
【22・23卒】就活やめたいと思う原因と対策徹底解説
内定をもらえない時期が辛くて、就職活動をやめたいと思う人もいるでしょう。今回の記事では、就活をやめることに対する注意点や、就活をやめたいと思ってしまう原因を解説していきます。また、就活をやめてしまった時のことも説明していきます。ぜひ参考にして見てください。
就活をやめるにあたっての注意点
「就活がきつい…やめたい…」と感じている人もいることでしょう。
新卒のタイミングで就をしなくても進路は色々あります。就活が全てではなく、必ずしも新卒で正社員として就職しなければいけない訳ではありません。
しかし、新卒で就活をしないと、リカバリーが難しいことは念頭に入れておきましょう。
なぜなら、大学を卒業後、再び就活をしようと思った時は、新卒以上に就職することが困難になるためです。就活の難易度が上がってしまうので、新卒のうちに就職を決めることがベストです。
ですが、先ほども言った通り就活が全てではありません。
どうしても就活が憂鬱で体調にも影響が出そうであれば、自分の身体のことを第1に考えて、就活を一度休む選択肢を入れましょう。就職をあきらめるのは、まだ早いかもしれません。
就活やめたいと思う3つの理由
就活をやめたいと思う理由はさまざまあると思います。
その中でも、特に多く意見が寄せられた「就活をやめたい理由」をご紹介していきたいと思います。
内定がもらえない
内定がもらえないと、社会から否定されたような気持になり、精神的に辛くなってしまいます。
周囲の人が次々に内定がもらえている中で、自分だけ内定がもらえないと「自分はダメな人間だ」と感じ、就活をやめたいと思う人が多うのも仕方ありません。
しかし、ここで思い出してほしいのは、就活は一朝一夕では成功しない、ということです。就活の期間全体で考えれば、合格数よりも不合格になる経験の方が、圧倒的に多いです。
不合格が続いてしまうと就活の苦しさが心に重くのしかかり、自分は社会不適合者だと思ってしまうこともあるでしょう。仮に内定をもらえたとしても、入社後に上手くやっていけるか不安になり、就活をやめたくなってしまうかもしれません。
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自分のしたいことが分からない
就活で何度も落ちると、自分が本当は何をしたいのか分からなくなることもあります。
長く就活を続けていると仕事に求める価値観が変わり、今まで自分が受けてきた企業が、自分が本来やりたかった仕事なのか曖昧になってしまいます。
また、不合格が続くことによって、「自分はこの分野の仕事は向いてないのかも…」「向いている仕事が他にあるのではないか」?と不安になり焦ってしまうと思います。
新卒で就職の経験がない人にとって、自分に合った仕事がわからないことは当然のことです。社会人としてのビジョンが見えていないまま就職活動を行っても、上手くいかないことが多いです。
自己分析を行い、自分がやりたいことや、やりたくないことをまとめてから、就職活動を行うようにしましょう。
やることが多すぎる
就職活動は準備が多く、企業との選考が進めばやることも増えます。面接対策・説明会・インターン・履歴書やエントリーシートの作成など、多くのタスクが伴います。複数の企業で同時に就活を進行するのであればなおさらです。
しかも、努力したからといって必ずしも成功するわけではありません。一生懸命対策をした企業の選考に、落ちてしまうこともあります。忙しくて辛いのに、結果がコミットしないと就活が嫌になってしまい、就活をやめたいと思ってしまうでしょう。
ハードスケジュールが続くと体力的にも精神的にも疲れてしまいます。
就活が辛くてやめたいと思った時の3つの対策
続いては、「就活が辛くてやめたい」と思ってしまう時の、具体的な解決策3つを解説していきます。
- 人と比べない
- 自分が否定されたと思わない
- 就職後にポジティブなイメージを持つ
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
人と比べない
大学の周りの人間が内定を取っていくと、内定をもらえていない人は取り残されている気分になってしまうでしょう。
どんな就活生も就活に備えて努力をしています。しかし、合っている努力の方法や努力の限界値は、自分と他人では異なります。自分と他人では、就活の状況が違くて当然です。
他人との比較は焦りを招きます。まずは、ちゃんと毎日精一杯頑張っている自分を褒めてあげてください。友達が優れていて、自分はダメな人間だと思うのをやめましょう。
もし、周りの友達の近況を聞くのが苦痛に感じたら、SNSを控えるのもおすすめです。
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自分が否定されたと思わない
内定が取れなくても、自分を責めないようにしましょう。
なぜなら、ダメな人間だから不合格になったわけではないからです。「企業との相性が合わなかった、縁がなかった」ただそれだけのことです。その企業とあなたがマッチしなかっただけで、あなたに合う企業は絶対にあります。
電車の遅延や道に迷ったなどによる遅刻や欠席で落とされた場合も、反省して次に活かせばいいだけです。過去の失敗や反省であまり思い悩まず、気持ちを未来に切り替えましょう。
加えて、就活という人生で初めてのことに挑戦しているのであれば、上手くいかないと感じるのも無理はありません。
不合格が続いても、決してあなたが劣っている訳ではないことを忘れないで下さい。
就職後にポジティブなイメージを持つ
就活に対してモチベーションが続かない人は、就職した後のことがイメージできていないことが多いです。就活後の未来について、ネガティブなイメージばかり考えていませんか?
