
マイナビとリクナビの違いとは|新卒就活で使う際の特徴を分かりやすく解説
就職活動でマイナビやリクナビを利用している人も多いのではないでしょうか。マイナビとリクナビは似ているようで、それぞれに異なる特徴があります。今回の記事では、マイナビとリクナビの違いや特徴について詳しく解説していきます。
【比較表】マイナビとリクナビの違い
マイナビ | リクナビ | |
運営会社 | 株式会社マイナビ | 株式会社リクルート |
掲載企業数 | 26,368社 | 12,650社 |
掲載求人数 | 11,000件以上 | 3,000件以上 |
特徴 |
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こんな人におすすめ |
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掲載企業数・掲載求人数ともに、マイナビはリクナビの倍以上となっています。
マイナビの最も大きな特徴がその圧倒的な掲載数である一方で、リクナビは診断サービスやOpenESなどの独自のサービスが特徴です。
両者には明確な違いがあるため、自分の目的に合ったサービスはどちらかを見極めて利用するようにしましょう。
マイナビの特徴
マイナビの特徴は以下の3つです。
- 全国でイベントを開催している
- インターンの掲載数が多い
- 自己分析ツールが豊富
ここからは、上記の3つの特徴について詳しく解説していきます。
全国でイベントを開催している
マイナビは全国でイベントを開催しており、その種類は以下のように多岐に渡ります。
9/2(金) | 就職セミナー 水戸会場 |
9/3(土) | マイナビ就職EXPO秋の陣 東京会場 |
9/7(水) | 合同就職Webセミナー |
9/13(火) | 外国人留学生のためのマイナビ就職セミナー<オンライン> |
9/13(火) | 就職セミナー 横浜会場 |
10/5(水) | 就職セミナー 東京会場 |
12/1(木) | 就職セミナー 東京会場 |
(参考:マイナビ セミナー)
就職セミナーが主ですが、日本人就活生に止まらず外国人留学生も対象にセミナーを開催しているようです。
また、近年のオンライン化の普及に伴い、オンラインでのWebセミナーも開催しています。
このようなセミナーを頻繁に開催している点は、マイナビの大きな特長と言えるでしょう。
インターンの掲載数が多い
マイナビの現在のインターン掲載数は、約9,100件です。
対してリクナビのインターン掲載数は、約8,600件です。
リクナビと比較しても500以上の掲載数の差があることからマイナビのインターン掲載数の多さがわかります。
自己分析ツールが豊富
マイナビには以下のように様々な自己分析ツールがあります。
- AI適職診断
- 長所短所診断
- 適職診断MATCH
長所短所診断では、「自分のよさがわからない」「仕事へどう取り組めばいいのかわからない」といった悩みを抱える人が簡単に自信を診断することができます。
また、適職診断MATCHでは自己分析と今後の自分が進んでいく方向を考えるための指針に関する情報を知ることも可能です。
マイナビの自己分析ツールを適宜利用することによって、就職活動を有利に進めることができるでしょう。
リクナビの特徴
リクナビの特徴は以下の2つです。
- OpenES機能が使える
- Webセミナーに参加できる
ここからは、上記の2つの特徴について詳しく解説していきます。
OpenES機能が使える
OoenESとは、エントリーシート・履歴書を効率的に作成・提出することができる機能です。
OpenESを利用することで、一度ESに書いた項目を他の企業のESにも使い回すことができます。
適宜修正もできるため、ESに使っていた時間を削減でき効率よく完成させることが可能になります。
OpenESはリクナビの中でも人気の高い機能であり、リクナビを利用するのであれば確実に使えるようにしておきましょう。
Webセミナーに参加できる
マイナビと同様、リクナビもWebセミナーを積極的に開催しています。
リクナビ就活準備WEBライブや就活準備スターターセミナーなどがその例です。
Webセミナーに参加することによって、インターンシップ・1day仕事体験の応募要項や説明会の案内などの情報を得ることができます。
マイナビとリクナビどっちを使えば良い?
