
英語面接で自己PRをする際のポイントや例文を紹介
英語での自己PRは、慣れていないと難しく感じる方が多いでしょう。そんな方のために、この記事では、自己PRの書き方やポイントを詳しく解説しています。英語での面接や履歴書作成に不安がある方も、この記事を参考にして自己PRをアピールする自信を持てるようになるでしょう。
英語面接で自己PRする際のポイント
英語面接で自己PRする際のポイントとして以下をピックアップして解説します。
- 具体的なエピソードを入れる
- 数字を用いる
- 話し方や表情を意識する
流れや構成、伝えるべきことは日本語と変わりません。
具体的なエピソードを入れる
自己PRをする際には、強みを具体的なエピソードで裏付けることが大切です。エピソードを交えることで、自分自身の言葉で説明するよりも印象に残りやすく、相手に自分の魅力や価値を伝えやすくなります。
しかし、複数のエピソードを紹介しすぎると、伝えたいことが曖昧になってしまう場合があるでしょう。そのため、1つのエピソードに絞って具体的に伝えることが重要です。そのエピソードを通じて、自分の強みをはっきりとアピールしましょう。
自己PRは、相手に自分自身を理解してもらうための大切な機会です。強みを具体的なエピソードで伝え、説得力を高めましょう。
数字を用いる
自己PRをする際には、実績や成果を数字で表現することが大切です。数字を用いることで、自分自身がどの程度の成果を上げているかを客観的に示すことができます。また、数字を用いることで、相手に自分自身を説得力を持ってアピールできるでしょう。
エピソードは事実を示すことが重要ですが、実績や成果を数字で表現することで、さらに具体性を高めることができます。
例えば、自分がどのくらいの期間でどれだけの売上を上げたのか、どれだけのコスト削減を実現したのかを数字で示すことで、相手に自分自身の実績を具体的に伝えられるでしょう。自己PRをする際には、数字を用いて自分自身の実績をアピールしてください。
話し方や表情を意識する
自己PRをする際には、話し方や表情などの非言語のメッセージも意識することが大切です。例えば、話し方が単調であったり、表情が固かったりすると、相手に自分自身が魅力的でないと感じさせてしまうかもしれません。
また、近年はオンライン面接も増えており、リアクションやジェスチャーなども少し大きめにやっても問題ないとされています。
オンライン面接では、カメラに向けて自分自身が相手に魅力的に映るように、話し方や表情を工夫することが必要です。自己PRをする際には、言葉だけでなく、話し方や表情などの非言語のメッセージも意識しましょう。
覚えておきたい面接時の英語フレーズ
自己PRの構成は以下の通りです。
- 結論(強み)
- 具体的なエピソード
- 得た成果
- 入社後頑張りたいこと
この章では構成ごとに役立つ英文を紹介します。
性格に関するフレーズ
自己PRで使えそうな人の性格・強みに関するフレーズは以下の通りです。
- active:行動力がある
- Proactive: 前向きなアプローチを持っている
- Detail-oriented: 細かいことに気を配ることができる
- Resilient: 困難な状況でも立ち向かえる
- Resourceful: 工夫やアイデアで問題を解決することができる
- Reliable: 約束を守ることができ、信頼できる
- Adaptability: 柔軟性があり、新しい状況に対応できる
- Communication skills: コミュニケーション能力が高く、人との関係を築ける
- Creative: クリエイティブな思考を持ち、アイデアを生み出すことができる
- Analytical: 分析力があり、問題を解析できる
- Positive attitude: 前向きな姿勢で取り組み、周囲を明るくすることができる
強みを伝えるフレーズ
強みを文章として伝えるフレーズを紹介します。
例①
"I am a resourceful problem solver who is able to think outside the box."
(私は賢く柔軟な思考力を持ち、創造的な解決策を提供することができます。)
例②
"I am a dedicated team player with excellent communication skills."
(私はチームプレイヤーで、優れたコミュニケーションスキルを持っています。)
例③
"I am a results-driven individual who is able to prioritize and manage multiple tasks effectively."(私は成果に焦点を当て、効果的に複数のタスクを優先順位付けし、管理することができます。)
経歴・実績を伝えるフレーズ
エピソードや実績を伝えるフレーズを紹介します。
例①
"I have a proven track record of increasing sales by 20% in my previous role. "
(私は前職で売上を20%増加させた実績を持っています。)
例②
"During my time as project manager, I successfully completed three projects ahead of schedule and under budget. "
(プロジェクトマネージャーとして、期限よりも早く、予算内で3つのプロジェクトを完了させました。)
例③
"As a software engineer, I have developed and implemented several innovative solutions that have been adopted by the company and resulted in increased efficiency and cost savings."
