、短期間の休職であった場合、休職した事実を伝えるか黙って入社するかは自身の判断となります。

伝えなかったことで内定取消・解雇になることは上記の理由から「休職したことがありますか？」などの直接休職経験の有無を問う質問が出た場合は答えざるを得ないでしょう。

転職活動時に、休職理由を伝えざるを得ない場合は、再発の恐れがないことを強調し、裏付けとなるような具体的事例を準備しておくようにしましょう。

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転職先の企業側が1番心配するのが、入社した際に病気が再発するのではないかという点です。

企業側は、入社した途端に休職になるリスクは回避したいと考えます。

そのため必然的に転職活動では不利になりがちです。

休職は期間が長いほど不利になる

転職市場では休職の経験は有利とはいえず、休職期間が長ければ長いほど不利になる傾向があります。

病気が理由ではない場合も、ビジネスの場から長期間離れていたという点はマイナス印象をもたれるケースが多いでしょう。

引き続き、休職期間が与える転職活動への影響についてQAで確認しましょう。

どれほど休職期間が長いと転職活動に影響を与えますか？

現在、体調を壊し休職中です。二ヶ月ほど休職しています。

来月復帰するか、転職するかで迫られていて、自分はどうしたらいいか悩んでいるという状態です。
転職をすることを検討しているのですが、休職期間があると転職活動に影響があると思います。

実際にどのくらいの期間、休職期間があると転職活動時に影響があるのでしょうか。

私も30代前半の時に体調を崩して会社を辞め、4ヶ月程度無職の期間がありましたが、

転職活動を始めてそれほど時間もかからず、年収も以前の職場より…続きを読む

とのことでした。

休職していた方が前職より高い年収で内定をもらったことから、休職が転職に直接影響するとは言えないでしょう。

また休職期間後に好待遇や自分に合った職場の求人を見つけるためには、以下の転職エージェントを利用することがおすすめとなります。

転職エージェントを利用することで、自分の条件に合った求人を見つけやすくなり、転職活動をスムーズに進めることができると言えるでしょう。

まずは転職エージェントを利用することがおすすめとなります。

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転職活動時に休職がバレる可能性は低い

休職した事実が転職先にバレる可能性はあるのでしょうか？

正直言って、その可能性は非常に低いと言えます。

前に述べたように源泉徴収票の金額が極端に少ない場合や転籍先での健康診断でバレる可能性は少なからずありますが、長期的な休職でない限りあまり心配する必要はないでしょう。

ただ、転職先で年末調整を実施してもらう場合、源泉徴収票を提出しなければなりません。

金額が極端に低いのであれば、自身で確定申告を行うようにすればバレるリスクを軽減できます。

ここで、JobQに寄せられた口コミを紹介いたします。

休職期間がどれくらい続いてしまうと転職先を見つけにくくなりますか？

現在、体調を崩してしまい休職をしている者です。休職期間は1週間目となります。
会社からは1ヶ月休んで良いという許可をいただいたものの、現状は治る目処がたっていません。

