就活の面接練習に効果的な方法を紹介！ポイントや手順についても解説

まずは、JobQに寄せられた

面接で緊張してしまいうまくいかないのですが何か対策はありますか？

転職活動中の面接対策について、一次面接が一度も通りません。
事前に転職理由、志望動機など基本的な質問の回答を考えといて、声に出して何度か練習を行うのですが、
本番になると極度な緊張、覚えて来た事が飛ぶ、最近では落ちる事がトラウマになってしまい声が震えるなどの状態に陥ってしまいます。

また面接時に予想しない質問がくると、その場で質問の意図を深く考えこんでしまい、テンポよく答えられない事があります。

どうしても転職したいので、この緊張癖を治し、更に効果的な練習を知った上で今後面接に臨みたいのですが、転職成功者の皆様の意見を是非お伺いしたいです。

丸暗記をして話すと、相手にもバレるし咄嗟の質問に対応もできないしで印象は悪くなります。

自分の経歴や強み、面接する企業の情報は頭に入れながらも・・・続きを読む

面接練習をしないと以下の体験談のように、緊張してしまいパフォーマンスを発揮できません。

そのため、面接練習は就活において非常に重要と言えます。

前提として、就職面接はアルバイトの面接などとは大きく異なります。

アルバイト面接は「出勤率」「明るさ」などが主な評価基準であり、合格率は非常に高いです。

しかし、就職面接は人気企業であればあるほど倍率が高く、企業によっては100倍を超えることも多いです。

そんな過酷な就職面接では、いかに自分をアピールできるかが重要になります。

しかし、実際の就職面接では、普段慣れない雰囲気から過度に緊張してしまったり、うまく話せなかったりすることが多いです。

そして、そのような状況に陥ることを回避するためには、「回数を重ねて改善していく」ことが唯一の近道と言えるでしょう。

これらの理由から、質問への回答練習や本番を意識した予行練習が重要になります。

また、面接練習をすることによって、場慣れすることができるだけでなく、独特な質問に対する対応力も養うことができるでしょう。

実際に面接に臨む前に、事前に面接練習を行うことは非常に重要です。

面接を練習するメリットは主に以下の4つです。

• 面接の感覚をつかめる
• 面接の不安を解消できる
• 面接官が自身に抱く印象を知ることができる
• 他の就活生に差を付けられる

ここからは、上記の4つについて詳しく解説していきます。
 

面接の感覚をつかめる

面接を練習するメリットの1つ目は、面接の感覚をつかめるからです。

面接では「慣れ」が非常に重要になります。

本番さながらの練習を行うことで、面接の感覚をつかむことができるでしょう。
 

面接の不安を解消できる

面接を練習するメリットの2つ目は、面接の不安を解消できるからです。

就活において、最初から面接に不安を抱いていない人などいません。

人生がかかっていると考えて、いつも以上にナーバスになってしまっている人も多いです。

面接練習を重ねて面接に慣れることによって、そのような面接の不安を解消できる可能性が高いです。

また、面接練習をすることで自身の改善点などを明確にすることができ、自分の自信にもつながるでしょう。
 

面接官が自身に抱く印象を知ることができる

面接を練習するメリットの3つ目は、面接官が自身に抱く印象を知ることができるからです。

面接は多くの場合数分〜数十分で終わるため、「短時間でいかにいい印象を与えられるか」が重要になります。

面接練習をすることによって、自身が相手にどのような印象を与えやすいかを知ることができるでしょう。

より明るく話したほうがいいのか、より大きな声で話したほうがいいのかなど具体的な改善点を見つけて修正していくことで、相手に良い印象を与えやすくなります。
 

他の就活生に差を付けられる

面接を練習するメリットの4つ目は、他の就活生に差を付けられるからです。

就活生の多くは、面接練習を行わずに本番の面接を重ねる中で改善点を見つけて修正していきます。

そのため、面接練習を行うことによって、他の就活生よりも早く面接の完成度を上げることができるのです。

新卒採用の場合、他の就活生との差別化できる要素が少ないため、面接練習で差をつけることは非常に重要になります。

やみくもに面接練習をしても効果は薄いでしょう。

そのため、以下の手順を抑えた上で面接練習を行うことが重要になります。

1. 質問への回答を準備する
2. 声に出して回答を調整する
3. 本番を想定して練習する

ここからは、上記のステップについて詳しく解説していきます。
 

①質問への回答を準備する

面接練習の1ステップ目として、まずは質問への回答を準備しましょう。

面接では、聞かれやすい質問というのが存在します。

例えば、ガクチカ、自己PR、志望動機、長所•短所などは多くの場面で聞かれやすい質問です。

想定される質問への回答を準備しておくことで、自分の魅力を存分にアピールすることができるでしょう。

また、ある程度の回答を準備しておくことで、面接では言葉に詰まることなく話すことができます。