複数のサービスを同時に利用すると実際の応募状況の把握がややこしくなってしまうため、複数のサービスを利用することは避けるべきと考えるひとも多いです。
しかし、実際はどちらも登録する方が無難と言えます。
複数の就活サイトを登録することで、多くの企業の求人を把握できたり情報収集に役立つなどのメリットがあります。
しかし、絶対にどちらかのみを利用したいという人は、以下を参考に選んでみてください。
- マイナビ:大企業から中小企業まで様々な業界・職種の情報収集をしたい人
- リクナビ:自己分析をはじめとして効率的に就職に取り組みたい人
マイナビとリクナビを両方利用することが一番ですが、双方の特徴をしっかり捉えてどちらかを選択するのも一つの手です。
自身が納得できる方法で就職活動を進めていきましょう。
マイナビ・リクナビ以外におすすめ就活サイト
マイナビ・リクナビ以外におすすめの就活サイトは以下の3社です。
- OfferBox(オファーボックス)
- MeetsCompany(ミーツカンパニー)
- dodaエージェント
ここからは、上記の3つの就活サイトについて詳しく解説していきます。
OfferBox
OfferBoxは、企業が気になる学生に直接オファーを送りアプローチすることができるサービスです。
OfferBoxの特徴は、「人工知能×適性診断」による検索システムで人材を探し、企業に適した学生にアプローチをかけることができる点でしょう。
エントリーがされていなくても、企業側から優秀な学生を見つけ出すことができることが可能です。
一方で、掲載型の就職ナビサイトのようなサービス形態ではないので、学生から企業側にアプローチをかけることは難しいです。
そのため、学生の優秀さによってオファーの量は大きく変わってくるでしょう。
(参考:OfferBox)
MeetsCompany(ミーツカンパニー)
MeetsCompanyは、株式会社DYMが運営している合同説明会を開催している就活支援サービスです。
MeetsCompanymの特徴は、1つ1つのイベントが内定に直結することです。
MeetsCompanyのイベントに参加する企業は、大手企業からベンチャー企業まで幅広い会社が参加します。
そして企業によっては即日で内定を出すこともあります。
イベントで興味のある企業を見つけその企業に評価されることができれば、1日で就職先を手に入れることができるのです。
また、MeetsCompanyのデメリットは「大手企業の参加割合が極端に少ない」ということです。
大手企業は独自の採用手順と選考方法で採用を進めているため、MeetsCompanyに参加する企業は中小企業が中心であると言えるでしょう。
(参考:Meets Company)
dodaキャンパス
dodaは、転職者満足度ナンバーワンという実績を叩き出している就職・転職支援サイトです。
dodaの特徴は、就職・転職サイト、エージェント、スカウトの3つのサービスが整っていることでしょう。
他の就活サイトであれば、スカウトであればスカウトに注力しているなど、どれかひとつの要素にフォーカスしていることが多いです。
しかし、dodaは3つのサービスが揃っているため、就職・転職サイトとして使いたければ使えますし、エージェントを利用したければ転職のプロを利用することもできます。
このようなサービスの充実性がdodaの大きな特徴と言えるでしょう。
一方で、dodaは IT ・医療業界の求人を多く扱っているため、目当ての求人が見つからない可能性があります。
IT ・医療業界以外の業界に絞っている人は、dodaだけでなく他の就活サイトを利用することも検討しましょう。
(参考:dodaキャンパス)
情報収集のためにさまざまな就活サイトへの登録がおすすめ
今回の記事では、マイナビとリクナビの違いやポイントについて詳しく解説してきました。
就職活動では情報収集が何よりも重要であるため、さまざまな就活サイトへの登録がおすすめです。
まずは就活サイトに登録して情報収集し、最終的に自分に合う就活情報サイトを探していきましょう。
今後就職活動を控えている方や、どの就活情報サイトを利用するかを悩んでいる人などは今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
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