自分は職場の環境をかえるべきだと考えています。

休むときはとにかく休む方がいいです。

次の転職にもむしろ良い影響を与えると思います。

私は体調を崩して会社を逃げるように辞め、4ヶ月間休んでいましたが…続きを読む

とのことでした。

現在は失業給付金の制度もあるので、そうした制度を利用しながら転職先を焦らずに探すことも今後のキャリアにおいては大事かもしれません。

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転職活動で休職がバレるケース

転職の際、休職していたことがバレるケースとしては、転職先に提出する源泉徴収票が挙げられます。

以下のケースでは休職がバレる時があります。

• 在職期間の割に給与が少ない場合
• 極端に税金が低い場合
• 病気が再発し、傷病手当を再申請する場合

ただ、給与カットされるのは私傷病休職だけとは限りません。

労災による長期休業もあれば、仕事がないことを理由に会社が命じる自宅待機、その他、育児休業や介護休業でも給与カットされます。

また、源泉徴収票には休職理由が記載されませんし、雇用保険・社会保険・労働保険も休職で無給になったとしても、資格の中断や喪失の手続きを行うわけではありません。

したがって、源泉徴収票についてはあまり気にする必要はないでしょう。

面接で自ら休職経験を申告する必要はない

休職中に転職したいと考えている方も多いでしょう。

ただ、心身共に万全な状態でないと活動自体がうまくいかない恐れがあります。

休職初期は治療に専念するため転職活動に関する情報収集にとどめ、回復し始めた時に書類応募や面接に参加し始めるという流れがベターです。

ただ、休職はどの企業でも病気を治す期間だと捉えているため、その期間中に面接に来たと知ったら、企業側もあまり良い印象は持ちません。

したがって、面接の時は自分からあえて休職中であることを申告する必要はないと言えます。

ただ、質問されて休職の話になってしまった場合は、隠し通すこともできません。そのときは覚悟して正直に自分の状況や心境を話すようにしましょう。

不採用となってしまうかもしれませんが、逆にまじめで誠実だと捉えられ、好印象を持たれるケースも少なからずあります。

聞かれなければ答えない、聞かれたら正直に話し今後に支障がないことをアピールするというスタンスでのぞむようにしましょう。
 

うつ病で休職に入るのですが、転職活動をいつすればいいですか？  

うつ病症状で、これから休職に入ります。転職のことを考えると、休職前に退職して治療をして、回復してから転職したほうが有利なのではと思いますが、いかがでしょうか？

まずはお身体お大事になさってください。
私はうつ病ではありませんでしたが、仕事のストレスにより退職せざるを得ない症状にまで悪化、どうにもならなくなり退職いたしました。

契約状況により退職しなければならない状況なのか分かり兼ねますが、退職することを前提としてのご質問でしょうか？
正社員の場合、…続きを読む

面接では勤務に支障はないと伝える

企業側は、休職経験のあるあなたがまた休職してしまわないかを懸念するでしょう。

休職理由を伝え、現在は心身ともに回復しており、仕事には支障をきたさず通常通り勤務できる旨を伝えてみるのがおすすめです。

復職より転職を選んだ理由を明確にしておく

復職ではなく、転職を選んだ理由を明確にすることがおすすめです。

面接では、企業側から転職理由を聞かれます。

「現職の会社が辛かった」と感情だけを伝えるだけでなく、残業時間や仕事量というわかりやすい指標とともに伝えることができると説得力がますでしょう。

休職中の充実エピソードを持っておく

休職中の充実エピソードを持っておくのもおすすめです。

休職中は心身ともに休むことが大切です。

しかしその日々の中でも、「資格の勉強をした」、「感性を大事にするためによく外に出ていた」など、復帰へ向けた向上心をアピールできるエピソードを持っておくと、面接官側からの印象が良くなるかもしれません。

体調が戻って復職や転職を考える時期に入ってきたら、新しい環境が精神的な負担にならないように徐々に仕事復帰への準備を始めましょう。

復職・転職した当初は、知らずのうちに精神的な負荷がかかり、その結果、再発してしまう恐れがあります。

精神的負荷を掛からないようにするためには

元の職場に戻るのであれば、慣らし勤務を申し出たり、転職するのであれば、短期のアルバイトやパートで少し仕事をしたりして感覚を取り戻すことも考えておきましょう。

ベストなのは元の職場に復帰して、ある程度自信を取り戻してから転職活動を始めることです。

ただ、戻りたくない、戻れないと考えるのであれば、休職中に「徐々に」転職活動準備を始めておきましよう。

まずは、今までのキャリアや経験を棚卸し、「どんな仕事がしたいのか？」「自分を活かせる職場はないのか？」などを転職サイトで探してみましょう。

自分がやってきた仕事以外にもたくさんの職場や仕事があることに気づくはずです。また、「今の会社しかない」という心理状態から、「今がダメなら次がある！」という明るい気持ちにもなれます。

今の仕事で無理をして休職となったのなら、転職を考えるのは当然の流れかもしれません。

ただ、転職せずに今の仕事に戻りたいと考えたとしても、今後の自分を見つめ直す必要はあります。

何が原因で休職となったのか、どうすればその原因を取り除けるのかなど振り返ってみれば、自ずと今後の方向性が見えてくるはずです。

もし、考えた末に転職という結論が出た場合、転職活動を進めていくべきですが、まずは体調を元に戻すことが最優先です。

急な行動は、病状を悪化させるだけでなく、在職中の会社からもペナルティーを課せられかねません。

体調を万全にし、今後の進むべき道を進む、この順序を守って行動してください。