(ソフトウェアエンジニアとして、いくつかの革新的なソリューションを開発し、会社に採用され、効率の向上とコスト削減につながりました。)
今後のことを伝えるフレーズ
入社後活かしたいことややりたいことを伝えるフレーズを紹介します。
例①
"I am excited to continue building on my skills and experience in [field/industry], and am eager to take on new challenges and opportunities as they arise."
(私は[分野/業界]でのスキルと経験を積み上げることを続け、新しい挑戦や機会が生じた際には積極的に取り組んでいきたいと思っています。)
例②
"In the future, I hope to leverage my expertise in [specific skill or area] to [achieve specific goal or objective], and am eager to explore new ways to contribute to [company/organization/industry]."
(将来的には、私の[特定のスキルや分野]における専門知識を活かし、[特定の目標や目的を達成するために]、新しい貢献の方法を模索していきたいと思っています。)
例③
"Looking ahead, I am committed to continuing my professional development and growth, and am excited about the prospect of taking on new challenges and responsibilities as I advance in my career."
(将来を見据えて、私は自己の職業的発展や成長を継続することを約束し、キャリアを進めるにつれて新しい挑戦や責任を引き受けることに興奮しています。)
英語面接で使える自己PR例文
ここでは英語面接で使える自己PR例文を紹介します。
責任感
責任感をアピールする自己PRの例文を紹介します。
例文
"I take great pride in my strong sense of responsibility. Throughout my previous work experiences, I have consistently demonstrated my commitment to meeting deadlines and delivering high-quality results. In my current role, I am responsible for managing multiple projects simultaneously, and I take ownership of ensuring that each project is completed on time and within budget. I believe that my ability to prioritize tasks and remain focused under pressure makes me an asset to any team. I am excited about the opportunity to bring this same level of dedication to a new role."
日本語訳:
「私は責任感が強いことを自負しています。以前の職場でも、納期を守り高品質な成果を提供することに常に取り組んできました。現在の職務では、複数のプロジェクトを同時に管理しており、各プロジェクトが予算内かつ期限内に完了することを保証するために取り組んでいます。私はタスクの優先順位を付け、プレッシャーの下でも集中力を保つ能力を持っており、どんなチームにとっても貴重な存在になると信じています。新しい役割でも同じくらいの献身をもって取り組めることを楽しみにしています。」
例文のポイントは以下の通りです。
- 過去の仕事での実績を挙げ、自分自身の能力を具体的に説明している
- 自分が持つスキルや経験をどのように新しいチームで活かせるか、具体的な例を挙げて説明している
計画性
計画性をアピールする自己PRの例文を紹介します。
例文
”I believe that one of my greatest strengths is my ability to plan and prioritize tasks effectively. In my previous roles, I have always been able to meet deadlines and deliver high-quality work, thanks to my keen attention to detail and organizational skills. I enjoy creating project timelines, breaking down large tasks into manageable steps, and monitoring progress to ensure that everything stays on track. I'm also comfortable adapting to changing circumstances and adjusting my plans as necessary. Overall, I think my strong planning abilities have been a key factor in my success, and I look forward to bringing that same level of organization and efficiency to any role I take on in the future.”
日本語訳:
「私は、自分の最大の強みの1つが、タスクを効果的に計画し優先順位をつける能力だと考えています。以前の職場でも、細部への注意力と組織的なスキルのおかげで、常に期限を守り高品質の業務を提供することができました。私はプロジェクトのタイムラインを作成し、大きなタスクを管理可能なステップに分割し、進捗状況を監視してすべてをトラックに乗せることが好きです。また、状況が変化しても適応し、必要に応じて計画を調整することにも慣れています。私の強力な計画能力が、私の成功の鍵の要因の1つであると思います。今後も、同じレベルの組織力と効率性を任何の役割にももたらすことを楽しみにしています。」
例文のポイントは以下の通りです。
- 自分がどのように計画を立て、優先順位をつけ、タスクを管理する方法を説明している
- 過去の職場での経験に基づいて、自分がタスクを効率的に遂行し、常に期限を守ることができたという具体的な事例を挙げている
柔軟性
柔軟性をアピールする自己PRの例文を紹介します。
例文
"I am someone who is highly adaptable and flexible, which allows me to excel in diverse environments. I am always willing to learn and try new things, and I have the ability to quickly adjust to changing situations. In my previous role, I was frequently tasked with taking on new responsibilities and working with different teams, and I was able to do so with ease. I believe that my adaptability is one of my greatest strengths, and I am confident that it would make me a valuable asset to any organization."