社会人になることで、良いことももあります。例えば、仕事をしながらでも、プライベートで趣味を充実させることもできます。大学生とくらべて収入が増え、手が届かなかったものにも挑戦できるかもしれません。
モチベーションをキープするには、自分の理想とする将来像をできるだけ具体的にイメージしておくことです。未来に希望があれば、就活をやめずに続ける理由ができ、頑張ることができると思います。
就活を本当にやめたいと思った時
これまで、就活をやめてしまった時の注意点や、やめたくなってしまう理由、就活で辛い時の対処法を説明してきました。
そこで、どうしても辛くてやめたいと思った時の対処方法を3つご紹介します。
- 好きなことだけをする時間を作る
- キャリアセンターや就活エージェントに相談する
- 一度就活をやめて体を休ませて負のループから抜け出す
好きなことだけをする時間を作る
就活がやめたいくらい辛い時期が続いたら、就活のことを考えないでリフレッシュする日を作りましょう。
まずは、就活の事を忘れて好きなことに没頭できる時間を作ってください。1日空き時間を作るのが難しかったら、寝る前の数時間でも構いません。
特に趣味がなかったら、パズルを解くのがおすすめです。パズルを解くことによって、無駄なことを考えずに作業に没頭できます。目の前のものごとに集中することで、ごちゃごちゃした頭の中を整理することができます。
内定が決まってなくて焦る気持ちもわかりますが、頭ごなしに予定を詰め込みすぎるとパフォーマンスが下がってしまいます。
また、疲労が溜まると体調を崩しがちです。本末転倒になので、適度に休憩する事を心がけましょう。
キャリアセンターや就活エージェントに相談する
どうしても就活に息詰まってしまったら、キャリアセンターや就活エージェントに相談しましょう。キャリアセンターや就活エージェントなどは無料でカウンセリングを受けることができます。エージェントに相談することで、自分の現状を見つめなおせる良い機会になるかもしれません。
また、面談を通してあなたの本当の強みを見つけ出してくれるため、自分にあった企業を紹介してくれます。
もう自分ではどうすればいいのかわかんない、となってしまった時にキャリアセンターや就活エージェントを利用してはいかがでしょうか。
思い切って就活を一旦やめる
思い切って、長期のお休みを取るのも手段です。就活についてのことを全く考えずにリラックスできる日を作ることで、またモチベーションが出てくることもあります。
特に、「どうしても辛い、体調が悪いなど」心身に影響する状態であるなら、長期のお休みを取り、心身を休めましょう。身体と心が弱っている状態では、正しい決断ができません。
人間の身体は、使えば使うほど消耗していきます。自分の身体のことを一番に考えて、一旦就活から離れてみましょう。
もし就活をやめたら
これからは、もし就活をやめてしまった時のことをご紹介します。
- 進学
- 就職留年
- 起業する
- フリーターとして働き正社員を目指す
進学
就活をやめた場合の進路として、進学という方法があります。
大学院や専門学校に進学することによって、学生として学び続けられますが、一時的に就活を先延ばしにしているだけであって、結局最終的に就活することに変わりありません。
何か目的があって進学するのであれば良いのですが、時間稼ぎのために進学するのはやめましょう。
進学する際の試験やお金も必要ですし、面接で「何故進学したのか」と聞かれたときの理由を用意しておかなければなりません。
やりたいことが明確に決まっており、進学が本当に自分にとって必要なことであれば、進学を選択肢に入れるのも良いでしょう。
就職留年
就活を続けても受かる見込みがなかったり、精神的に疲れてしまった場合は、その年の就職は諦めて、翌年も新卒で就活するために留年するという方法があります。これを「就職留年」といいます。
就職留年する理由はいろいろありますが、納得できる内定が出ない、就活が上手くいかずに精神的に疲れてしまった、などが例として挙げられます。
就職留年はネガティブに受け取られることが少ないので、留年理由を聞かれることは少ないです。しかし、絶対に聞かれないと言う訳ではないので、聞かれたら素直に理由を話しましょう。就職のために留年したと伝えれば悪印象になることはありません。
投げやりになっててきとうに選んだ企業に入ってしまうよりも、ゆっくりと再び考えられる時間が取れるので、就職留年はおすすめです。
JobQに「就職浪人」に関する記事が投稿されていたので、ご紹介いたします。
もう一度就活がやり直したいといった方は、どちらがいいのかよく考えてみてください。
就活がうまくいかないのですが就職浪人した方が良いですか?