質問例についてより詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

関連記事
▶︎一次面接の質問例41選｜逆質問例62選と共に面接のポイントを解説
▶︎【質問例47選】集団面接で頻出の質問と回答ポイントを徹底解説

②声に出して回答を調整する

面接練習の2ステップ目として、声に出して回答を調整しましょう。

回答を準備できたら、その解答を暗記することが重要です。

そのため、準備した回答を本番で忘れずに話せるように、声に出して暗記しましょう。

何度も反復で練習を行い、回答を見なくてもすらすらと話せる段階まで練習する必要があります。
 

③本番を想定して練習する

面接練習の3ステップ目として、本番を想定して練習をしましょう。

たとえ回答を準備していたとしても、言葉に詰まってしまっては意味がありません。

また、丸暗記することで、相手に明らかに暗記していることがバレるような話し方になってしまうことも絶対に避けなければなりません。

そのため、鏡や録画、他人の前など本番を想定して本番を想定して実際に面接の練習を行ってみることが大切です。

練習で改善点を見つけて直すことが内定獲得に直結することを忘れないようにしましょう。

ここで、JobQに寄せられた面接練習の順序に関わるQ&Aを確認していきます。

面接での受け答えなどの対応の練習は一人でできますか？

僕は受け答えが苦手です。質問に求められる答えとはずれた答えをしているようなのです。

僕自身ではどうずれているのか振り返っても分かりません。 受け答えが苦手というのも学校の先生からの指摘でやっと自覚しました。

今は先生にお時間を頂き、先生の介入でやっとどうずれていたのか振り返っています。

受け答えの見直し、もしくは正しく受け答えする練習を一人でもしたいです。

こんな方法は？等、今の問題の解決方法はどのような方法がありますか？ ご意見お聞かせください。

【トレーニング方法】

1.質問を10個用意する
2.録音しながら、それらに手短に回答する
3.自分で聴き返し、違和感があれば、そこが自分のクセだと認識する

コレを繰り返し・・・続きを読む

面接練習を行う際は、以下の5つのポイントを抑えることが重要です。

• 話すスピードと声量を調製する
• 質問に対して簡潔に回答する
• 姿勢や視線に注意する
• 回答は丸暗記しない
• 想定外の事態も想定しておく

ここからは、上記の5つのポイントについて詳しく解説していきます。
 

話すスピードと声量を調整する

面接練習を行う際のポイントの1つ目は、話すスピードと声量を調整することです。

話すスピードは早すぎも遅すぎもNGであり、声量はなるべく大声で話すことを意識しましょう。

相手が聞き取りやすいスピードと声量で話すことが重要です。

また、声量はできるだけ大きく、ハキハキと話すようにしましょう。

面接官に聞き返されるような事態になった場合、選考に落ちてしまう可能性が高くなるため注意する必要があります。
 

質問に対して簡潔に回答する

面接練習を行う際の2つ目のポイントは、質問に対して簡潔に回答することです。

一般的に、志望者1人にかけられる面接時間は決められています。

面接時間を上下させないため、面接官は面接時間内に収まるように質問をすることが多いです。

そのような状況では、回答に時間を使いすぎて面接時間を延ばしてしまうと、「自己中心的だ」という印象を与えてしまう可能性があります。

そのため、面接官からの質問に対して結論を簡潔に伝えることを意識することが重要です。

また、簡潔に伝えるといっても結論がはっきりしていない場合、何を伝えたいのかが分かりにくいので注意しましょう。
 

姿勢や視線に注意する

面接練習を行う際の3つ目のポイントは、姿勢や視線に注意することです。

入室から話している最中、退室までと姿勢や視線は正しい形を意識することが大切です。

しかし、面接を経験したことがない人は特に、なかなか姿勢や視線まで気が回らないことが多いでしょう。

面接官にいい印象が与えられるよう、本番に向けて何度も練習を重ねるようにしましょう。
 

回答は丸暗記しない

面接練習を行う際の4つ目のポイントは、回答を丸暗記しないことです。

丸暗記してしまうと、言葉に詰まった際に伝えたい内容を十分に伝えられないケースがあります。

また、少し趣旨が異なる聞かれ方をされた際、臨機応変に対応することが難しくなってしまいます。

丸暗記するよりも、面接の場数を踏んでいく中で、臨機応変さをを身につけることが重要です。

そのため、キーワードや話したい内容のみを覚えて話すと、評価されやすい回答ができるでしょう。
 

想定外の事態も想定しておく

面接練習を行う際の5つ目のポイントは、想定外の事態も想定しておくことです。

本番の面接では、常に想定通りの質問がされるわけではありません。

企業によっては、聞かれたことがないような独特な独特の質問をされることもあります。

