
【研修レポートの書き方】コツや例文をどこよりも分かりやすく解説
研修レポートの書き方にはコツがあります。とはいえ、実際どのようにして書けば良いのでしょうか。この記事では、研修レポートの書き方のコツを紹介します。具体的には、研修レポートの基本的な書き方・研修レポートを書く際のコツ・職業別の研修レポートの例文、の順番で解説します。研修レポートの書き方に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
研修レポートとは
そもそも研修レポートでは、自身が行ってきた研修内容や研修で自分が学んだことなどを文章にまとめて会社に提出します。
業務研修は仕事で必要なスキルを身につけるために受講します。場合によっては、会社を代表して研修を受けることもあるでしょう。そのため、研修レポートは研修を通して会社にどのような貢献ができるかも記載するのがポイントです。
なお、研修内容や勤務する会社によっては、研修内容を社員に伝えるために研修報告会として発表する場合もあります。
研修にも様々なものがあるようです。実際にJobQに来ている質問を確認してみましょう。
ブラック研修を取り入れている企業を調べる方法はありますか?
ブラック研修を取り入れている企業を調べる方法はありますか?
ブラック研修→樹海?を一晩掛けて踏破させられる、社長の信奉する宗教の本山に連れていかれる、三日三晩軟禁されて恐喝のような研修を受けさせられる などです。
入ってみるまで分からないイメージなのですが......。もし良い方法をご存じでしたら教えてください
基本的にはありません。
ニュースで取り上げられたりしたところは調べられますが、現況は幹部社員しか知りません。
また巧妙化もしており、ブラック研修を警戒するような人は採用しません。ブラック研修の離脱=退職としているところが多く、…続きを見る
研修レポートの基本的な書き方
ここからは、研修後の研修レポートの基本的な書き方について解説します。
研修レポートがフリースタイルであれば、是非この記事を参考にしてみてください。
研修レポートに書くべき内容が記載してあれば、そちらに従いましょう。
研修レポートに書くべき7つの項目
研修レポートで書くべき基本項目について紹介します。
最低限、研修レポートに書くべき基本項目は以下の7つです。
- 日時、 場所
- 研修報告書作成者の氏名
- 社内で同じ研修に参加した人
- レポート内容のタイトル(研修名など)
- 研修内容
- この研修を通じて学んだことやそれを社内でどのように生かしたいかについて
- 感想、所感
特にこの中で重要なのは、5つ目と6つ目の項目です。
これらについては、研修がどのような内容であったか、それを会社でそのように生かすことができるかをしっかりと報告しないといけません。
それらの項目についてはしっかりと書くようにしましょう。
A4用紙1枚に収めるようにする
研修レポートの長さは、A4用紙1枚にまとめるようにしましょう。
長すぎると、読みにくくなるため不適切です。また、短すぎると研修内容や学んだことなどをきちんと伝えることができません。適切な長さで研修レポートを書きましょう。
ここで、インターンシップ終了時に提出するレポートの書き方を紹介している記事も一緒にご紹介いたします。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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研修レポートを書く際の3つのコツ
研修レポートには書く時のコツが3つあります。
- 結論を先に書く
- 読み手を意識する
- 箇条書きを上手く使う
以上の3点です。研修レポートは報告書であるため、読み手に内容が伝わらないと研修レポートとして役目を果たしていません。
3つのコツを活かして研修レポートを書いてみましょう。
1.結論を先に書く
研修レポートでは、先に結論を書いてから詳細を書くようにします。なぜなら先に詳細な内容から説明してしまうと、読みにくい報告内容になるからです。
たとえとして小説と比較して説明します。
小説の場合は、結論・結果を最後にして読者を引き付けようとします。しかし、内容に引き付けるために約数十ページにわたって詳細を書く必要があります。
小説と同じように研修レポートを書いてしまうとA4用紙1枚分しか書けないため読み手を引き付けることができません。全体を把握できなくなるため、何も伝えることができない研修レポートになることは容易に想像がつくと思います。
そのため、結論から先に書くようにしましょう。
2.読み手を意識する
先ほども述べたように、研修レポートは”報告書”なので相手に伝わらなかったら提出したことになりません。
誰が読んでも、自分の伝えたい場面が相手にイメージできるようにという意識で書くようにしましょう。
3.箇条書きを上手く使う
最後のポイントは箇条書きを上手く使うことです。
この記事のように大見出しと小見出しに違いを付けて箇条書きを書くことで、構成を理解することができるので、読みやすい研修レポートを書くことができます。
【職業別】研修レポートの書き方の例文
ここからは、研修レポートの例文を紹介していきます。基本的には先に紹介した7つの項目は最低限書くようにします。
その他、各個人や各職業の研修レポートで必要なものを追加していきます。ここでは、各職業別に、
- 工場研修
- 介護研修
- 看護師研修
以上の3つを紹介します。
工場研修の場合
工場研修の場合、他社の工場に見学に行くことになります。
そのため、自社の工場と比較したときに異なる点や参考になる点、今後自社の工場でも導入したいと感じた点や、導入すべきだと感じたポイントを書くことができれば、よりよい研修レポートになります。
介護研修の場合
介護研修の場合、いつも勤務している介護施設とは異なる施設で研修を受けることになると考えられます。
いつも勤務している施設とは異なる点や、お年寄りのために工夫されていると感じた点、いつも勤務している介護施設でも導入したいと感じたこと、さまざまな介護対象の方達と接することで得た気づきなどについて書くことができればよい研修レポートになります。
看護師研修の場合
看護師研修の場合、いつも勤務している病院とは異なる病院で研修を受けることになります。
いつも勤務している病院やスタッフと異なっている点や今後導入したいと感じたシステム、自分の今までの看護の仕方の振り返りや、いつもとは違う環境下での対応の変化について、詳細に書くことができればよいレポートになると考えられます。
研修の振り返り・リフレクション等の詳細は、下記リンクよりご覧ください。
研修レポートでやってはいけないこと3選
最後に研修レポートでやってはいけないことは以下の3つです。
- 資料を丸写しする
- 誤字脱字が多い
- だらだらと長文を書く
これらを行うと質の悪い研修レポートになってしまうので注意して作成しましょう。
1.資料を丸写しする
1つ目は資料の丸写しです。
最近の若手社員は、大学のレポートでコピペをしても問題にならなかったので丸写ししても大丈夫だろうと考える人がいるようです。
しかし、資料を丸写しにすると難しい言葉や難しい理論のまま書くことになるので、もし後でレポートの詳細を話すような事になれば、丸写しがすぐにばれます。
優しい言葉でもいいので、自分で解釈した自分なりの言葉で研修レポートを書くようにしましょう。
2.誤字脱字が多い
2つ目は誤字脱字が多いことです。
研修レポートで誤字脱字が多いと内容が入ってこなくなり、非常に読みにくい研修レポートになりますし、信憑性が低く感じられます。
研修レポートを一度書き上げたら、再度読み直して誤字脱字がないか確認をするようにしましょう。
3.だらだらと長文を書く
3つ目はだらだらと長文で研修レポートを書くことです。
長文が続くと読み手に取って非常に読みにくい文章になります。そのため、できるだけ区切って文章を書くように心がけましょう。
まとめ
研修レポートの書き方について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると以下のようになります。
- 研修レポートの書き方とコツ
- 絶対にしてはいけない研修レポートの書き方
研修は会社のお金で参加するため、きちんとレポートを書く必要があります。
この記事を参考にぜひ、読み手に伝わりやすい研修レポートを書くように努力しましょう。
JobQでは、キャリアについてのQAも掲載しておりますので、ぜひ下記リンクもご覧ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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