現在就職活動中の21卒です。
就活をこのまま進めていくべきか、諦めて来年にするか悩んでいます。
3月から就活をしていますが、最初の方で業界を縛りすぎ全て落ちてしまい未だに内定を取れていません。
学生時代はクラブチームに所属し団体では全国優勝を成し遂げ、日本代表選考を目指して活動していました。就活は3月からスタートし、周りと比べて出遅れていました。
夏期選考では「未だに就職している理由」について聞かれるたび以前は違う業界を受けていたと話すたび落ちてしまいます。
春選考で失敗してしまった身としては今後このまま就活を続けても面接で「なぜ今の時期になってうちを受けるの」という質問に的確に答えられずち続ける未来しか見えません。
更に、現在新卒を募集している企業はブラック気質のところが多く業界を絞りづらい状況にあります。
もう今年の就活は諦めて今からはTOEICや簿記の取得に励み22卒として再スタートをした方が良いのでしょうか。
社会人の方々に客観的なアドバイスを頂きたいです。よろしくお願い申し上げます。
就職浪人については慎重に考えるべきです。
私は社会人10年目になりますが、就職浪人するくらいなら何処かに就職して転職しかないと思っています。
理由としては、来年度以降コロナの影響により更に就職状況は悪化するでしょう。
そうなった場合に、就職する学生数はそれほど変わらないのに企業の就職倍率だけが高くなり、今年以上に困難になる…続きを見る
起業する
就活をやめたいのであれば起業したり、フリーランスとして働くことも進路のひとつです。
しかし、起業できる人は少数です。起業をするためには、ノウハウやお金が必要になってきます。学生時代にまとまった貯金があるか、インターンシップなどで企業について学べる環境が近くにある人は、起業を考えてもいいかもしれません。
しかし、起業すると自由である分保証はありませんし、会社という後ろ盾もありません。フリーランスとして、就職せずやりたいことをするのは魅力的に感じますが、その分リスクがあることを覚えておきましょう。
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フリーターとして働き正社員を目指す
就活をやめて卒業後は進路が決まらず、生活費を稼ぐためにフリーターになる人もいます。
就職しなかった場合金銭面で問題になってしまうので、とりあえずフリーターとして働き生活費を賄えるだけのお給料を稼ぐのです。働きぶり次第では、アルバイトから正社員になれるケースもあります。
また、労働時間や勤務日数がシフト制のアルバイトの場合、労働時間や勤務日数の定めがある正社員と異なり、予定を自由に組めるというメリットがあります。沢山働きたいときにも融通が効きやすかったり、バイトの掛け持ちができたりするので貯金もできます。
就活を続けても正社員になることが難しく、昇格を狙ってフリーターになる人は多いのです。
就活やめたいまとめ
就活をやめてしまうとリカバリーが大変ですが、無理する必要はありません。
今時フリーターとして働いてる人は多くいますし、頑張れば正社員にだってなれるかもしれません。
就活にだけ囚われるのでなく、長い目で見て自分が一番幸せになれる方法を見つけましょう。
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