そのような想定外の質問があったとしても、慌てず冷静に対処し、伝えたいことを簡潔に話すことが大切です。

ここで、実際にJobQに寄せられた面接練習に関するQ&Aを確認していきましょう。
 

就職の面接で練習方法や話し方など何か工夫している点はありますか？

22卒の皆さんに質問です。

皆さんは面接を受ける時、何か心掛けていることはありますか？

例えば練習方法だったり、喋り方だったり、何かしら意識されていることがあれば教えていただきたいです。

22卒の学生ではありませんが、学生時代に所属していたサークルのOBとして、就職活動タイミングになると模擬面接をよく依頼されます。

その学生たちは銀行をはじめとした金融からITまで全般的に内定を取っているので、指摘は間違っていないと思っていますが・・・。

私が学生に指摘するのは大きく分けて2つ。

一つ目は会話に集中すること。

二つ目は結論から先に述べるという事です。

一つ目は学生が陥りやすいあるあるな話ですが・・・続きを読む

主な面接の練習方法は以下の5つです。

• アプリを活用する
• 人前で練習する
• ハローワークのセミナーを受ける
• キャリアセンターを利用する
• 就職エージェントを利用する

ここからは、上記の5つのポイントについて詳しく解説していきます。
 

アプリを活用する

面接の練習方法の一つ目は、アプリを活用する方法です。

近年では、以下のような面接対策アプリが多数リリースされ、本番に向けた練習に活用することができます。

• knock knock：英語での面接、「圧迫面接」を想定した練習なども可能
• 面接官安藤：高校・大学受験、就職面接の3パターンの面接シチュエーションから選べる
• 面接トレーニング（メントレ）：120円で面接の段階に応じて基礎編・実践編・応用編の3モードを使い分け可能

面接練習アプリで録画したものを見返すことで、姿勢や話し方を改善することが容易になるでしょう。

また、アプリによっては面接の改善点を含めたフィードバックをしてくれるものもあるので、積極的に利用してみることがおすすめです。
 

人前で練習する

面接の練習方法の二つ目は、人前で練習する方法です。

1人ではなく、他人に協力してもらいみんなで練習するという対策手段もあります。

人前で練習することによって、アプリでは体感できない生の面接の雰囲気やプレッシャーを感じることができるのは大きなメリットと言えます。

人前で練習することによって、本番でも緊張せずに話すことができるでしょう。

面接練習のポイントについてより詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

関連記事

▶︎【模擬面接とは】就活生必見！その効果や質問例などをご紹介

ハローワークのセミナーを受ける

面接の練習方法の3つ目は、ハローワークのセミナーを受ける方法です。

ハローワークの役割は、求職者に求人を紹介するだけではありません。

多くのハローワークでは、ESや面接に役立つセミナーを開催していて、誰でも受けることが可能です。

実際にセミナーに参加することで、本番に向けた効果的な面接対策をすることが可能になるでしょう。

面接練習のポイントについてより詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

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▶︎ハローワークの面接練習を活用するメリット・デメリットをご紹介！

キャリアセンターを利用する

面接の練習方法の4つ目は、キャリアセンターを利用する方法です。

キャリアセンターは大学に設置されており、学生や新卒の人材の就職をサポートしてくれます。

具体的には、面接対策やESの添削など、さまざまなサービスを利用することができます。

また、キャリアセンターは学生が就活に対して抱えている悩みを相談できる場所でもあります。

就活という心が落ち込みやすい時期だからこそ、キャリアセンターで相談する機会を一度作ることで、気持ちを切り替えて就活に臨めるでしょう。
 

就職エージェントを利用する

面接の練習方法の5つ目は、就職エージェントを利用する方法です。


就職エージェントとは、求職者1人に対しアドバイザーがつき、就職のための包括的なサポートをしてくれるサービスです。

中には模擬面接やWeb面接を開催している就職エージェントもあるため、多岐にわたる就活対策をすることが可能になります。

まだ、就活のプロであるエージェントにアドバイスをもらうことで、面接での話し方や姿勢の的確な修正ができるようになるでしょう。

就活面接は、練習なしで攻略できるほど甘いものではありません。

事前に本番想定の面接練習を行い、面接の改善点を見つけて修正していくことが重要です。

今回の記事では、就活での面接練習の手順や面接のポイントについて解説してきました。

今後就活を控えている方や、面接に対して不安を抱えている方はぜひ参考にしてみてください。