日本語訳:
「私は非常に適応性と柔軟性があり、多様な環境で優れたパフォーマンスを発揮できる人間です。常に新しいことを学び、試みることができ、変化する状況に迅速に対応する能力があります。以前の役割では、新しい責任を引き受け、異なるチームと協力することが頻繁に課せられましたが、容易に対応することができました。私の適応性は、私の最大の強みの1つであり、どの組織にとっても貴重な資産になると確信しています。」
例文のポイントは以下の通りです。
- 柔軟性と適応力を強調している
- 以前の役割で、新しい責任を引き受け、異なるチームと協力していた経験を挙げている
- 新しいことを学び、試みることができるという意欲的な姿勢をアピールしている
- 組織にとって貴重な資産になると自信を示している
積極性
積極性をアピールする自己PRの例文を紹介します。
例文
”I am a proactive person who is always eager to take on new challenges and opportunities. I thrive in dynamic and fast-paced environments, and am constantly seeking ways to improve and innovate. My positive attitude and strong work ethic enable me to not only meet, but exceed expectations. I believe that by taking initiative and being proactive, I can make a real difference in achieving both personal and organizational goals.”
日本語訳:
「私は前向きな人間で、新しいチャレンジや機会を常に歓迎しています。変化の激しい環境で活躍し、改善や革新の方法を常に模索しています。私のポジティブな姿勢と強い仕事への情熱は、期待を超える結果を出すことができます。私は積極的に行動を起こすことで、個人や組織の目標達成に本当に貢献できると信じています。」
例文のポイントは以下の通りです。
- 積極性を示すために、新しいチャレンジや機会を常に歓迎していることや、変化の激しい環境で活躍していることを述べている
- 行動を起こすことで個人や組織の目標達成に貢献できるという信念を示している
継続力
継続力をアピールする自己PRの例文を紹介します。
例文
”I am proud of my ability to persevere in the face of challenges. When faced with difficult situations, I don't give up easily and instead work to find solutions. For example, during a project in my previous job, we faced unexpected setbacks that could have caused us to miss our deadline. However, I rallied the team and we were able to come up with a new plan and successfully complete the project on time.”
日本語訳:
「私は、困難な状況に直面したときに屈しない粘り強さを持っていることを自負しています。困難な状況に遭遇したときは、すぐに諦めることなく、解決策を見つけるよう努力しています。例えば、以前の職場で行ったプロジェクトでは、予期せぬ問題が発生し、締め切りを逃す可能性があったのですが、私はチームを鼓舞し、新しい計画を立ててプロジェクトを成功裏に終了することができました。」
例文のポイントは以下の通りです。
- 具体的な事例を挙げて、その姿勢を示している
適応能力
適応能力をアピールする自己PRの例文を紹介します。
例文
”I am confident in my ability to adapt to new environments and situations. In my previous role, I was asked to take on new responsibilities that were outside of my comfort zone. With determination and a willingness to learn, I was able to quickly adapt and excel in those areas. I believe that my flexibility and openness to change will enable me to thrive in any new role or challenge that comes my way.”
日本語訳:
「私は新しい環境や状況に適応する能力に自信があります。以前の職場では、私が苦手な分野の新しい責任を任されましたが、意欲的に学び、決意を持って取り組むことで、すぐに適応し、その分野で優れた成績を収めることができました。私の柔軟性と変化へのオープンマインドさが、新しい役割やチャレンジに立ち向かい、成功するための強みとなると信じています。」
例文のポイントは以下の通りです。
- 具体的な事例を挙げ、どのように適応したかを説明することで、自分自身が柔軟であることを証明している
- 「どんな新しい役割やチャレンジでも成功する」という自信を表明することで、自信を持って挑戦する姿勢を示している
英語面接の自己PRも具体的なエピソードや数字が大切
本記事では、英語面接において自己PRを上手く行うためのコツやポイントについて解説してきました。自己PRには、自分の強みや経歴、今後の目標などを的確に伝えることが大切です。
また、具体的な事例やエピソードを交えて話すことで、印象に残る自己PRを行うことができます。
さらに、責任感や柔軟性、計画性、積極性、継続力、適応能力などのポジティブな性格や能力をアピールすることで、自己PRを成功させられるでしょう。この記事を参考に、自己PRを上手に行い、面接官にアピールしましょう。
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