
【例文付き!】求職申込書の書き方とは?1から完全解説
仕事を辞めた人は、次の仕事を見つけるまで求職活動をすることになります。求職活動中は収入がないため失業保険を受け取ることになりますが、失業保険を受領するには求職申込書をハローワークに提出することが必要です。今まで求職申込書を記載したことがある人は少なく、書き方に悩む人も多いのではないでしょうか。ここでは求職申込書について紹介します。
求職申込書について
そもそも求職申込書とは
求職申込書とは、ハローワークで求人情報を得るために自分自身の情報を登録する申込書です。
自分自身がどのような仕事を探しているのか、希望収入や希望労働時間等を記載します。
この情報をもとにハローワークの人に求職相談に乗ってもらったり、企業側からの面談依頼があったりします。
求職申込書はどこでもらえるの?
求職申込書はハローワークから渡され記入する形になります。
基本はハローワークで書き込むのですが、じっくり時間をかけて記入したい人のために、オンラインで事前に求職申込書の仮登録ができるサービスもあります。
仮登録はオンラインがつながっている場所であれば、自宅などでも作業ができるので大変便利です。
氏名や希望条件を記入して登録をすると、仮登録番号が表示されるのでメモしておきましょう。
仮登録後1週間以内に利用しているハローワークに向かい、仮登録番号を伝えるとスムーズに手続きが進みます。
求職申込書は持ち帰りしても良いの?
失業保険を受領するためには求職申込書の提出が必須です。できるだけ早く求職申込書を提出するのをおすすめします。
じっくり考えてから記入したい方は、求職申込書を持ち帰って後で提出することも場所によっては可能です。この場合はハローワークの人に相談してみましょう。
失業保険の支払いが遅くはなりますが、受け入れてくれるハローワークもあるかもしれません。
求職申込書の書き方について
求職申込書の書き方として退職理由はどう書くべきか
求職申込書の退職理由は、記載する欄も小さいので細かく記載する必要はありません。
会社都合の場合は「会社都合により」と記載し、自己都合に場合は「一身上の都合により」と書きましょう。
わずかな言葉で大丈夫なのかと不安に思う人もいるかと思います。しかし、ハローワークとしては会社都合なのか自己都合なのかを確認したいだけなので、この表現で十分です。
求職申込書の書き方として経験した主な仕事はどう書くべきか
今までに経験してきた主な仕事は、次の仕事に繋がることもあるため具体的に記載するようにしましょう。できるだけ、経験して達成したことが客観的にわかるように実績数値を入れると説得力があります。
例えば、〇〇プロジェクトで〇〇万の売上増に貢献したなど誰が見てもわかりやすいように記載することを心がけると、次の仕事の話が来やすくなります。
求職申込書に記載する希望する仕事の書き方とは
求職申込書に記載する希望の仕事は、これまでの経験を踏まえて記載すると書きやすいです。
全く経験のない分野に挑戦することも大切ですが、経験のある職業やその周辺分野で希望する仕事を記載する方が、求職相談や面接の際に何か聞かれたときに答えやすくなります。
また、これまでに経験のある分野の仕事を希望した方が、経験者として面接にたどり着く可能性が高くなります。
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求職申込書の公開希望について
求職申込書は公開希望するべき?
求職申込書は公開を希望することもできますが、非公開も選択ができます。
どちらがいいのか悩むと思いますが、ハローワークを通して求職活動を行いたい場合は公開希望にした方がよいでしょう。
他の方法を使って転職活動をする人や、失業保険を受領する目的だけで求職申込書を提出するのであれば非公開で問題ありません。
求職申込書の希望年収はどうしたらいい?
希望年収は元の仕事場の年収と同額程度にしておくのが無難です。
実際もらっていた金額は世間水準である場合が多く、他の人が希望年収を見て驚くことがないからです。
希望年収なので自分自身が欲しい金額を記載することは可能です。しかし、元の仕事場の年収より2倍や3倍の金額は通常ありえませんので、多くても2割増しや5割増しが一般的でしょう。
あまりにも現実と離れた金額を書くことは避けるようにしましょう。
求職中の公開申込書の記入例
まずは氏名と生年月日、性別、住所と電話番号など基本情報を記入します。
その他に、パートタイムやフルタイム等の雇用体系と希望年収を記載します。
業務経験を記入する欄がありますので、記入例を以下の通りご紹介します。
(例1)
〇〇プロジェクトの担当者として、〇年間プロジェクトの施工管理を行う。部下は〇〇人で〇〇億円の工事を工期内で完了する。
(例2)
営業部門の担当者として〇〇プロジェクトを担当。利益をマイナス◯%から+〇%に。
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求職申込書の鉛筆書きについて
求職申込書は鉛筆で記入しても良いのか?
求職申込書は鉛筆での記入も問題ありません。
鉛筆だと間違えた場合でも簡単に修正することができるので便利です。
鉛筆で記入する場合は、消しゴムも忘れずに持参してください。
求職申込書の記入は鉛筆とボールペンのどちらが良い?
鉛筆とボールペンのどちらが良いかというと、提出した後も他の人が修正できないボールペンがおすすめです。
通常はないとは思いますが、自分自身の記載した内容を勝手に修正されて申込されるのを避けるためです。
求職申込書の内容を変更したい場合は?
求職申込書の内容を変更したい場合はハローワークにて手続きが可能です。
窓口の人に変更したい旨を伝え、求職申込書を改めて受領します。変更したい部分だけを求職申込書に記入し提出すれば修正をしてくれます。
求職申込書にあるハローワークからの連絡について
求職申込書記入欄にあるハローワークからの連絡について
求職申込書記入欄にあるハローワークからの連絡については、緊急時あるいは郵便物を送るための連絡先としての登録になります。
連絡先を記入しても、通常は連絡は来ないので記入しても大丈夫です。
たまに求人票が送られることもあり、担当者によっては記入を促される場合もあります。
求職申込書のハローワークからの連絡は否にしてもいいのか
求人申込書の、ハローワークからの連絡を受け取りたくない場合は否にしても問題ありません。
否にすることで失業保険の手続きが遅れたり、支払いをされないということはないのでご自身の意思で決めてください。
まとめ
求職申込書を提出することは失業保険をもらうための第一ステップです。
記入する部分が結構あり手間に感じるかもしれませんが、今回の記事を参考にしていただき、出来るだけ早く提出をするようにしましょう。
求職申込書はオンラインサービスで仮登録もでき、仮登録を利用すると効率的に求職活動が進むのでおすすめです。
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